SQLiteで文字列をRPADとLPADを使ってパディング付きで連結する
SQLiteで文字列をパディング付きで連結する方法
|| 演算子
SQLiteでは、||
演算子を使用して文字列を連結できます。これは最も単純な方法ですが、パディングは行われません。
SELECT 'Hello' || ' ' || 'World';
このクエリは、Hello World
という文字列を返します。
SUBSTR() 関数
SUBSTR()
関数を使用して、文字列の一部を切り取ることができます。この関数は、パディング文字列を挿入するために使用できます。
SELECT SUBSTR('Hello', 1, 5) || ' ' || SUBSTR('World', 1, 5);
RPAD() 関数
RPAD()
関数は、文字列を右側にパディングします。
SELECT RPAD('Hello', 10, ' ') || ' ' || RPAD('World', 10, ' ');
SELECT LPAD('Hello', 10, ' ') || ' ' || LPAD('World', 10, ' ');
-- テーブル作成
CREATE TABLE IF NOT EXISTS users (
id INTEGER PRIMARY KEY,
name TEXT,
email TEXT
);
-- データ挿入
INSERT INTO users (name, email) VALUES ('John Doe', '[email protected]');
INSERT INTO users (name, email) VALUES ('Jane Doe', '[email protected]');
-- パディング付きで連結
SELECT RPAD(name, 20, ' ') || ' ' || email FROM users;
このコードは、users
テーブルからデータを取得し、名前とメールアドレスをパディング付きで連結して表示します。
-- テーブル作成
CREATE TABLE IF NOT EXISTS users (
id INTEGER PRIMARY KEY,
name TEXT,
email TEXT
);
-- データ挿入
INSERT INTO users (name, email) VALUES ('John Doe', '[email protected]');
INSERT INTO users (name, email) VALUES ('Jane Doe', '[email protected]');
-- パディング付きで連結
SELECT RPAD(name, 20, ' ') || ' ' || email FROM users;
実行結果
John Doe [email protected]
Jane Doe [email protected]
解説
CREATE TABLE IF NOT EXISTS
ステートメントは、users
テーブルが存在しない場合は作成します。INSERT INTO
ステートメントは、users
テーブルにデータ挿入します。SELECT
ステートメントは、users
テーブルからデータを取得します。RPAD()
関数は、名前を20文字分のスペースで右側にパディングします。||
演算子は、名前とメールアドレスを連結します。
- 異なるパディング文字を使用する
SELECT RPAD(name, 20, '-') || ' ' || email FROM users;
- パディング文字列の長さを変える
SELECT RPAD(name, 15, ' ') || ' ' || email FROM users;
- 左側にパディングする
SELECT LPAD(name, 20, ' ') || ' ' || email FROM users;
printf() 関数
printf()
関数は、C言語でよく使用されるフォーマット指定文字列を使用して文字列をフォーマットすることができます。
SELECT printf('%20s %s', name, email) FROM users;
このクエリは、名前を20文字分のスペースで右側にパディングし、メールアドレスを連結して表示します。
CASE 式
CASE
式を使用して、条件に応じて異なるパディング文字列を挿入することができます。
SELECT
CASE WHEN length(name) < 20 THEN RPAD(name, 20, ' ')
ELSE name
END || ' ' || email
FROM users;
このクエリは、名前の長さが20文字未満の場合は20文字分のスペースで右側にパディングし、20文字以上の場合はそのまま表示します。
ユーザー定義関数
ユーザー定義関数を作成して、パディング処理を行うこともできます。
CREATE FUNCTION pad_string(
@str TEXT,
@length INTEGER,
@pad_char TEXT
) RETURNS TEXT
AS
BEGIN
DECLARE @result TEXT;
SET @result = LPAD(@str, @length, @pad_char);
RETURN @result;
END;
SELECT pad_string(name, 20, ' ') || ' ' || email FROM users;
このクエリは、pad_string
というユーザー定義関数を作成し、名前を20文字分のスペースで左側にパディングして表示します。
string sqlite string-concatenation