Heroku Postgres で pg_restore 実行時に "[archiver] unsupported version (1.13) in file header" エラーが発生する原因と解決方法
Heroku Postgres で pg_restore を実行時に "[archiver] unsupported version (1.13) in file header" エラーが発生する原因と解決方法
Heroku Postgres で pg_restore
コマンドを実行時に、以下のエラーが発生する可能性があります。
pg_restore: [archiver] unsupported version (1.13) in file header
このエラーは、pg_restore
コマンドのバージョンが、復元しようとしているデータベースのバージョンと互換性がないことを示しています。
原因
このエラーが発生する主な原因は、以下の2つです。
- pg_restore コマンドのバージョンが古い
Heroku Postgres のデータベースは、常に最新の PostgreSQL バージョンを使用しています。そのため、古いバージョンの pg_restore
コマンドを使用すると、互換性問題が発生する可能性があります。
- 復元しようとしているデータベースのバージョンが古い
Heroku Postgres では、古いバージョンの PostgreSQL データベースを復元することはできません。復元しようとしているデータベースのバージョンが、Heroku Postgres でサポートされているバージョンよりも古い場合は、エラーが発生します。
解決方法
このエラーを解決するには、以下の方法を試してください。
brew install postgresql
Heroku Postgres では、pg_dump
コマンドを使用して、古いバージョンのデータベースを最新バージョンに変換することができます。以下のコマンドを実行して、データベースを最新バージョンに変換できます。
pg_dump -Fc -v 14 my_database > my_database.dump
上記のコマンドは、my_database
という名前のデータベースを、PostgreSQL 14 バージョンに変換します。
上記の方法で解決できない場合は、Heroku サポートに問い合わせてください。
# Heroku Postgres のデータベース情報を取得する
heroku pg:info my_database
# ローカルにデータベースをダンプする
pg_dump -Fc -v 14 my_database > my_database.dump
# Heroku Postgres にデータベースを復元する
pg_restore -d my_database my_database.dump
注意事項
- 復元しようとしているデータベースのバージョンが、Heroku Postgres でサポートされているバージョンよりも古い場合は、エラーが発生します。
- Heroku Postgres のデータベース情報を取得するには、
heroku pg:info
コマンドを使用する必要があります。
Heroku Postgres でデータベースを復元する他の方法
Heroku CLI を使用して、Heroku Postgres のデータベースを復元することができます。以下のコマンドを実行して、データベースを復元できます。
heroku pg:backups:restore DATABASE_NAME BACKUP_ID
上記のコマンドは、DATABASE_NAME
という名前のデータベースを、BACKUP_ID
で指定されたバックアップから復元します。
- Heroku Dashboard にログインします。
- Databases タブを選択します。
- 復元したいデータベースを選択します。
- Restore Backup ボタンをクリックします。
- pgAdmin を起動します。
- Heroku Postgres のデータベースに接続します。
postgresql heroku pg-restore