MySQL/MariaDBへの接続エラー「ERROR 1045: アクセスが拒否されました (パスワード: NO)」の解決策

2024-07-27

エラー 1045: アクセスが拒否されました (パスワード: NO) の原因と解決方法

phpMyAdmin は、MySQL と MariaDB データベースを管理するためのウェブアプリケーションです。インストール後にアクセスしようとすると、「ERROR 1045: アクセスが拒否されました (パスワード: NO)」というエラーメッセージが表示されることがあります。これは、phpMyAdmin がデータベースサーバーへの接続に失敗したことを意味します。

原因

このエラーは、以下のいずれかの原因によって発生する可能性があります。

  • パスワードが間違っている
  • ユーザー名またはデータベース名が間違っている
  • phpMyAdmin の設定ファイルが誤っている
  • MySQL または MariaDB サーバーが起動していない
  • ファイアウォールによって接続がブロックされている

解決方法

以下の手順で問題を解決することができます。

パスワードを確認する

phpMyAdmin の設定ファイル (config.inc.php) で、ユーザー名とパスワードが正しく設定されていることを確認してください。パスワードは、MySQL または MariaDB サーバーのユーザーアカウントのパスワードと一致する必要があります。

ユーザー名とデータベース名を確認する

phpMyAdmin の設定ファイルで、接続しようとしているデータベースのユーザー名とデータベース名が正しく設定されていることを確認してください。

phpMyAdmin の設定ファイルを確認する

phpMyAdmin の設定ファイル (config.inc.php) に誤りがないことを確認してください。特に、以下の項目を確認してください。

  • $cfg['Servers'][$i]['host']: データベースサーバーのホスト名
  • $cfg['Servers'][$i]['database']: 接続するデータベース名

MySQL または MariaDB サーバーを確認する

MySQL または MariaDB サーバーが起動していることを確認してください。サーバーが起動していない場合は、起動してください。

ファイアウォールを確認する

ファイアウォールによって、phpMyAdmin から MySQL または MariaDB サーバーへの接続がブロックされていないことを確認してください。

上記の手順で問題が解決しない場合は、以下の解決策を試してみてください。

  • phpMyAdmin のログファイルを確認して、エラーメッセージがないか確認してください。
  • phpMyAdmin のバージョンが最新であることを確認してください。
  • フォーラムやサポートサイトで、同様の問題について情報を探してみてください。



<?php

/**
 * phpMyAdmin 設定ファイル
 */

// サーバー設定
$cfg['Servers'][$i]['host'] = 'localhost';
$cfg['Servers'][$i]['port'] = '3306';
$cfg['Servers'][$i]['user'] = 'root';
$cfg['Servers'][$i]['password'] = 'password';
$cfg['Servers'][$i]['database'] = 'database_name';

// 認証方式
$cfg['Servers'][$i]['auth_type'] = 'config';

// 言語設定
$cfg['Lang'] = 'ja';

// その他の設定

?>

このコードは、以下の設定を指定しています。

  • データベースサーバーのホスト名: localhost
  • データベースサーバーのポート番号: 3306
  • データベースユーザー名: root
  • データベースユーザーパスワード: password
  • 接続するデータベース名: database_name
  • 認証方式: config
  • 言語: 日本語



mysql コマンドラインツールを使用して、データベースサーバーに接続することができます。以下のコマンドを実行します。

mysql -u root -p password database_name
  • ユーザー名: root
  • パスワード: password

MySQL Workbench を使用する

MySQL Workbench は、MySQL と MariaDB データベースを管理するためのグラフィカルツールです。MySQL Workbench を使用して、データベースサーバーに接続し、データベースを操作することができます。


mysql phpmyadmin mariadb



Liquibase、MySQLイベント通知、バージョン管理... あなたのプロジェクトに最適なDB スキーマ変更追跡ツールは?

データベーススキーマは、時間の経過とともに変更されることがよくあります。新しい機能を追加したり、既存の機能を改善したり、パフォーマンスを向上させたりするために、テーブルの追加、削除、変更が必要になる場合があります。このようなスキーマ変更を追跡することは、データベースの整合性と開発者の生産性を維持するために重要です。...


MySQLの自動データベースダイアグラム生成について

MySQLの自動データベースダイアグラム生成は、MySQLデータベースの構造を視覚的に表現するためのツールや方法です。これにより、データベース設計の理解、分析、修正が容易になります。MySQL Workbench: MySQLの公式GUIツールであり、データベース設計、管理、開発に幅広く利用されます。 データベース逆エンジニアリング機能により、既存のMySQLデータベースから自動的にダイアグラムを生成できます。 関係性、データ型、制約条件などの情報を視覚化します。...


MySQL複数更新解説

MySQLでは、一つのクエリで複数の行を更新することが可能です。これを 複数更新 (Multiple Updates) と呼びます。table_name: 更新したいテーブルの名前です。column1, column2, ...: 更新したい列の名前です。...


MySQLのユーザー名とパスワードの取得方法 (日本語)

MySQLのユーザー名とパスワードは、データベースシステムへのアクセス権限を管理するために使用されます。これらの情報が失われた場合、データベースへのアクセスが不可能になります。一般的な方法:MySQL Workbenchの使用:MySQL Workbenchを起動します。"Admin"メニューから"Manage Connections"を選択します。接続プロファイルを選択し、プロパティをクリックします。"User"タブでユーザー名とパスワードを確認できます。...


データベース管理を賢く!開発、テスト、本番環境に合わせたMySQLとSVNの活用術

開発環境データベーススキーマのバージョン管理: SVNリポジトリにスキーマ定義ファイル(DDL)を格納し、バージョン管理を行います。変更履歴を把握し、必要に応じてロールバックすることができます。ダンプファイルによるデータ管理: 開発中のデータは、定期的にダンプファイルとしてバックアップし、SVNリポジトリとは別に管理します。ダンプファイルを用いることで、データベースの状態を特定の時点に復元することができます。...



SQL SQL SQL SQL Amazon で見る



ストアドプロシージャ、ライブラリ、フレームワーク...MySQLでバイナリデータを扱うためのツール

BINARY:固定長のバイナリデータ型。最大255バイトまで保存できます。BLOB:可変長のバイナリデータ型。最大65, 535バイトから4GBまで保存できます。TEXT:可変長の文字列型。最大65, 535バイトから4GBまで保存できます。バイナリデータだけでなく、文字列も保存できます。


MySQLトリガーでテーブル更新を防止するエラーをスローする方法

MySQLトリガーは、特定のデータベース操作に対して自動的に実行されるコードです。トリガーを使用して、テーブル更新を防止するエラーをスローすることができます。例:以下の例は、usersテーブルのage列が18歳未満の場合に更新を防止するトリガーです。


データ移行ツール、クラウドサービス、オープンソースツールを使って SQL Server 2005 から MySQL へデータを移行する

このチュートリアルでは、SQL Server 2005 から MySQL へデータを移行する方法について 3 つの方法を説明します。方法 1: SQL Server Management Studio を使用方法 2: bcp コマンドを使用


INSERT INTOステートメントのIGNOREオプションでMySQL REPLACE INTOを代替

MySQLのREPLACE INTOコマンドは、SQL Server 2005では完全に同じように実装されていません。しかし、いくつかの代替方法を用いることで、同様の動作を実現することができます。REPLACE INTO とはREPLACE INTOは、INSERT INTOと似ていますが、以下の点が異なります。


データベースのサイズが肥大化しても大丈夫?MySQLのパフォーマンスを最適化するテクニック

MySQLデータベースは、Webアプリケーションや企業システムなど、さまざまな場面で広く利用されています。しかし、データベースのサイズが大きくなるにつれて、パフォーマンスが低下する可能性があります。パフォーマンス低下を引き起こす要因MySQLデータベースのパフォーマンス低下は、以下の要因によって引き起こされます。