PostgreSQL 接続ユーザー確認完全ガイド

2024-04-02

PostgreSQLに接続されているユーザーを確認する方法

pg_stat_activity ビューは、現在接続されているユーザーに関する情報を表示します。このビューには、ユーザー名、接続時間、実行中のクエリなど、さまざまな情報が含まれています。

SELECT * FROM pg_stat_activity;

このコマンドを実行すると、以下のような出力が出力されます。

   datname   |   pid   |   usename   |   application_name   |   client_addr   |   client_port   |   backend_start |   xact_start   |   query   |   state   |   waiting |
-----------+---------+-------------+---------------------+-----------------+-----------------+-----------------+-----------------+-----------+---------+---------+
 postgres    | 12345   | postgres    | psql                 | 127.0.0.1       | 5432           | 2023-11-14 12:34:56 | 2023-11-14 12:34:56 | idle          | active  |         |
 postgres    | 12346   | anotheruser | psql                 | 127.0.0.1       | 5432           | 2023-11-14 12:35:00 | 2023-11-14 12:35:00 | SELECT * FROM users | active  |         |

この出力から、以下の情報を確認できます。

  • datname: 接続しているデータベース名
  • pid: プロセスID
  • usename: ユーザー名
  • application_name: 使用しているアプリケーション名
  • client_addr: 接続しているクライアントのIPアドレス
  • backend_start: バックエンドプロセスが起動した時間
  • xact_start: 現在のトランザクションが開始された時間
  • query: 実行中のクエリ
  • state: ユーザーの状態 (active または idle)
  • waiting: 待機しているかどうか

特定のユーザーのみを表示するには、WHERE 句を使用します。

SELECT * FROM pg_stat_activity WHERE usename = 'postgres';

psql コマンドを使用して、接続されているユーザーの一覧を表示することもできます。

psql -U postgres -d postgres -c "SELECT * FROM pg_stat_activity;"

このコマンドは、pg_stat_activity ビューの内容をすべて表示します。

サーバログを確認する

PostgreSQLサーバログには、接続されたユーザーに関する情報が記録されています。

tail -f /var/log/postgresql/postgresql.log

このコマンドを実行すると、サーバログの最後の部分が表示されます。ログには、ユーザーが接続したときと切断したときのメッセージが含まれます。

pgAdminなどのツールを使用して、接続されているユーザーを確認することもできます。pgAdminは、PostgreSQLデータベースを管理するためのGUIツールです。

pgAdminで接続されているユーザーを確認するには、以下の手順を行います。

  1. pgAdminを起動します。
  2. サーバノードを右クリックして、「接続」を選択します。
  3. 接続したいデータベースを選択します。
  4. 左側のツリービューで、「接続」ノードを展開します。
  5. 接続されているユーザーの一覧が表示されます。

PostgreSQLに接続されているユーザーを確認するには、いくつかの方法があります。どの方法を使用するかは、ニーズと環境によって異なります。




pg_stat_activity ビューを使用する

SELECT * FROM pg_stat_activity;

psql コマンドを使用する

psql -U postgres -d postgres -c "SELECT * FROM pg_stat_activity;"

サーバログを確認する

tail -f /var/log/postgresql/postgresql.log



PostgreSQLに接続されているユーザーを確認するその他の方法

pg_user テーブルには、PostgreSQLデータベースに登録されているユーザーに関する情報が保存されています。

SELECT * FROM pg_user;

このコマンドを実行すると、以下の情報を含む、登録されているすべてのユーザーの一覧が表示されます。

  • passwd: パスワード (暗号化されている)
  • uid: ユーザーID
  • gid: グループID
  • superuser: スーパーユーザーかどうか
  • created: ユーザーが作成された日時
  • modified: ユーザーの情報が最後に変更された日時
  • connectionlimit: 同時に許可される接続数
  • isreplication: レプリケーションユーザーかどうか
SELECT * FROM pg_user WHERE usename = 'postgres';

ps aux コマンドを使用して、PostgreSQLサーバプロセスに関する情報を表示することができます。

ps aux | grep postgres

このコマンドは、PostgreSQLサーバプロセスに関する情報をすべて表示します。出力には、以下の情報が含まれます。

  • USER: プロセスの所有者
  • %CPU: CPU使用率
  • %MEM: メモリ使用率
  • VSZ: 仮想メモリサイズ
  • TTY: 接続されている端末
  • STAT: プロセスの状態
  • START: プロセスが起動した時間
  • TIME: プロセスの実行時間
  • COMMAND: 実行されているコマンド

この出力から、どのユーザーが PostgreSQL サーバプロセスを実行しているかを確認できます。

システム監視ツールを使用する

NagiosやZabbixなどのシステム監視ツールを使用して、PostgreSQLに接続されているユーザーを監視することもできます。これらのツールは、PostgreSQLサーバの状態に関するさまざまな情報を収集し、警告やレポートを提供することができます。


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