DBMS_OUTPUT.PUT_LINEプロシージャを使用してSQL Serverストアドプロシージャの実行結果を出力する方法

2024-05-15

SQL DeveloperでSQL Serverストアドプロシージャを実行する方法

SQL Developerは、Oracleデータベース用の統合開発環境(IDE)ですが、SQL Serverデータベースと連携して、SQL Serverストアドプロシージャを実行することも可能です。ここでは、その方法を2通りご紹介します。

方法1:SQLクエリウィンドウを使用する

  1. 接続の確立:
    • ツールバーにある「接続」アイコンをクリックし、新規接続ダイアログを開きます。
  2. ストアドプロシージャの実行:
    • オブジェクトエクスプローラーで、実行したいストアドプロシージャを含むデータベースとフォルダーを展開します。
    • 対象のストアドプロシージャを右クリックし、「実行」を選択します。
    • 必要に応じて、プロシージャにパラメーター値を入力するダイアログが表示されます。
    • 「実行」ボタンをクリックすると、ストアドプロシージャが実行され、結果セット(如果有的话)が表示されます。

方法2:スクリプトエディタを使用する

  1. スクリプトの作成:
    • ツールバーにある「新規」メニューから「スクリプト」を選択します。
    • 以下の形式でSQL Serverストアドプロシージャを実行するスクリプトを作成します。
BEGIN
  -- ストアドプロシージャの名前とパラメーターを指定
  EXEC [データベース名].[スキーマ名].[ストアドプロシージャ名]([パラメーター1],[パラメーター2],...);
END;
  1. スクリプトの実行:
    • スクリプトエディタで、作成したスクリプトを選択します。
    • ツールバーにある「実行」ボタンをクリックします。

補足事項

  • 上記の手順は、SQL Developer 21.4.1 を使用した場合のものです。バージョンによって画面や操作方法が異なる場合があります。
  • ストアドプロシージャにSELECTステートメントが含まれている場合、結果セットはSQLクエリウィンドウまたはグリッドビューに表示されます。
  • ストアドプロシージャにDMLステートメント(INSERT、UPDATE、DELETEなど)が含まれている場合、実行結果メッセージが表示されます。



SQL Serverストアドプロシージャを実行するサンプルコード

方法1:SQLクエリウィンドウを使用する

-- オブジェクトエクスプローラーで、データベースとフォルダーを展開して、対象のストアドプロシージャを選択します。
-- 右クリックして「実行」を選択します。
-- スクリプトエディタで、以下のスクリプトを作成します。
BEGIN
  -- 対象のデータベース名、スキーマ名、ストアドプロシージャ名、およびパラメーター値を指定します。
  EXEC AdventureWorks.dbo.GetAllCustomers();
END;

-- ツールバーにある「実行」ボタンをクリックして、スクリプトを実行します。
  • 上記の例は、架空のデータベース「AdventureWorks」とストアドプロシージャ「GetAllCustomers」を使用しています。実際の環境に合わせて変更してください。
  • ストアドプロシージャにパラメーターがある場合は、EXEC ステートメントの後にパラメーターとその値をカンマ区切りで指定する必要があります。



SQL DeveloperでSQL Serverストアドプロシージャを実行するその他の方法

方法3:PL/SQLプロシージャを作成する

  1. PL/SQLプロシージャの作成:
CREATE OR REPLACE PROCEDURE EXECUTE_SQL_SERVER_PROC (
  p_server_name IN VARCHAR2,
  p_instance_name IN VARCHAR2,
  p_database_name IN VARCHAR2,
  p_schema_name IN VARCHAR2,
  p_procedure_name IN VARCHAR2,
  p_parameters IN VARCHAR2
)
AS
BEGIN
  -- ADO.NET接続オブジェクトを作成
  v_connection := ADODB.Connection;

  -- 接続文字列を指定
  v_connection.ConnectionString := 'Provider=SQLOLEDB.1;Data Source=' || p_server_name ||
                                  ';Initial Catalog=' || p_database_name ||
                                  ';Integrated Security=SSPI;';

  -- コマンドオブジェクトを作成
  v_command := ADODB.Command;

  -- ストアドプロシージャの名前とパラメーターを指定
  v_command.CommandText := 'EXEC ' || p_schema_name || '.' || p_procedure_name ||
                            '(' || p_parameters || ')';

  -- 接続を開く
  v_connection.Open;

  -- コマンドを実行
  v_command.Active := True;

  -- 結果セットを取得(如果有的话)
  v_resultSet := v_command.Execute;

  -- 結果セットを処理
  DBMS_OUTPUT.PUT_LINE('処理結果:');
  WHILE v_resultSet.EOF <> TRUE LOOP
    DBMS_OUTPUT.PUT_LINE(v_resultSet.GetCol('列名'));
    v_resultSet.MoveNext;
  END LOOP;

  -- 接続を閉じる
  v_connection.Close;
END EXECUTE_SQL_SERVER_PROC;

方法4:DBMS_OUTPUT.PUT_LINEプロシージャを使用する

  1. ストアドプロシージャの実行結果をDBMS_OUTPUT.PUT_LINEプロシージャに出力する
    • 対象のストアドプロシージャのソースコードを修正し、実行結果をDBMS_OUTPUT.PUT_LINEプロシージャに出力するようにします。
-- 例:すべての顧客情報を取得するストアドプロシージャを修正
CREATE OR REPLACE PROCEDURE GetAllCustomers
AS
BEGIN
  -- ... (既存の処理)

  -- 取得した顧客情報をDBMS_OUTPUT.PUT_LINEプロシージャに出力
  FOR customer_id IN LOOP
    SELECT CustomerID, FirstName, LastName, Email
    FROM Customers
    WHERE CustomerID = customer_id;

    DBMS_OUTPUT.PUT_LINE('顧客ID:' || CustomerID);
    DBMS_OUTPUT.PUT_LINE('名:' || FirstName);
    DBMS_OUTPUT.PUT_LINE('姓:' || LastName);
    DBMS_OUTPUT.PUT_LINE('メールアドレス:' || Email);
    DBMS_OUTPUT.PUT_LINE('-------------------------');
  END LOOP;
END GetAllCustomers;
  1. ストアドプロシージャを実行:
    • 方法1または方法2でストアドプロシージャを実行します。
    • ストアドプロシージャの実行結果が、SQLクエリウィンドウまたはスクリプトエディタに出力されます。
  • 方法3は、PL/SQLに詳しくない場合は難易度が高い方法です。
  • 方法4は、ストアドプロシージャのソースコードを直接修正する必要があるため、注意が必要です。

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