T-SQL コマンドを使用して SQL Server データベースのバックアップを古いバージョンで復元する

2024-04-02

SQL Server データベースのバックアップを古いバージョンで復元する方法

バージョン互換性

まず、復元하려는 バックアップファイルと復元先の SQL Server インスタンスのバージョンが互換性を持っていることを確認する必要があります。

互換性マトリックスを参照して、復元したいバックアップファイルのバージョンが復元先のインスタンスでサポートされていることを確認してください。

https://learn.microsoft.com/ja-jp/sql/t-sql/statements/alter-database-transact-sql-compatibility-level?view=sql-server-ver16

例:

SQL Server 2019 のデータベースのバックアップを SQL Server 2017 で復元することはできません。

復元方法

バックアップファイルのバージョンと復元先のインスタンスのバージョンが互換性を持っていることが確認できたら、以下の方法でデータベースを復元することができます。

SQL Server Management Studio (SSMS) を使用する

SSMS を起動し、復元先の SQL Server インスタンスに接続します。
オブジェクトエクスプローラーで、[データベース] フォルダを展開します。
復元したいデータベースを右クリックし、[データベースの復元] を選択します。
[データベースの復元] ダイアログボックスで、[ソース] タブを選択します。
[デバイス] オプションを選択し、バックアップファイル (.bak) を選択します。
[オプション] タブで、復元オプションを指定します。
[OK] をクリックして、復元操作を開始します。

T-SQL コマンドを使用する

RESTORE DATABASE database_name
FROM DATABASE_SNAPSHOT = snapshot_name

database_name: 復元するデータベースの名前
snapshot_name: 復元するデータベーススナップショットの名前

RESTORE DATABASE MyDatabase
FROM DATABASE_SNAPSHOT = MySnapshot

注意点

古いバージョンで復元すると、新しいバージョンで追加された機能やデータ型は使用できなくなる可能性があります。
復元先のインスタンスのサービスパックレベルが、バックアップファイル作成時のサービスパックレベルよりも低い場合、復元操作が失敗する可能性があります。
復元操作は、バックアップファイルのサイズと、復元先のインスタンスのハードウェア構成によって時間がかかる場合があります。

# SSMS を起動して、復元先の SQL Server インスタンスに接続します。

$ssms = New-Object -TypeName SQLServerManagementStudio.Application

# 復元したいデータベースの名前
$databaseName = "MyDatabase"

# バックアップファイルのパス
$backupFilePath = "C:\Temp\MyDatabase.bak"

# 復元オプション
$restoreOptions = New-Object -TypeName Microsoft.SqlServer.Management.Smo.RestoreOptions

# 復元操作を実行します。
$ssms.Databases.RestoreDatabase($databaseName, $backupFilePath, $restoreOptions)

# SSMS を閉じます。
$ssms.Dispose()