PythonでTSVファイルをSQLite3データベースにカンタン取り込み

2024-04-17

SQLite3を使ってTSVファイルをインポートする方法

SQLite3は軽量で使いやすいデータベース管理システムです。一方、TSVファイルは、タブで区切られたテキストファイルで、データを保存するために広く使用されています。このチュートリアルでは、Pythonを使ってSQLite3データベースにTSVファイルをインポートする方法を説明します。

手順

  1. 必要なライブラリのインストール

まず、以下のコマンドを使用して、必要なライブラリをインストールする必要があります。

pip install sqlite3
  1. データベースの作成

次に、以下のコードを使用して、SQLite3データベースを作成します。

import sqlite3

# データベースファイルの名前を指定
db_file = 'my_database.db'

# データベースへの接続
conn = sqlite3.connect(db_file)

# カーソルを取得
cursor = conn.cursor()
  1. TSVファイルの読み込み

以下のコードを使用して、TSVファイルを読み込みます。

# TSVファイルの名前を指定
tsv_file = 'my_data.tsv'

# ファイルを開く
with open(tsv_file, 'r') as f:
    # 各行をループ処理
    for line in f:
        # 行をタブで区切ってリストに変換
        data = line.strip().split('\t')

        # データをデータベースに挿入
        cursor.execute('INSERT INTO my_table VALUES (?, ?, ?)', data)
  1. 変更のコミットとデータベースのクローズ
# 変更をコミット
conn.commit()

# データベースを閉じる
conn.close()

補足

  • 上記のコードは、my_tableという名前のテーブルにデータを挿入することを想定しています。テーブルが存在しない場合は、事前に作成する必要があります。
  • データを挿入する列の名前は、dataリストのインデックスと一致する必要があります。
  • TSVファイルの形式は、上記のコードで想定されている形式と一致する必要があります。タブ文字以外の文字で区切られている場合は、コードを修正する必要があります。

上記以外にも、SQLite3を使ってTSVファイルをインポートする方法はいくつかあります。ご自身のニーズに合った方法を選択してください。




import sqlite3

# データベースファイルの名前を指定
db_file = 'my_database.db'

# データベースへの接続
conn = sqlite3.connect(db_file)

# カーソルを取得
cursor = conn.cursor()

# テーブルを作成
cursor.execute('''
CREATE TABLE IF NOT EXISTS my_table (
    column1 TEXT,
    column2 INTEGER,
    column3 REAL
)
''')

# TSVファイルの名前を指定
tsv_file = 'my_data.tsv'

# ファイルを開く
with open(tsv_file, 'r') as f:
    # 各行をループ処理
    for line in f:
        # 行をタブで区切ってリストに変換
        data = line.strip().split('\t')

        # データをデータベースに挿入
        cursor.execute('INSERT INTO my_table VALUES (?, ?, ?)', data)

# 変更をコミット
conn.commit()

# データベースを閉じる
conn.close()

このコードは、以下のことを行います。

  1. my_database.dbという名前のSQLite3データベースを作成します。
  2. my_tableという名前のテーブルを作成します。このテーブルには、column1というテキスト型の列、column2という整型数の列、column3という実数型の列があります。
  3. my_data.tsvという名前のTSVファイルを開きます。
  4. TSVファイルの各行をループ処理し、各行をタブで区切ってリストに変換します。
  5. リストの要素をデータベースに挿入します。
  • このコードは、あくまでも例です。ご自身のニーズに合わせて変更する必要があります。



SQLite3を使ってTSVファイルをインポートするその他の方法

csvモジュールを使う

Pythonの標準ライブラリには、csvモジュールと呼ばれるものがあります。このモジュールを使用して、CSVファイルとTSVファイルを簡単に読み書きすることができます。

import sqlite3
import csv

# データベースファイルの名前を指定
db_file = 'my_database.db'

# データベースへの接続
conn = sqlite3.connect(db_file)

# カーソルを取得
cursor = conn.cursor()

# テーブルを作成
cursor.execute('''
CREATE TABLE IF NOT EXISTS my_table (
    column1 TEXT,
    column2 INTEGER,
    column3 REAL
)
''')

# TSVファイルの名前を指定
tsv_file = 'my_data.tsv'

# ファイルを開く
with open(tsv_file, 'r') as f:
    # CSVリーダーを作成
    reader = csv.reader(f, delimiter='\t')

    # ヘッダー行を読み飛ばす
    next(reader)

    # データをデータベースに挿入
    for row in reader:
        cursor.execute('INSERT INTO my_table VALUES (?, ?, ?)', row)

# 変更をコミット
conn.commit()

# データベースを閉じる
conn.close()

pandasは、データ分析によく使用されるPythonライブラリです。pandasを使用して、TSVファイルを簡単に読み込み、データベースに挿入することができます。

import sqlite3
import pandas as pd

# データベースファイルの名前を指定
db_file = 'my_database.db'

# データベースへの接続
conn = sqlite3.connect(db_file)

# TSVファイルを読み込む
data = pd.read_csv('my_data.tsv', delimiter='\t')

# データをデータベースに挿入
data.to_sql('my_table', conn, if_exists='append', index=False)

# 変更をコミット
conn.commit()

# データベースを閉じる
conn.close()

SQLクエリを使う

SQLite3は、SQLクエリを使用してデータをインポートすることもできます。この方法は、より高度な方法ですが、柔軟性と制御性に優れています。

CREATE TABLE IF NOT EXISTS my_table (
    column1 TEXT,
    column2 INTEGER,
    column3 REAL
);

.mode csv
.import my_data.tsv my_table
.mode normal

外部ツールを使う

SQLite3以外のツールを使用して、TSVファイルをインポートすることもできます。いくつかの人気のあるツールを以下に紹介します。


sqlite csv import-from-csv


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