コマンドラインツールを使ってSQLiteにCSVファイルをインポートする方法

2024-04-02

SQLite に CSV ファイルをインポートする

このチュートリアルでは、SQLite に CSV ファイルをインポートする方法を、コマンドラインツールと GUI ツールの両方を使用して説明します。

コマンドラインツールを使う

準備

以下のものが必要です。

  • SQLite がインストールされていること
  • インポートしたい CSV ファイル
  • データベースファイル (存在しない場合は作成されます)

手順

  1. ターミナルを開き、SQLite コマンドラインツールを起動します。
sqlite3 database.sqlite
  1. .import コマンドを使って、CSV ファイルをテーブルにインポートします。
.import csv_file.csv table_name

例:

.import data.csv customers

このコマンドは、data.csv ファイルの内容を customers という名前のテーブルにインポートします。

オプション:

  • -c オプション: カラム区切り文字を指定できます。デフォルトはカンマです。
  • -t オプション: テーブル名を指定できます。省略すると、CSV ファイル名から推測されます。
  • -h オプション: ヘルプを表示します。

GUI ツールを使う

SQLite には、DB Browser for SQLite などの多くの GUI ツールがあります。これらのツールは、コマンドラインツールよりも使いやすく、初心者にとっておすすめです。

手順

  1. GUI ツールを開き、データベースファイルを開きます。
  2. ツールバーのインポートボタンをクリックします。
  3. インポートする CSV ファイルを選択します。
  4. オプションで、テーブル名とカラム区切り文字を指定します。

DB Browser for SQLite を使用する場合:

  1. ツールバーの "File" > "Open Database" をクリックし、データベースファイルを開きます。
  2. "Table Name" フィールドに、テーブル名を入力します。
  3. "Delimiter" フィールドで、カラム区切り文字を選択します。
  • 使用している GUI ツールのドキュメントを参照してください。

コマンドラインツールは、より詳細な制御とオプションを提供しますが、GUI ツールは初心者にとってより使いやすく、直感的です。

どちらの方法を選択しても、SQLite は CSV ファイルデータを効率的に保存・管理するための優れたツールです。




コマンドラインツール

sqlite3 database.sqlite

# テーブル作成
CREATE TABLE customers (
  id INTEGER PRIMARY KEY,
  name TEXT,
  email TEXT
);

# CSVファイルインポート
.import data.csv customers -c,

# データ確認
SELECT * FROM customers;

Python

import sqlite3

# 接続
connection = sqlite3.connect("database.sqlite")
cursor = connection.cursor()

# テーブル作成
cursor.execute("""
CREATE TABLE IF NOT EXISTS customers (
  id INTEGER PRIMARY KEY,
  name TEXT,
  email TEXT
);
""")

# CSVファイルインポート
with open("data.csv", "r") as csvfile:
  reader = csv.reader(csvfile, delimiter=",")
  next(reader, None)  # ヘッダー行スキップ
  cursor.executemany("""
    INSERT INTO customers (name, email)
    VALUES (?, ?)
  """, reader)

# データ確認
cursor.execute("SELECT * FROM customers")
for row in cursor.fetchall():
  print(row)

connection.commit()
connection.close()
  • 上記は基本的な例です。必要に応じて、コードを修正してニーズに合わせてください。
  • 詳細については、SQLite のドキュメントやチュートリアルを参照してください。



SQLite に CSV ファイルをインポートする他の方法

スクリプトを使う

Python や Ruby などのスクリプト言語を使って、CSV ファイルを読み込み、SQLite データベースにデータを挿入するプログラムを作成することができます。

Python

import csv
import sqlite3

# 接続
connection = sqlite3.connect("database.sqlite")
cursor = connection.cursor()

# テーブル作成
cursor.execute("""
CREATE TABLE IF NOT EXISTS customers (
  id INTEGER PRIMARY KEY,
  name TEXT,
  email TEXT
);
""")

# CSVファイル読み込み
with open("data.csv", "r") as csvfile:
  reader = csv.reader(csvfile, delimiter=",")
  next(reader, None)  # ヘッダー行スキップ
  for row in reader:
    cursor.execute("""
      INSERT INTO customers (name, email)
      VALUES (?, ?)
    """, row)

# データ確認
cursor.execute("SELECT * FROM customers")
for row in cursor.fetchall():
  print(row)

connection.commit()
connection.close()

Ruby

require 'csv'
require 'sqlite3'

# 接続
db = SQLite3::Database.new("database.sqlite")

# テーブル作成
db.execute("""
CREATE TABLE IF NOT EXISTS customers (
  id INTEGER PRIMARY KEY,
  name TEXT,
  email TEXT
);
""")

# CSVファイル読み込み
CSV.foreach("data.csv", headers: true) do |row|
  db.execute("""
    INSERT INTO customers (name, email)
    VALUES (?, ?)
  """, row["name"], row["email"])
end

# データ確認
db.execute("SELECT * FROM customers") do |row|
  puts row.join(", ")
end

db.close

オンラインツールを使う

https://mygeodata.cloud/converter/csv-to-sqlite などのオンラインツールを使って、CSV ファイルを SQLite データベースにインポートすることができます。

手順:

  1. オンラインツールを開きます。
  2. データベース接続情報を入力します。

データベース管理ツールを使う

https://learn.microsoft.com/en-us/sql/ssms/download-sql-server-management-studio-ssms?view=sql-server-ver16 などのデータベース管理ツールを使って、CSV ファイルを SQLite データベースにインポートすることができます。

  1. データベース管理ツールを開きます。
  2. "インポート" 機能を使って、CSV ファイルをインポートします。

CSV ファイルを SQLite データベースにインポートする方法はいくつかあります。


sqlite


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