pgBackRestを使ってPostgreSQLデータベースを復元する方法
コマンドラインを使用して PostgreSQL バックアップファイルを復元する
必要なもの
- PostgreSQL サーバーがインストールされている
- 復元したい PostgreSQL データベースのバックアップファイル
- コマンドプロンプトまたはターミナル
手順
-
復元するデータベースを停止する
sudo service postgresql stop
-
バックアップファイルの場所へ移動する
cd /path/to/backup/file
-
pg_restore コマンドを使用する
pg_restore -d database_name backup_file.tar.gz
database_name
は復元したいデータベースの名前backup_file.tar.gz
は復元するバックアップファイルの名前
オプション
-
特定のスキーマのみを復元するには、
-n
オプションを使用します。pg_restore -d database_name -n schema_name backup_file.tar.gz
-
pg_restore --help
注意
- バックアップファイルは、PostgreSQL サーバーと同じバージョンで作成されたものである必要があります。
- 復元するデータベースは、バックアップファイル作成時と同じ名前である必要があります。
- 復元処理は、データベースのサイズと複雑さに応じて時間がかかる場合があります。
- コマンドライン操作に慣れていない場合は、pgAdmin などの GUI ツールを使用してバックアップファイルを復元することもできます。
- データベースの復元前に、必ずデータベースのバックアップを取ることを忘れないでください。
補足
- 上記の手順は、単純なバックアップファイルの復元方法を説明しています。
- より複雑な復元作業を行う場合は、PostgreSQL 公式ドキュメントを参照してください。
# PostgreSQL サーバーを停止する
sudo service postgresql stop
# バックアップファイルの場所へ移動する
cd /path/to/backup/file
# pg_restore コマンドを使用する
pg_restore -d database_name backup_file.tar.gz
# データベースを起動する
sudo service postgresql start
特定のスキーマのみを復元する
# PostgreSQL サーバーを停止する
sudo service postgresql stop
# バックアップファイルの場所へ移動する
cd /path/to/backup/file
# 特定のスキーマのみを復元する
pg_restore -d database_name -n schema_name backup_file.tar.gz
# データベースを起動する
sudo service postgresql start
# PostgreSQL サーバーを停止する
sudo service postgresql stop
# バックアップファイルの場所へ移動する
cd /path/to/backup/file
# 特定のテーブルのみを復元する
pg_restore -d database_name -t table_name backup_file.tar.gz
# データベースを起動する
sudo service postgresql start
pg_restore --help
コマンドライン以外で PostgreSQL バックアップファイルを復元する方法
これらのツールは、コマンドラインよりも使いやすく、初心者にもおすすめです。
pgBackRest は、PostgreSQL データベースのバックアップとリストアを簡単に行うためのツールです。
pgBackRest は、コマンドラインツールですが、pgAdmin などの GUI ツールから使用することもできます。
クラウドサービス
Amazon RDS や Google Cloud SQL などのクラウドサービスで PostgreSQL データベースを運用している場合は、サービス提供のバックアップ機能を使用してファイルを復元することができます。
コマンドライン以外にも、PostgreSQL バックアップファイルを復元する方法はいくつかあります。自分に合った方法を選択してください。
database postgresql command-line