PostgreSQL 接続エラー: "could not connect to server" の解決方法

2024-04-02

PostgreSQL接続拒否エラーの解説

ERROR:  could not connect to server: Connection refused
	Is the server running on host "localhost" (127.0.0.1) and accepting
	TCP/IP connections on port 5432?

このエラーが発生する原因はいくつか考えられます。

原因と解決策

ホスト名とポート番号の設定

エラーメッセージにあるように、まず確認すべき点は、接続先のホスト名とポート番号が正しいかどうかです。

  • ホスト名は、PostgreSQLサーバーが稼働しているコンピュータの名前またはIPアドレスです。
  • ポート番号は、PostgreSQLサーバーが接続を受け付けるポート番号です。デフォルトは5432です。

これらの設定は、PostgreSQLクライアントの設定ファイルや接続文字列で指定します。設定値が間違っている場合は、正しい値に修正してください。

PostgreSQLサーバーが起動していない場合も、このエラーが発生します。

# PostgreSQLサーバーの起動
systemctl start postgresql

PostgreSQLサーバーのポートがファイアウォールで許可されていることを確認してください。

ネットワーク接続に問題がある場合も、このエラーが発生します。

ネットワーク接続に問題がないことを確認してください。

PostgreSQLの設定ファイル postgresql.conf に問題がある場合も、このエラーが発生します。

特に、以下の設定項目を確認してください。

  • listen_addresses - 接続を受け付けるIPアドレス
  • port - 接続を受け付けるポート番号
  • max_connections - 最大接続数

これらの設定項目が正しく設定されていない場合は、正しい値に修正してください。

その他

上記の原因以外にも、PostgreSQLサーバーの障害やクライアント側の問題など、さまざまな原因が考えられます。

エラーメッセージをよく確認し、原因を特定してください。

補足

上記の情報に加えて、以下の点にも注意してください。

  • PostgreSQLサーバーのバージョンによって、設定項目やエラーメッセージが異なる場合があります。
  • 接続に使用するクライアントソフトウェアによっても、設定方法やエラーメッセージが異なる場合があります。

問題解決のためのヒント

  • 問題解決のためには、エラーメッセージの内容をよく確認することが重要です。
  • 上記の情報を参考に、原因を特定し、解決策を試してください。
  • 問題解決が難しい場合は、PostgreSQLの専門家に相談することを検討してください。



PostgreSQL接続サンプルコード

import psycopg2

# 接続情報
host = "localhost"
port = 5432
database = "mydb"
user = "postgres"
password = "mypassword"

# 接続
try:
    connection = psycopg2.connect(
        host=host,
        port=port,
        database=database,
        user=user,
        password=password,
    )
except psycopg2.Error as e:
    print("接続に失敗しました:", e)
    exit()

# カーソルの作成
cursor = connection.cursor()

# SQLクエリの実行
cursor.execute("SELECT * FROM mytable")

# 結果の取得
rows = cursor.fetchall()

# 結果の出力
for row in rows:
    print(row)

# クリーンアップ
cursor.close()
connection.close()

このコードを実行するには、以下の環境が必要です。

  • Python 3
  • psycopg2 モジュール

psycopg2 モジュールは、以下のコマンドでインストールできます。

pip install psycopg2

コード中の接続情報は、ご自身の環境に合わせて変更してください。

上記のサンプルコードは、基本的な接続方法のみを説明しています。




PostgreSQL への接続方法

コマンドラインツール psql

PostgreSQL 標準のコマンドラインツールである psql を使用して接続できます。

psql -h ホスト名 -p ポート番号 -d データベース名 -U ユーザー名 -W パスワード

例:

psql -h localhost -p 5432 -d mydb -U postgres -W mypassword

GUI ツール

pgAdmin や DBeaver などの GUI ツールを使用して接続できます。

これらのツールは、接続情報の入力や SQL クエリの実行などを GUI 上で行うことができます。

プログラミング言語

Python や Java などのプログラミング言語を使用して接続できます。

各プログラミング言語には、PostgreSQL への接続するためのライブラリが用意されています。

ウェブブラウザ

pgAdmin などのツールを Web ブラウザ上で使用して接続できます。

この方法は、リモートから PostgreSQL サーバーに接続する場合に便利です。

接続方法の比較

方法メリットデメリット
psqlシンプルで軽量コマンド操作に慣れる必要がある
GUI ツール操作が簡単インストールが必要
プログラミング言語複雑な処理が可能プログラミングスキルが必要
ウェブブラウザリモート接続に便利セキュリティ設定が必要
  • 接続に使用するツールやライブラリによっても、接続方法や設定項目が異なる場合があります。

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