【SQL初心者向け】30日前のデータを簡単に見つける!PostgreSQLで過去データを絞り込む方法

2024-05-18

PostgreSQL で30日以上前のすべてのレコードを取得するSQL

例:

SELECT * FROM your_table
WHERE your_date_column < CURRENT_DATE - INTERVAL '30 days';

説明:

  • your_table: 取得したいレコードが存在するテーブル名に置き換えます。
  • your_date_column: レコードの日付情報が格納されている列名に置き換えます。
  • CURRENT_DATE: 現在の日付を取得します。
  • INTERVAL '30 days': 30日間の差を表します。
  • WHERE 句: レコードの日付が30日以上前の場合のみ、レコードを選択するように条件を指定します。

補足:

  • CURRENT_DATE 関数以外にも、NOW() 関数を使用して現在の日付と時刻を取得することもできます。
  • 30日ではなく、別の期間を取得したい場合は、INTERVAL 'n days' の部分を INTERVAL 'n days' に置き換えてください。
  • 特定の列のみを取得したい場合は、SELECT 句で取得したい列を指定してください。
SELECT id, name, created_at
FROM your_table
WHERE created_at < CURRENT_DATE - INTERVAL '30 days';

このSQLは、your_table テーブルから idnamecreated_at 列の値を取得し、created_at 列の日付が30日以上前のレコードのみを選択します。

注意事項:

  • PostgreSQL のバージョンによって、CURRENT_DATE 関数や INTERVAL 構文の動作が異なる場合があります。詳細は、PostgreSQL の公式ドキュメントを参照してください。
  • データベースのスキーマや列名は、ご自身の環境に合わせて変更してください。



    PostgreSQL で30日以上前のすべてのレコードを取得するサンプルコード

    • 使用している PostgreSQL のバージョン: 14
    • 取得したいレコードが存在するテーブル名: orders
    • レコードの日付情報が格納されている列名: order_date
    SELECT *
    FROM orders
    WHERE order_date < CURRENT_DATE - INTERVAL '30 days';
    

    解説:

    • このコードは、orders テーブルからすべての列を取得します。
    • WHERE 句を使用して、order_date 列の日付が30日以上前のレコードのみを選択するように条件を指定しています。

    実行方法:

    1. PostgreSQL クライアントを開きます。
    2. 上記のコードを貼り付けて実行します。

    実行結果:

    id | customer_id | product_id | quantity | order_date | total_price
    -------+------------+------------+---------+------------+------------
    1 | 1 | 10 | 2 | 2024-04-17 | 20.00
    2 | 2 | 15 | 1 | 2024-04-05 | 15.00
    3 | 3 | 20 | 3 | 2024-03-25 | 60.00
    



          PostgreSQL で30日以上前のすべてのレコードを取得するその他の方法

          PostgreSQL 11以降では、datediff() 関数を使用して、2つの日付間の日数差を計算できます。この関数を使用して、レコードの日付が30日以上前の場合のみレコードを選択する条件を指定できます。

          SELECT *
          FROM orders
          WHERE datediff(day, order_date, CURRENT_DATE) >= 30;
          
          • datediff(day, order_date, CURRENT_DATE): order_date 列の日付と現在の日付との差を日数で計算します。
          • >= 30: 日数差が30日以上の場合のみ、レコードを選択します。

          方法2: サブクエリを使用する

          サブクエリを使用して、30日以上前の日付を取得し、WHERE 句でその日付と比較してレコードを選択することもできます。

          SELECT *
          FROM orders
          WHERE order_date IN (
              SELECT date_column
              FROM your_table
              WHERE date_column < CURRENT_DATE - INTERVAL '30 days'
          );
          
          • サブクエリ: your_table テーブルから date_column 列の値を取得し、30日以上前の日付のみを選択します。
          • IN: orders テーブルの order_date 列の値が、サブクエリで選択された日付と一致する場合のみ、レコードを選択します。

          方法3: CTE (Common Table Expression) を使用する

          CTE を使用して、30日以上前の日付を含む一時的な表を作成し、その表とorders テーブルを結合してレコードを取得することもできます。

          WITH old_dates AS (
              SELECT date_column
              FROM your_table
              WHERE date_column < CURRENT_DATE - INTERVAL '30 days'
          )
          SELECT *
          FROM orders
          JOIN old_dates ON orders.order_date = old_dates.date_column;
          
          • WITH old_dates AS ( ... ): CTE を定義します。この CTE は old_dates という名前で、30日以上前の日付を含む表を作成します。
          • JOIN: orders テーブルと old_dates テーブルを order_date 列で結合します。
          • シンプルでわかりやすい方法: 方法1 (datediff() 関数を使用する) がおすすめです。
          • 古いバージョンの PostgreSQL を使用している場合: 方法2 (サブクエリを使用する) または 方法3 (CTE を使用する) を使用する必要があります。
          • 複雑なクエリの一部として使用する場合: 方法3 (CTE を使用する) が柔軟性と可読性に優れています。

            sql postgresql


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