ブラウザの履歴やスクリーンショットからSQLクエリを復元する方法

2024-04-10

SQL クエリスクリプトの復元方法

SQL Server Management Studio (SSMS) やその他のツールを使用しているときに、誤って SQL クエリスクリプトを保存せずに閉じてしまった場合、復元できる可能性があります。いくつかの方法があり、状況によって最適な方法が異なります。

方法

SSMS のクエリエディタには、最近実行したクエリの履歴が保存されています。以下の手順で、履歴からクエリを復元できます。

SSMS でクエリエディタを開きます。
ツールバーの [履歴] ボタンをクリックします。
復元したいクエリを選択します。

テキストファイルから復元する

SSMS でクエリエディタを開いたときに、自動的にバックアップファイルが作成されます。以下の手順で、バックアップファイルからクエリを復元できます。

[ファイル] メニューから [開く] を選択します。
ファイルの種類を [すべてのファイル] に変更します。
以下のファイル名形式でバックアップファイルを見つけます。

*.ssmssql17

バックアップファイルを開きます。
必要に応じて、クエリを編集します。

データベースから復元する

データベースに保存されているクエリの履歴から復元できる場合があります。以下の手順で、データベースからクエリを復元できます。

SSMS でデータベースに接続します。
以下のクエリを実行します。

SELECT 
    [text]
FROM 
    sys.sql_scripts
WHERE 
    [name] = 'クエリの名前'

結果ペインで、クエリのテキストをコピーします。
新しいクエリエディタウィンドウで、クエリのテキストを貼り付けます。

その他のツールを使用する

上記の方法でうまくいかない場合は、サードパーティ製のツールを使用して復元できる可能性があります。いくつかのツールがありますが、ApexSQL Recover や SQL Data Recovery などが人気です。

注意事項

データベースのバックアップがない場合は、クエリの復元はできません。
サードパーティ製のツールを使用する場合は、信頼できるツールを選択してください。

補足

上記の方法は、SQL Server にのみ適用されます。
PostgreSQL や MySQL などの他のデータベースサーバーを使用している場合は、別の方法でクエリを復元する必要があります。
詳細については、各データベースサーバーのドキュメントを参照してください。

SSMS のクエリエディタ履歴から復元する

-- 履歴から最後のクエリを復元
SELECT TOP 1 
    [text]
FROM 
    sys.dm_exec_query_history
ORDER BY 
    [start_time] DESC

-- 特定のクエリの履歴から復元
SELECT 
    [text]
FROM 
    sys.dm_exec_query_history
WHERE 
    [statement] LIKE '%検索条件%'

テキストファイルから復元する

-- バックアップファイルの場所
DECLARE @backup_file_path NVARCHAR(MAX) = 'C:\Temp\MyQuery.ssmssql17'

-- バックアップファイルからクエリを読み込む
DECLARE @query NVARCHAR(MAX)

SET @query = (SELECT TOP 1 [text] FROM [master].[sys].[backup_files] WHERE [database_name] = 'MyDatabase' AND [type] = 'S' ORDER BY [backup_start_date] DESC)

-- クエリを実行
EXEC sp_executesql @query

データベースから復元する

-- データベースに保存されているクエリの履歴から復元
SELECT 
    [text]
FROM 
    sys.sql_scripts
WHERE 
    [name] = 'クエリの名前'

-- 特定のクエリの履歴から復元
SELECT 
    [text]
FROM 
    sys.sql_scripts
WHERE 
    [text] LIKE '%検索条件%'