エンティティキャッシュでデータベースへのアクセスを減らす:SQLAlchemyのエンティティキャッシュ機能

2024-04-05

SQLAlchemyはキャッシュをサポートしていますか?

クエリキャッシュ

SQLAlchemyは、発行されたSQLクエリとその結果を内部的にキャッシュできます。これは、同じクエリが繰り返し実行される場合に、データベースへのアクセスを減らすのに役立ちます。

エンティティキャッシュ

キャッシュバックエンド

SQLAlchemyは、MemcachedやRedisなどの外部キャッシュバックエンドと統合できます。これにより、データベースへのアクセスをさらに減らすことができます。

CherryPyは、Pythonで記述されたWebフレームワークです。SQLAlchemyとCherryPyを組み合わせることで、Webアプリケーションでキャッシュ機能を簡単に利用できます。

補足:

  • SQLAlchemyのキャッシュ機能は、デフォルトでは無効になっています。有効にするには、QueryオブジェクトまたはSessionオブジェクトのenable_cache()メソッドを使用する必要があります。
  • SQLAlchemyは、さまざまなキャッシュバックエンドをサポートしています。使用するキャッシュバックエンドを選択するには、cache_backendオプションを使用する必要があります。
  • CherryPyは、さまざまなキャッシュミドルウェアをサポートしています。使用するキャッシュミドルウェアを選択するには、cherrypy.configオブジェクトのtools.cache属性を使用する必要があります。
  • SQLAlchemyのキャッシュ機能について他に知りたいことはありますか?
  • CherryPyとSQLAlchemyを組み合わせた具体的な例を知りたいですか?
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SQLAlchemy と CherryPy を使用したキャッシュのサンプルコード

Python モジュールのインポート

import cherrypy
from sqlalchemy import create_engine, Column, Integer, String
from sqlalchemy.orm import sessionmaker
from sqlalchemy.ext.declarative import declarative_base

Base = declarative_base()

class User(Base):
    __tablename__ = 'users'

    id = Column(Integer, primary_key=True)
    name = Column(String)

engine = create_engine('sqlite:///mydb.db')
Session = sessionmaker(bind=engine)

session = Session()

キャッシュミドルウェアの設定

cherrypy.config['tools.cache.on'] = True
cherrypy.config['tools.cache.expire'] = 600  # キャッシュの有効期限 (秒)

キャッシュされたクエリを実行するコントローラー

@cherrypy.expose
def index():
    users = session.query(User).all()

    # キャッシュされたクエリ結果を出力
    return str(users)

アプリケーションの起動

if __name__ == '__main__':
    cherrypy.quickstart(config={
        '/': {
            'tools.cache.key': lambda: 'users',
        }
    })

このコードを実行すると:

  • / エンドポイントにアクセスすると、User テーブルのすべてのデータがキャッシュされ、600 秒間有効になります。
  • 600 秒間経過した後、/ エンドポイントにアクセスすると、データベースから最新のデータが取得され、キャッシュされます。

その他の注意事項:

  • このサンプルコードでは、Memcached などの外部キャッシュバックエンドは使用していません。
  • キャッシュキーは、tools.cache.key オプションを使用して設定できます。



SQLAlchemy でキャッシュを使用するその他の方法

エンティティキャッシュを使用するには:

  • Session オブジェクトの enable_entity_cache() メソッドを使用する必要があります。
  • キャッシュされたエンティティの有効期限を設定するには、cache_expiration_time オプションを使用する必要があります。

:

session = Session()
session.enable_entity_cache()

user = session.query(User).filter(User.id == 1).one()

# キャッシュされたエンティティ
print(user)
  • cache_backend オプションを使用して、使用するキャッシュバックエンドを選択する必要があります。
  • キャッシュバックエンドの接続情報を設定する必要があります。
from sqlalchemy.ext.memcached import MemcachedCache

cache = MemcachedCache()

engine = create_engine('sqlite:///mydb.db', cache_backend=cache)
Session = sessionmaker(bind=engine)

session = Session()

user = session.query(User).filter(User.id == 1).one()

# キャッシュされたエンティティ
print(user)

キャッシュデコレータ

SQLAlchemy には、@cache デコレータが用意されています。このデコレータを使用して、キャッシュする必要がある関数やメソッドを装飾できます。

@cache デコレータを使用するには:

  • デコレータに、キャッシュキーと有効期限を指定する必要があります。
from sqlalchemy.ext.declarative import declarative_base

Base = declarative_base()

class User(Base):
    __tablename__ = 'users'

    id = Column(Integer, primary_key=True)
    name = Column(String)

@cache(key='users', expire=600)
def get_users():
    return session.query(User).all()

users = get_users()

# キャッシュされたユーザー
print(users)

これらの方法は、SQLAlchemy でキャッシュを使用する一般的な方法です。具体的な方法は、アプリケーションの要件によって異なります。

  • 具体的なユースケースについてアドバイスが欲しい場合は、遠慮なくお聞かせください。

caching sqlalchemy cherrypy


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SQLAlchemy キャッシュの概要

SQLAlchemy は、Python でデータベース操作を行うための ORM(Object Relational Mapper)ライブラリです。多くの場合、SQLAlchemy はデータベースからデータを効率的に取得するためにキャッシュを利用します。しかし、更新操作においてキャッシュがどのように動作するのか、そしてキャッシュを無効化する方法について理解することが重要です。