PostgreSQLのポート変更に関するトラブルシューティング

2024-04-05

PostgreSQLのポート変更について

postgresql.confファイルを編集

  1. PostgreSQLを停止します。
  2. テキストエディタで/etc/postgresql/14/main/postgresql.confファイルを開きます。
  3. portという項目を見つけます。デフォルトでは5432になっています。
  4. ポート番号を希望の番号に変更します。
  5. ファイルを保存して閉じます。

PostgreSQLを再起動

コマンド例

sudo service postgresql restart

クライアントの設定変更

PostgreSQLクライアントツール(psqlなど)を使用している場合は、ポート番号の設定を変更する必要があります。

psqlの場合

psql -h localhost -p 5432 -U postgres

上記のコマンド例では、-pオプションでポート番号を指定しています。

ファイアウォールを使用している場合は、新しいポートを開放する必要があります。

iptablesの場合

sudo iptables -A INPUT -p tcp --dport 5432 -j ACCEPT

上記のコマンド例では、-A INPUTオプションでINPUTチェーンにルールを追加し、-p tcp --dport 5432オプションでTCPポート5432を開放しています。

注意事項

  • ポート番号を変更する前に、他のアプリケーションがそのポートを使用していないことを確認してください。
  • ポート番号を変更すると、接続できなくなる可能性がありますので、すべてのクライアントの設定を変更する必要があります。
  • セキュリティ上の理由から、ファイアウォールでポートを開放する場合は、必要最小限の範囲に限定してください。
  • 上記の手順はPostgreSQL 14の場合です。他のバージョンでは手順が異なる場合があります。
  • 不安な場合は、専門家に相談することをお勧めします。



postgresql.confファイル

# ポート番号
port = 5432

psqlコマンド

psql -h localhost -p 5432 -U postgres

iptablesコマンド

sudo iptables -A INPUT -p tcp --dport 5432 -j ACCEPT



PostgreSQLのポート変更のその他の方法

postgresql-conf.shファイルを使用する

/etc/init.d/postgresqlファイルにPGPORTという変数があり、ポート番号を設定することができます。

PGPORT=5432

この方法を使用する場合は、postgresql.confファイルのport設定は無視されます。

systemdを使用している場合は、/etc/systemd/system/postgresql.serviceファイルのPort設定を変更することができます。

[Service]
Port=5432

PostgreSQLを再インストールする際に、ポート番号を指定することができます。

sudo apt install postgresql-14 postgresql-client-14 -y --install-option="--port=5432"

この方法を使用する場合は、既存のデータは保持されます。

注意事項

  • 上記の方法を使用する場合は、それぞれの方法の注意事項を確認してください。

postgresql


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