INFORMATION_SCHEMA.TABLESでレコード数を取得する

2024-04-02

SQL Serverデータベース内の各テーブルのレコード数をリストするクエリ

このチュートリアルでは、SQL Serverデータベース内の各テーブルのレコード数を取得するクエリについて解説します。2つの方法を紹介します。

方法1：sys.tablesとCOUNT_BIG

SELECT
    t.name AS テーブル名,
    COUNT_BIG(*) AS レコード数
FROM
    sys.tables AS t
WHERE
    t.is_ms_shipped = 0
ORDER BY
    レコード数 DESC;

解説

sys.tables は、データベース内のすべてのテーブルに関する情報を格納するシステムテーブルです。
COUNT_BIG(*) は、テーブル内のすべてのレコード数をカウントします。
WHERE 句は、システムテーブル (is_ms_shipped = 0) を除外します。
ORDER BY 句は、レコード数に基づいて結果を降順に並べ替えます。

方法2：sp_spaceused

EXEC sp_spaceused @dbname = N'your_database_name';

sp_spaceused は、データベース内の各テーブルのディスク使用量に関する情報を取得するストアドプロシージャです。
@dbname パラメータは、データベースの名前を指定します。
結果には、各テーブルのレコード数も含まれます。

補足

上記のクエリは、すべてのテーブルのレコード数を取得します。特定のテーブルのみのレコード数を取得したい場合は、WHERE 句でテーブル名を指定します。
より詳細な情報を取得するには、sys.partitions や sys.indexes などの他のシステムテーブルを使用できます。

USE your_database_name;

GO

SELECT
    t.name AS テーブル名,
    COUNT_BIG(*) AS レコード数
FROM
    sys.tables AS t
WHERE
    t.is_ms_shipped = 0
ORDER BY
    レコード数 DESC;

GO

USE your_database_name;

GO

EXEC sp_spaceused @dbname = N'your_database_name';

GO

上記のコードは、your_database_name を実際のデータベース名に置き換えて実行してください。
結果は、テーブル名とレコード数、またはディスク使用量が表示されます。

方法3：sys.partitionsとSUM

SELECT
    t.name AS テーブル名,
    SUM(ps.rows) AS レコード数
FROM
    sys.tables AS t
INNER JOIN
    sys.partitions AS ps ON t.object_id = ps.object_id
WHERE
    t.is_ms_shipped = 0
GROUP BY
    t.name
ORDER BY
    レコード数 DESC;

SUM(ps.rows) は、テーブル内のすべてのパーティションのレコード数を合計します。

方法4：INFORMATION_SCHEMA.TABLES

SELECT
    table_name AS テーブル名,
    table_rows AS レコード数
FROM
    INFORMATION_SCHEMA.TABLES
WHERE
    table_type = 'BASE TABLE'
ORDER BY
    table_rows DESC;