SQLite Android データベースカーソルウィンドウ割り当て 2048 kb 失敗エラーの解決策
SQLite Android データベースカーソルウィンドウ割り当て 2048 kb 失敗エラーの解説
カーソルウィンドウサイズの不足
SQLite では、データベースからデータをクエリすると、その結果を一時的に "カーソルウィンドウ" と呼ばれるメモリ領域に保存します。デフォルトのカーソルウィンドウサイズは 2048 KB です。しかし、クエリ結果のデータ量が 2048 KB を超えると、このエラーが発生します。
メモリ不足
アプリ全体のメモリ使用量が大きすぎる場合、カーソルウィンドウ用に必要なメモリを確保できず、このエラーが発生する可能性があります。
解決策
SQLiteCursor
クラスの setWindowSize()
メソッドを使用して、カーソルウィンドウサイズを増やすことができます。例えば、以下のコードのように、カーソルウィンドウサイズを 4096 KB に設定します。
cursor.setWindowSize(4096);
メモリ使用量の削減
アプリ全体のメモリ使用量を削減するために、以下の対策を検討できます。
- 不要なデータ構造やオブジェクトを解放する
- 画像やその他のメディアファイルを圧縮する
- 低メモリ使用量のライブラリを使用する
その他の対策
-
以下のいずれかの方法で、データベースへのクエリを最適化する
- インデックスを作成する
- 不要な列を SELECT しない
- WHERE 句を使用して結果を絞り込む
public class MainActivity extends AppCompatActivity {
private SQLiteDatabase db;
@Override
protected void onCreate(Bundle savedInstanceState) {
super.onCreate(savedInstanceState);
setContentView(R.layout.activity_main);
// データベースを開く
db = openOrCreateDatabase("my_database", MODE_PRIVATE, null);
// クエリを実行
Cursor cursor = db.rawQuery("SELECT * FROM my_table", null);
// カーソルウィンドウサイズを変更
cursor.setWindowSize(4096);
// データを表示
while (cursor.moveToNext()) {
String name = cursor.getString(cursor.getColumnIndex("name"));
int age = cursor.getInt(cursor.getColumnIndex("age"));
// ここにデータを表示する処理
}
// カーソルを閉じる
cursor.close();
// データベースを閉じる
db.close();
}
}
このコードでは、setWindowSize()
メソッドを使用して、カーソルウィンドウサイズを 4096 KB に設定しています。
- このコードはあくまでもサンプルです。実際のアプリでは、必要に応じて修正してください。
- データベースへのアクセスには、
SQLiteOpenHelper
クラスを使用することをおすすめします。
SQLite Android データベースカーソルウィンドウ割り当て 2048 kb 失敗エラーの解決策
カーソルウィンドウサイズの変更
キャッシュを使用する
クエリ結果をキャッシュすることで、データベースへのアクセス頻度を減らし、メモリ使用量を削減できます。
軽量なデータベースライブラリを使用する
SQLiteOpenHelper
クラスは機能が豊富ですが、メモリ使用量が多くなります。軽量なデータベースライブラリを使用することで、メモリ使用量を削減できます。
データベースを別の場所に保存する
デフォルトでは、SQLite データベースはアプリの内部ストレージに保存されます。データベースを外部ストレージに保存することで、アプリのメモリ使用量を削減できます。
デバイスのメモリを増やす
根本的な解決策として、デバイスのメモリを増やすこともできます。
ログ出力
専門家の意見を求める
上記の方法で解決できない場合は、専門家の意見を求めることを検討してください。
- 具体的な解決策は、アプリの状況によって異なります。
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