Making a column case sensitive in MariaDB
MariaDBで列を大文字小文字に敏感にする方法
方法 1: BINARY 属性を使用する
BINARY
属性は、文字列をバイナリデータとして格納するように指示します。これにより、大文字と小文字が区別されます。
CREATE TABLE my_table (
id INT,
name VARCHAR(255) BINARY
);
COLLATE
属性は、文字列の比較に使用される照合順序を指定します。照合順序には、大文字小文字を区別するものと区別しないものがあります。
CREATE TABLE my_table (
id INT,
name VARCHAR(255) COLLATE utf8mb4_bin
);
CASE
式を使用して、文字列を大文字に変換してから比較することができます。
SELECT *
FROM my_table
WHERE CASE WHEN name = 'John Doe' THEN 1 END;
方法 4: UPPER() 関数を使用する
SELECT *
FROM my_table
WHERE UPPER(name) = 'JOHN DOE';
BINARY
属性は、最も効率的な方法ですが、すべての文字列データ型で使用できるわけではありません。COLLATE
属性は、多くの文字列データ型で使用できますが、BINARY
属性ほど効率的ではありません。CASE
式とUPPER()
関数は、どの文字列データ型でも使用できますが、他の方法よりも処理速度が遅くなります。
注意
- 大文字小文字を区別する列を作成すると、データベースのサイズが大きくなる可能性があります。
- 大文字小文字を区別する列を使用する場合は、インデックスを作成する必要があります。
-- テーブル作成
CREATE TABLE my_table (
id INT,
name VARCHAR(255) BINARY
);
-- データ挿入
INSERT INTO my_table (id, name) VALUES (1, 'John Doe');
INSERT INTO my_table (id, name) VALUES (2, 'Jane Doe');
-- 大文字小文字を区別して検索
SELECT *
FROM my_table
WHERE name = 'John Doe';
-- 大文字小文字を区別せずに検索
SELECT *
FROM my_table
WHERE name = 'JOHN DOE';
-- CASE式を使用して大文字小文字を区別して検索
SELECT *
FROM my_table
WHERE CASE WHEN name = 'John Doe' THEN 1 END;
-- UPPER関数を使用して大文字小文字を区別して検索
SELECT *
FROM my_table
WHERE UPPER(name) = 'JOHN DOE';
その後、name
列を使用して、大文字小文字を区別して検索する方法と、大文字小文字を区別せずに検索する方法を示します。
最後に、CASE
式と UPPER()
関数を使用して、大文字小文字を区別して検索する方法を示します。
MariaDBで列を大文字小文字に敏感にするその他の方法
CHECK
制約を使用して、列の値が特定の条件を満たしていることを確認することができます。
CREATE TABLE my_table (
id INT,
name VARCHAR(255) CHECK (name REGEXP '^([A-Z]+)$')
);
この例では、name
列の値がすべて大文字であることを確認しています。
方法 6: トリガーを使用する
トリガーを使用して、列の値が変更されたときに特定のアクションを実行することができます。
CREATE TRIGGER my_trigger
BEFORE INSERT ON my_table
FOR EACH ROW
SET NEW.name = UPPER(NEW.name);
この例では、name
列の値が挿入される前にすべて大文字に変換しています。
方法 7: ストアドプロシージャを使用する
ストアドプロシージャを使用して、列の値を大文字小文字に変換することができます。
DELIMITER //
CREATE PROCEDURE my_procedure(IN name VARCHAR(255))
BEGIN
SET @new_name = UPPER(name);
-- ...
END //
DELIMITER ;
CALL my_procedure('John Doe');
この例では、name
列の値を受け取り、すべて大文字に変換するストアドプロシージャを作成しています。
- ストアドプロシージャは、より複雑な処理を行う必要がある場合に使用できます。
- 上記の方法を使用する場合は、パフォーマンスに影響を与える可能性があることに注意してください。
- どの方法を使用する前に、データベースのバックアップを取ることをお勧めします。
mariadb