サンプルコードで学ぶAndroidアプリにおけるSQLiteデータベースの降順ソート

AndroidアプリでSQLiteデータベースを降順に並べ替える方法

降順に並べ替えるには、ORDER BY句に列名とDESCキーワードを指定します。例えば、name列を降順に並べ替えるには、次のようにします。

SELECT * FROM users ORDER BY name DESC;

このクエリは、name列の値が大きい順に結果を並べ替えます。

SELECT * FROM users ORDER BY name DESC, age DESC;

このクエリは、まずname列の値が大きい順に結果を並べ替えます。name列の値が同じ場合は、age列の値が大きい順に結果を並べ替えます。

例

次の例は、usersテーブルのデータをname列とage列を降順に並べ替える方法を示しています。

// SQLiteOpenHelperクラスを継承したクラスを作成します。
public class MyDatabaseHelper extends SQLiteOpenHelper {

    public MyDatabaseHelper(Context context) {
        super(context, "database.db", null, 1);
    }

    @Override
    public void onCreate(SQLiteDatabase db) {
        // usersテーブルを作成します。
        db.execSQL("CREATE TABLE users (id INTEGER PRIMARY KEY, name TEXT, age INTEGER);");
    }

    @Override
    public void onUpgrade(SQLiteDatabase db, int oldVersion, int newVersion) {
        // データベースのアップグレード処理を記述します。
    }

}

// アクティビティクラスを作成します。
public class MainActivity extends AppCompatActivity {

    @Override
    protected void onCreate(Bundle savedInstanceState) {
        super.onCreate(savedInstanceState);
        setContentView(R.layout.activity_main);

        // MyDatabaseHelperクラスのインスタンスを作成します。
        MyDatabaseHelper helper = new MyDatabaseHelper(this);

        // SQLiteDatabaseオブジェクトを取得します。
        SQLiteDatabase db = helper.getReadableDatabase();

        // SELECTクエリを実行します。
        Cursor cursor = db.rawQuery("SELECT * FROM users ORDER BY name DESC, age DESC;", null);

        // 結果を処理します。
        while (cursor.moveToNext()) {
            int id = cursor.getInt(cursor.getColumnIndex("id"));
            String name = cursor.getString(cursor.getColumnIndex("name"));
            int age = cursor.getInt(cursor.getColumnIndex("age"));

            // 結果を表示します。
            Log.d("TAG", "id: " + id + ", name: " + name + ", age: " + age);
        }

        // Cursorオブジェクトを閉じる。
        cursor.close();

        // SQLiteDatabaseオブジェクトを閉じる。
        db.close();
    }

}

ORDER BY句を使用することで、AndroidアプリでSQLiteデータベースを降順に並べ替えることができます。

補足

• ORDER BY句は、SELECTクエリの結果をどのように並べ替えるかを指定します。
• 降順に並べ替えるには、ORDER BY句に列名とDESCキーワードを指定します。

// SQLiteOpenHelperクラスを継承したクラスを作成します。
public class MyDatabaseHelper extends SQLiteOpenHelper {

    public MyDatabaseHelper(Context context) {
        super(context, "database.db", null, 1);
    }

    @Override
    public void onCreate(SQLiteDatabase db) {
        // usersテーブルを作成します。
        db.execSQL("CREATE TABLE users (id INTEGER PRIMARY KEY, name TEXT, age INTEGER);");
    }

    @Override
    public void onUpgrade(SQLiteDatabase db, int oldVersion, int newVersion) {
        // データベースのアップグレード処理を記述します。
    }

}

// アクティビティクラスを作成します。
public class MainActivity extends AppCompatActivity {

    @Override
    protected void onCreate(Bundle savedInstanceState) {
        super.onCreate(savedInstanceState);
        setContentView(R.layout.activity_main);

        // MyDatabaseHelperクラスのインスタンスを作成します。
        MyDatabaseHelper helper = new MyDatabaseHelper(this);

        // SQLiteDatabaseオブジェクトを取得します。
        SQLiteDatabase db = helper.getReadableDatabase();

        // SELECTクエリを実行します。
        Cursor cursor = db.rawQuery("SELECT * FROM users ORDER BY name DESC, age DESC;", null);

        // 結果を処理します。
        while (cursor.moveToNext()) {
            int id = cursor.getInt(cursor.getColumnIndex("id"));
            String name = cursor.getString(cursor.getColumnIndex("name"));
            int age = cursor.getInt(cursor.getColumnIndex("age"));

            // 結果を表示します。
            Log.d("TAG", "id: " + id + ", name: " + name + ", age: " + age);
        }

        // Cursorオブジェクトを閉じる。
        cursor.close();

        // SQLiteDatabaseオブジェクトを閉じる。
        db.close();
    }

}

コードの説明

• MyDatabaseHelperクラスは、SQLiteOpenHelperクラスを継承したクラスです。このクラスは、データベースの作成、アップグレード、クエリの実行などの処理を行います。
• MainActivityクラスは、アクティビティクラスです。このクラスは、アプリのユーザーインターフェースとロジックを処理します。
• onCreate()メソッドは、アクティビティが作成されたときに呼び出されます。このメソッドでは、データベースへの接続、クエリの発行、結果の処理などの処理を行います。
• rawQuery()メソッドは、SELECTクエリを実行します。このメソッドは、Cursorオブジェクトを返します。
• Cursorオブジェクトは、クエリの結果を表します。このオブジェクトを使用して、結果のレコードをループ処理できます。
• moveToNext()メソッドは、次のレコードに移動します。
• getColumnIndex()メソッドは、列のインデックスを取得します。
• getInt()メソッドは、列の値を取得します。
• Log.d()メソッドは、ログメッセージを出力します。
• close()メソッドは、Cursorオブジェクトを閉じます。

改善点

このコードは、いくつかの点で改善できます。

• エラー処理を追加する必要があります。
• データベースへの接続をクローズする必要があります。
• ログメッセージの出力方法を改善する必要があります。

このサンプルコードは、AndroidアプリでSQLiteデータベースを降順に並べ替える方法を示しています。このコードを参考に、アプリ開発を進めてください。

AndroidアプリでSQLiteデータベースを降順に並べ替える他の方法

ORDER BY句とCASE式

SELECT * FROM users ORDER BY CASE WHEN age > 18 THEN 1 ELSE 0 END DESC;

このクエリは、age列の値が18より大きい場合は1、それ以外は0を返すCASE式を使用して、結果を降順に並べ替えます。

SUBSTR関数を使用して、降順に並べ替えることができます。

SELECT * FROM users ORDER BY SUBSTR(name, -1) DESC;

SELECT * FROM users ORDER BY name LIKE '%_DESC';

このクエリは、name列の末尾に_DESCという文字列が含まれるレコードを降順に並べ替えます。

補足

• CASE式は、列の値に基づいて異なる値を返すことができます。
• SUBSTR関数は、文字列の一部を抽出することができます。
• LIKE演算子は、文字列のパターンマッチングを行うことができます。