便利なSQLiteブラウザツールと拡張機能でChromeデータベースを簡単操作
ChromeがSQLiteデータベースを保存する場所
データベースの場所
- Windows:
- Mac:
- Linux:
- History: 閲覧履歴を保存するデータベース (
history.db
) - Bookmarks: ブックマークを保存するデータベース (
bookmarks.db
) - Extensions: 拡張機能の設定を保存するデータベース (
extensions.db
) - Web Data: Webサイトデータを保存するデータベース (
webdata.db
)
データベースへのアクセス
これらのデータベースは、SQLiteデータベースブラウザを使用して直接アクセスできます。ただし、データベースの構造を変更したり、データを削除したりする前に、注意が必要です。データベースの破損により、Chromeが正常に動作しなくなる可能性があります。
注意事項
- Chromeのプロファイルディレクトリを変更したり、データベースファイルを直接編集したりすることは、サポートされていません。
- データベースの破損により、Chromeが正常に動作しなくなる可能性があります。
- データベースへのアクセスには、管理者権限が必要になる場合があります。
補足
- Chromeは、SQLite以外にもLevelDBなどのデータベースエンジンを使用しています。
- Chromeの設定で、データベースの保存場所を変更することができます。
- データベースのバックアップと復元は、専用のツールを使用して行うことができます。
サンプルコード:SQLiteデータベースへのアクセス
import sqlite3
# データベースを開く
conn = sqlite3.connect('C:\\Users\\<username>\\AppData\\Local\\Google\\Chrome\\Default\\History\\history.db')
cursor = conn.cursor()
# 閲覧履歴の一部を取得
cursor.execute('SELECT * FROM urls LIMIT 10')
history = cursor.fetchall()
# 結果を表示
for row in history:
print(row[1], row[2])
# データベースを閉じる
conn.close()
- このコードはWindowsでのみ動作します。
- 他のオペレーティングシステムを使用している場合は、データベースのパスを変更する必要があります。
- このコードは、閲覧履歴の一部のみを取得します。すべての履歴を取得するには、
SELECT * FROM urls
クエリを使用します。
SQLite ブラウザツールを使用すると、視覚的にデータベースを閲覧、編集、クエリできます。初心者にとって最も簡単で使いやすい方法です。
Python スクリプトを使用して、データベースにプログラムでアクセスできます。データベースの操作を自動化したい場合に便利です。
必要なもの:
- Python 3
- SQLite3 モジュール
import sqlite3
# データベースを開く
conn = sqlite3.connect('C:\\Users\\<username>\\AppData\\Local\\Google\\Chrome\\Default\\History\\history.db')
cursor = conn.cursor()
# 閲覧履歴の一部を取得
cursor.execute('SELECT * FROM urls LIMIT 10')
history = cursor.fetchall()
# 結果を表示
for row in history:
print(row[1], row[2])
# データベースを閉じる
conn.close()
Chrome 拡張機能を使用して、データベースにアクセスできます。GUI を提供するものや、特定の操作を自動化するものなど、さまざまな拡張機能があります。
- 拡張機能によっては、拡張機能の開発者に個人情報が提供される可能性があります。
- 拡張機能は、Chrome のバージョンアップによって動作しなくなる可能性があります。
database sqlite google-chrome