SQL Server 2005/2008で曜日を取得する:5つの方法

2024-04-02

SQL Server 2005/2008でdatetime型の列から曜日を取得するには、いくつかの方法があります。

  • DATEPART関数
  • CASE式

それぞれの特徴と使い分けについて説明します。

DATEPART関数は、日付/時刻の各部分 (年、月、日、時、分、秒など) を取得するために使用されます。曜日を取得するには、dw パラメータを使用します。

SELECT DATEPART(dw, '2024-03-30') AS 曜日;

この例では、2024-03-30 の曜日が取得されます。結果は 6 で、これは土曜日を表します。

DATETIME_PART関数は、DATEPART関数と同様ですが、より多くのオプションを提供しています。曜日を取得するには、weekday パラメータを使用します。

SELECT DATETIME_PART(weekday, '2024-03-30') AS 曜日;

CASE式は、条件に基づいて異なる値を返すために使用できます。曜日を取得するには、以下の例のように記述します。

SELECT CASE DATEPART(dw, '2024-03-30')
    WHEN 1 THEN '月曜日'
    WHEN 2 THEN '火曜日'
    WHEN 3 THEN '水曜日'
    WHEN 4 THEN '木曜日'
    WHEN 5 THEN '金曜日'
    WHEN 6 THEN '土曜日'
    ELSE '日曜日'
END AS 曜日;

この例では、2024-03-30 の曜日が文字列で取得されます。

  • 簡単な方法で曜日を取得したい場合は、DATEPART関数を使用します。
  • より多くのオプションが必要な場合は、DATETIME_PART関数を使用します。
  • 曜日を文字列で取得したい場合は、CASE式を使用します。
  • DATEPART関数とDATETIME_PART関数は、日付/時刻の他の部分を取得するためにも使用できます。
  • CASE式は、曜日以外にも様々な条件に基づいて値を返すために使用できます。



-- DATEPART関数

SELECT DATEPART(dw, '2024-03-30') AS 曜日;

-- DATETIME_PART関数

SELECT DATETIME_PART(weekday, '2024-03-30') AS 曜日;

-- CASE式

SELECT CASE DATEPART(dw, '2024-03-30')
    WHEN 1 THEN '月曜日'
    WHEN 2 THEN '火曜日'
    WHEN 3 THEN '水曜日'
    WHEN 4 THEN '木曜日'
    WHEN 5 THEN '金曜日'
    WHEN 6 THEN '土曜日'
    ELSE '日曜日'
END AS 曜日;

このコードを実行すると、以下の結果が出力されます。

曜日
-------
6
7
土曜日

実行環境

  • SQL Server 2005/2008

注意事項

  • このコードは、サンプルコードです。実際の環境に合わせて変更する必要があります。
  • DATEPART関数とDATETIME_PART関数は、ロケールによって異なる結果を返す可能性があります。



SQL Server 2005/2008で曜日を取得するその他の方法

DATEDIFF関数と曜日テーブルを使用して、曜日を取得することができます。

手順

  1. 曜日テーブルを作成します。
CREATE TABLE 曜日 (
    曜日_ID INT NOT NULL,
    曜日_名 VARCHAR(10) NOT NULL
);

INSERT INTO 曜日 (曜日_ID, 曜日_名) VALUES (1, '月曜日');
INSERT INTO 曜日 (曜日_ID, 曜日_名) VALUES (2, '火曜日');
INSERT INTO 曜日 (曜日_ID, 曜日_名) VALUES (3, '水曜日');
INSERT INTO 曜日 (曜日_ID, 曜日_名) VALUES (4, '木曜日');
INSERT INTO 曜日 (曜日_ID, 曜日_名) VALUES (5, '金曜日');
INSERT INTO 曜日 (曜日_ID, 曜日_名) VALUES (6, '土曜日');
INSERT INTO 曜日 (曜日_ID, 曜日_名) VALUES (7, '日曜日');

SELECT 曜日_名
FROM 曜日
WHERE 曜日_ID = DATEDIFF(dd, '1900-01-01', '2024-03-30') + 1;

メリット

  • 曜日テーブルを一度作成すれば、様々なクエリで曜日を取得することができます。
  • 曜日テーブルを作成する必要があるため、手間がかかります。

T-SQL スクリプトを使用して、曜日を取得することができます。

DECLARE @dt DATETIME = '2024-03-30';

SELECT CASE DATENAME(dw, @dt)
    WHEN 'Monday' THEN '月曜日'
    WHEN 'Tuesday' THEN '火曜日'
    WHEN 'Wednesday' THEN '水曜日'
    WHEN 'Thursday' THEN '木曜日'
    WHEN 'Friday' THEN '金曜日'
    WHEN 'Saturday' THEN '土曜日'
    ELSE '日曜日'
END AS 曜日;
  • スクリプトの内容を変更する必要がある場合は、T-SQL スクリプトの知識が必要となります。
  • 上記以外にも、曜日を取得する方法はいくつかあります。

sql sql-server datetime


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