SQLiteデータベース接続の定番ツール、Sequel Proの使い方
Sequel Proを使ってSQLiteデータベースに接続する方法
接続手順
- Sequel Proを起動します。
- 左上の接続パネルにある「+」ボタンをクリックします。
- 接続方法を選択します。今回は「標準」を選択します。
- 以下の情報を入力します。
- ホスト: SQLiteデータベースファイルのパスを入力します。例えば、~/database.sqlite の場合は
~/database.sqlite
と入力します。 - ユーザー名: SQLiteデータベースのユーザー名を入力します。デフォルトでは
root
です。 - パスワード: SQLiteデータベースのパスワードを入力します。パスワードを設定していない場合は空欄にします。
- データベース: 接続したいデータベースの名前を入力します。データベースファイル名がそのままデータベース名になります。
- ポート: SQLiteはポート番号を使用しないので、この欄は空欄のままにします。
- ホスト: SQLiteデータベースファイルのパスを入力します。例えば、~/database.sqlite の場合は
- 「接続」ボタンをクリックします。
接続が成功すると、
- 左側のナビゲーションパネルに接続したデータベースが表示されます。
- 中央のテーブルリストパネルに、データベース内のテーブルが表示されます。
- 右側のデータビューアパネルに、選択したテーブルのデータが表示されます。
操作例
- テーブルをダブルクリックすると、そのテーブルの構造が表示されます。
- データを編集するには、データビューアパネルのセルをダブルクリックします。
- 新しいレコードを追加するには、データビューアパネルの下にある「+」ボタンをクリックします。
- レコードを削除するには、データビューアパネルのレコードを選択して、「Delete」キーを押します。
- よく使用する接続情報を保存するには、「お気に入りに追加」ボタンをクリックします。
- 接続設定を変更するには、接続パネルの「編集」ボタンをクリックします。
- 詳細な操作については、Sequel Proの公式ドキュメントを参照してください。
補足
- SQLiteデータベースは、単一のファイルで構成されています。そのため、ホスト名はデータベースファイルのパスと同じになります。
- SQLiteデータベースは、デフォルトで認証が有効になっていません。そのため、ユーザー名とパスワードは空欄のままにして問題ありません。
-- サンプルコードはありません。Sequel Proはグラフィカルツールであり、コードを使用する必要はありません。
ただし、SQLiteデータベースを操作する際に役立つSQLクエリをいくつか紹介します。
**テーブルの作成**
```sql
CREATE TABLE users (
id INTEGER PRIMARY KEY AUTOINCREMENT,
name TEXT NOT NULL,
email TEXT UNIQUE NOT NULL
);
INSERT INTO users (name, email)
VALUES ('John Doe', '[メールアドレスを削除しました]');
データの取得
SELECT * FROM users;
UPDATE users
SET name = 'Jane Doe'
WHERE id = 1;
DELETE FROM users
WHERE id = 1;
これらのクエリは、Sequel ProのSQLエディタで実行することができます。
- SQLite公式サイト: https://www.sqlite.org/
- SQLite入門: https://www.w3schools.blog/sqlite-tutorial
コマンドラインツール
- sqlite3: SQLiteに標準で付属しているコマンドラインツールです。
プログラミング言語
- Python: SQLiteを操作するためのライブラリがいくつかあります。例えば、pysqliteやsqlalchemyなどがあります。
- C#: SQLiteを操作するためのライブラリがいくつかあります。例えば、System.Data.SQLiteやMono.Data.Sqliteなどがあります。
接続方法は、使用するツールによって異なりますが、基本的には以下の情報が必要です。
- データベースファイルのパス
- ユーザー名 (省略可)
- 使用目的
- ユーザーのスキル
- 好みの問題
によって異なります。
Sequel Proは、
- グラフィカルな操作画面で使いやすい
- 豊富な機能を備えている
という利点があります。
一方、
- macOS上でしか動作しない
- 無料版では機能が制限されている
DB Browser for SQLiteは、
- クロスプラットフォーム対応
- 軽量で使いやすい
- 無料で利用できる
- Sequel Proほど機能が豊富ではない
SQLiteStudioは、
- 無料版と有料版がある
- 他の方法よりも処理速度が速い
- スクリプトによる自動化が可能
- コマンド操作に慣れないと使いにくい
- アプリケーション開発に組み込みやすい
- 柔軟性の高い操作が可能
- プログラミングスキルが必要
自分に合った方法を選択して、SQLiteデータベースを操作してください。
sqlite