データベース操作の基礎:MySQLでSELECTステートメントを使用してテーブル名を取得する

2024-04-02

MySQLでSELECTステートメントを使用してテーブル名を取得するには、以下の2つの方法があります。

  1. SHOW TABLES ステートメントを使用する
  2. INFORMATION_SCHEMA.TABLES ビューを使用する

構文:

SHOW TABLES [FROM database_name];

説明:

  • SHOW TABLES ステートメントは、現在のデータベースまたは指定されたデータベースのすべてのテーブル名を表示します。
  • オプションで FROM database_name を指定することで、特定のデータベースのテーブル名のみを表示できます。

例:

# 現在のデータベースのすべてのテーブル名を表示
SHOW TABLES;

# 特定のデータベースのテーブル名を表示
SHOW TABLES FROM test_db;
SELECT table_name
FROM INFORMATION_SCHEMA.TABLES
WHERE table_type = 'BASE TABLE';
  • INFORMATION_SCHEMA.TABLES ビューは、データベース内のすべてのテーブルに関する情報を提供します。
  • table_name 列には、テーブル名が格納されています。
  • BASE TABLE を指定することで、テーブルのみを表示できます。
# 現在のデータベースのすべてのテーブル名を表示
SELECT table_name
FROM INFORMATION_SCHEMA.TABLES
WHERE table_type = 'BASE TABLE';

補足

  • 上記の方法は、MySQL 5.7以降で使用できます。
  • より複雑な条件でテーブル名を取得したい場合は、WHERE句を使用できます。
  • 取得したテーブル名を使用して、別のSELECTステートメントでテーブルのデータを取得できます。



import mysql.connector

# データベースへの接続
connection = mysql.connector.connect(
    host="localhost",
    user="root",
    password="password",
    database="test_db"
)

# カーソルの作成
cursor = connection.cursor()

# SHOW TABLESステートメントの実行
cursor.execute("SHOW TABLES")

# テーブル名の取得
for table_name in cursor:
    print(table_name[0])

# カーソルのクローズ
cursor.close()

# データベース接続のクローズ
connection.close()
import mysql.connector

# データベースへの接続
connection = mysql.connector.connect(
    host="localhost",
    user="root",
    password="password",
    database="test_db"
)

# カーソルの作成
cursor = connection.cursor()

# INFORMATION_SCHEMA.TABLESビューからのテーブル名の取得
cursor.execute("""
SELECT table_name
FROM INFORMATION_SCHEMA.TABLES
WHERE table_type = 'BASE TABLE'
""")

# テーブル名の取得
for table_name in cursor:
    print(table_name[0])

# カーソルのクローズ
cursor.close()

# データベース接続のクローズ
connection.close()

出力例

# 方法1の場合
customers
orders
products

# 方法2の場合
customers
orders
products
  • 上記のコードは、Pythonを使用してMySQLに接続しています。
  • 他のプログラミング言語を使用している場合は、その言語に合わせた接続方法を使用する必要があります。



INFORMATION_SCHEMA.COLUMNS ビューには、データベース内のすべての列に関する情報が格納されています。 TABLE_NAME 列には、列が属するテーブル名が格納されています。

SELECT DISTINCT TABLE_NAME
FROM INFORMATION_SCHEMA.COLUMNS;
SELECT TABLE_NAME
FROM INFORMATION_SCHEMA.VIEWS;

PROCEDURE ANALYSE ステートメントは、ストアドプロシージャに関する情報を表示します。 TABLE_NAME 列には、ストアドプロシージャが使用するテーブル名が格納されています。

PROCEDURE ANALYSE procedure_name;

SHOW PROCEDURE STATUS ステートメントは、ストアドプロシージャに関する情報を表示します。 Db 列には、ストアドプロシージャが使用するデータベース名が格納され、Name 列には、ストアドプロシージャ名が格納されています。

SHOW PROCEDURE STATUS;

mysqlshow コマンドは、データベースに関する情報を表示します。 -T オプションを指定することで、テーブル名のみを表示できます。

mysqlshow -T database_name

注意

上記の方法を使用する場合は、それぞれの方法の制限事項を理解しておく必要があります。


mysql


その他の方法:CAST関数、TIMESTAMP_ADD関数、FROM_UNIXTIME関数、STR_TO_DATE関数

MySQLのDATETIME型には、日付と時間情報が含まれています。しかし、場合によっては、日付情報のみが必要となり、時間要素を取り除きたいことがあります。このチュートリアルでは、さまざまな方法でDATETIME型から時間要素を取り除く方法を解説します。...


外部キー制約の代替方法:UNIQUE制約と参照インデックス、アプリケーションロジック

MySQL でテーブルを設計する際に、データの整合性を保つために制約と呼ばれるルールを設定できます。制約には様々な種類があり、その中でも外部キーは、複数のテーブル間の関連性を定義するために使用されます。制約とは?制約は、テーブルの列に設定できるルールです。 データの入力値や、他のテーブルとの関係性を制限することで、データの整合性を保ちます。...


ORDER BY RAND() だけじゃない!SQLiteでランダムデータ取得の4つの方法

SQLiteの ORDER BY RAND() は、テーブル内のデータをランダムな順序で取得する機能です。これは、プレイリストの曲順をシャッフルしたり、ランダムな商品を表示したりするなど、さまざまな場面で役立ちます。使い方ORDER BY RAND() は非常にシンプルです。SELECT文の ORDER BY 句に記述するだけです。...


【保存版】MySQLの外部キー制約を完全に理解して操作する!\n\n削除、参照、更新の際に役立つヒント集

SET FOREIGN_KEY_CHECKS=0; を使用するこの方法は、一時的にすべての外部キー制約を無効化します。削除操作後に SET FOREIGN_KEY_CHECKS=1; を実行して、外部キー制約を再度有効にする必要があります。...


【データベース初心者必見】MySQL/MariaDBプラグインでできること!仕組みと導入方法をわかりやすく解説

種類プラグインには、主に以下の2種類があります。クライアントプラグイン: クライアントアプリケーションとサーバー間の通信を処理します。パスワード認証、接続管理、暗号化などのタスクに使用されます。サーバープラグイン: サーバー内で実行され、データ操作、監査、レプリケーションなどのタスクを実行します。...


SQL SQL SQL SQL Amazon で見る



SELECT data FROM show tables MySQLクエリでテーブル情報を取得する方法

SHOW TABLES は、MySQLデータベース内のテーブル一覧を取得するコマンドです。このコマンドはテーブル名のみを表示しますが、SELECT 句と組み合わせて、テーブルに関する詳細情報を取得することもできます。この解説で学ぶことSHOW TABLES クエリでテーブル情報を選択する方法