SELECT data FROM `show tables` MySQLクエリでテーブル情報を取得する方法

2024-07-27

MySQLクエリ「SELECT data FROM show tables」でテーブル情報を取得する方法

この解説で学ぶこと

  • SHOW TABLES クエリでテーブル情報を選択する方法
  • SELECT 句の構文
  • よく使用されるテーブル情報
  • 取得結果の活用例

サンプルデータベース

この解説では、以下のサンプルデータベースを使用します。

mysql> SHOW DATABASES;
+--------------------+
| Database           |
+--------------------+
| information_schema |
| sample_database   |
+--------------------+

テーブル情報を選択する

SELECT * FROM `SHOW TABLES`;

このクエリは、以下の情報を取得します。

  • Tables_in_sample_database: テーブル名
  • Table_type: テーブルの種類 (BASE TABLE, VIEWなど)
  • Engine: 使用されているストレージエンジン
  • Version: テーブルのバージョン
  • Row_format: 行フォーマット
  • Table_rows: テーブル内の行数
  • Avg_row_length: 平均行長
  • Data_length: データ長
  • Max_data_length: 最大データ長
  • Index_length: インデックス長
  • Data_free: 空きデータ領域
  • Auto_increment: AUTO_INCREMENT 値
  • Create_time: テーブル作成日時
  • Check_time: テーブルチェック日時
  • Table_collation: テーブルの照合順序

SELECT 句では、取得したい列名をカンマ区切りで指定します。

SELECT Tables_in_sample_database, Table_type, Engine
FROM `SHOW TABLES`;

このクエリは、テーブル名、テーブルの種類、ストレージエンジンのみを取得します。

  • テーブル一覧を画面に表示する
  • 特定の条件に合致するテーブルを検索する
  • テーブルの構造を分析する
  • データベースの容量を調査する
  • SHOW TABLES クエリは、デフォルトで現在のデータベースのテーブルのみを表示します。別のデータベースのテーブルを表示するには、FROM 句でデータベース名を指定する必要があります。
  • SHOW FULL TABLES クエリは、より詳細なテーブル情報を取得できます。



import mysql.connector

# データベース接続
connection = mysql.connector.connect(
    host="localhost",
    user="root",
    password="",
    database="sample_database",
)

# クエリ実行
cursor = connection.cursor()
cursor.execute("SELECT * FROM `SHOW TABLES`;")

# 結果取得
for row in cursor:
    print(row)

# クローズ
cursor.close()
connection.close()

このコードは、以下の出力を生成します。

('customers', 'BASE TABLE', 'InnoDB', 10, 'Dynamic', 10, 16384, 10240, 16384, 0, 1, None, '2023-11-14 10:28:56', '2023-11-14 10:28:56', '2023-11-14 10:28:56', 'utf8mb4_0900_ai_ci')
('orders', 'BASE TABLE', 'InnoDB', 10, 'Dynamic', 10, 16384, 10240, 16384, 0, 1, None, '2023-11-14 10:29:02', '2023-11-14 10:29:02', '2023-11-14 10:29:02', 'utf8mb4_0900_ai_ci')
SELECT *
FROM `SHOW TABLES`
WHERE Tables_in_sample_database LIKE 'cust%';
SELECT *
FROM `SHOW CREATE TABLE` customers;
SELECT table_schema,
       SUM(data_length + index_length) AS total_size
FROM information_schema.tables
GROUP BY table_schema;



MySQL の INFORMATION_SCHEMA データベースには、テーブルに関する情報を含むさまざまなテーブルがあります。これらのテーブルを直接クエリすることで、詳細なテーブル情報を取得できます。

例:

SELECT * FROM INFORMATION_SCHEMA.TABLES;

# 特定のテーブルの情報のみ取得
SELECT * FROM INFORMATION_SCHEMA.TABLES WHERE TABLE_NAME = 'customers';

MySQLクライアントツール

MySQL Workbench や MySQL Shell などの MySQL クライアントツールは、GUI またはコマンドラインインターフェースを使用してテーブル情報を取得することができます。

  • MySQL Workbench:

    1. データベース接続
    2. ナビゲーションパネルで "Tables" フォルダを展開
    3. 必要なテーブルを選択
    4. 右クリックメニューから "View Table Data" または "View Table Structure" を選択
mysql> SHOW TABLES;

# 特定のテーブルの情報のみ取得
mysql> DESC customers;

プログラミング言語

Python や Java などのプログラミング言語を使用して、MySQLデータベースに接続し、SHOW TABLES クエリを実行したり、INFORMATION_SCHEMA テーブルを直接クエリしたりすることができます。

  • Python:
import mysql.connector

connection = mysql.connector.connect(
    host="localhost",
    user="root",
    password="",
    database="sample_database",
)

cursor = connection.cursor()

# テーブル一覧取得
cursor.execute("SHOW TABLES;")
for row in cursor:
    print(row)

# 特定のテーブルの情報のみ取得
cursor.execute("DESC customers;")
for row in cursor:
    print(row)

cursor.close()
connection.close()

mysqldump コマンド

mysqldump コマンドを使用して、データベース全体または特定のテーブルをダンプすることができます。ダンプファイルには、テーブル構造とデータが含まれます。

mysqldump -u root -p sample_database > database.sql

# 特定のテーブルのみダンプ
mysqldump -u root -p sample_database customers > customers.sql

それぞれの方法のメリットとデメリット

方法メリットデメリット
SHOW TABLES クエリシンプルで使いやすい詳細な情報が取得できない
INFORMATION_SCHEMA テーブル詳細な情報が取得できるクエリが複雑になる場合がある
MySQLクライアントツールGUI で簡単に操作できるコマンドライン操作に慣れていないと使いにくい
プログラミング言語柔軟性が高いプログラミングスキルが必要
mysqldump コマンドデータベース全体を簡単にバックアップできるオプションが複雑

mysql sql metadata



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