SQL Server の探求者よ、集まれ! テーブル間の関係を理解してデータベースを究める
SQL Server でデータベース内のすべてのテーブル間の関係を理解する方法
SQL Server Management Studio を使用する
SQL Server Management Studio (SSMS) は、SQL Server とやり取りするためのグラフィカル ツールです。SSMS を使用して、データベース内のすべてのテーブル間の関係を簡単に表示できます。
以下の手順に従ってください。
- SSMS でデータベースに接続します。
- オブジェクト エクスプローラーで、データベースを展開し、テーブルを展開します。
- テーブルを右クリックし、依存関係の表示を選択します。
すると、選択したテーブルが他のテーブルにどのように依存しているかが示されるダイアログが表示されます。このダイアログには、次の情報が表示されます。
- 使用しているテーブル: 選択したテーブルによって使用されているテーブルの一覧
T-SQL クエリを使用する
SELECT
t1.name AS Table1Name,
c1.name AS Column1Name,
t2.name AS Table2Name,
c2.name AS Column2Name
FROM
sys.tables t1
INNER JOIN sys.columns c1 ON t1.object_id = c1.object_id
INNER JOIN sys.foreign_key_columns fk ON c1.object_id = fk.referenced_object_id AND c1.column_id = fk.referenced_column_id
INNER JOIN sys.tables t2 ON fk.parent_object_id = t2.object_id
INNER JOIN sys.columns c2 ON fk.parent_object_id = c2.object_id AND fk.parent_column_id = c2.column_id
ORDER BY
t1.name,
c1.name;
このクエリを実行すると、次のような結果が表示されます。
Table1Name | Column1Name | Table2Name | Column2Name
---------- | ----------- | ---------- | -----------
Customers | CustomerID | Orders | CustomerID
Orders | OrderID | OrderDetails| OrderID
OrderDetails| ProductID | Products | ProductID
上記以外にも、データベース内のすべてのテーブル間の関係を理解する方法があります。
- データ ディクショナリー ツールを使用する: データ ディクショナリー ツールは、データベース内のすべてのオブジェクトに関する情報を提供するツールです。多くのデータ ディクショナリー ツールには、テーブル間の関係を視覚化できる機能が含まれています。
- サードパーティ製のツールを使用する: データベース内のすべてのテーブル間の関係をマッピングおよび分析できるサードパーティ製のツールがいくつかあります。
どの方法を選択するかは、ニーズと好みによって異なります。 SSMS は、テーブル間の関係をすばやく簡単に表示するのに最適な方法です。より詳細な情報が必要な場合は、T-SQL クエリまたはサードパーティ製のツールを使用する必要があります。
- テーブル間の関係を理解することは、データベースを設計および保守する上で重要です。
- 関係を理解することで、データの整合性を保ち、クエリのパフォーマンスを向上させることができます。
- 上記に示した方法は、SQL Server 2008 以降で使用できます。
SELECT
t1.name AS Table1Name,
c1.name AS Column1Name,
t2.name AS Table2Name,
c2.name AS Column2Name
FROM
sys.tables t1
INNER JOIN sys.columns c1 ON t1.object_id = c1.object_id
INNER JOIN sys.foreign_key_columns fk ON c1.object_id = fk.referenced_object_id AND c1.column_id = fk.referenced_column_id
INNER JOIN sys.tables t2 ON fk.parent_object_id = t2.object_id
INNER JOIN sys.columns c2 ON fk.parent_object_id = c2.object_id AND fk.parent_column_id = c2.column_id
ORDER BY
t1.name,
c1.name;
Table1Name | Column1Name | Table2Name | Column2Name
---------- | ----------- | ---------- | -----------
Customers | CustomerID | Orders | CustomerID
Orders | OrderID | OrderDetails| OrderID
OrderDetails| ProductID | Products | ProductID
- SQL Server Management Studio (SSMS) を開きます。
- データベースに接続します。
- 新しいクエリ ウィンドウを開きます。
- 実行 ボタンをクリックします。
- 特定のテーブルのみを表示するには、
WHERE
句を追加します。 - 特定の列のみを表示するには、
SELECT
句を変更します。 - 結果をソートするには、
ORDER BY
句を追加します。
データベース ダイアグラミング ツールは、データベースの構造を視覚化できるツールです。これらのツールを使用して、テーブル間の関係を図表で表示できます。
データベース ダイアグラミング ツールの利点は次のとおりです。
- テーブル間の関係を簡単に理解できる
- データベースのデザインを文書化しやすい
- データベースの変更を追跡しやすい
- Visio
- ERWin Data Modeler
- PowerDesigner
リバース エンジニアリング ツールを使用する
リバース エンジニアリング ツールは、既存のデータベースからスキーマを抽出できるツールです。これらのツールを使用して、テーブル間の関係に関する情報を取得できます。
リバース エンジニアリング ツールの利点は次のとおりです。
- 既存のデータベースの構造を理解しやすい
- データベースのドキュメントを生成しやすい
- データベースを移行しやすい
- SQL Server Data Recovery
- Red Gate Reverse Engineer
- ApexSQL Reflector
ドキュメントを読む
データベースのドキュメントには、テーブル間の関係に関する情報が含まれている場合があります。このドキュメントには、ER 図、物理モデル図、論理モデル図などが含まれている場合があります。
データベースのドキュメントを読む利点は次のとおりです。
- データベースの設計者による意図を理解できる
- データベースの構造を正確に理解できる
- データベースの変更履歴を把握できる
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