【保存版】MariaDBテーブルの照合順序:変更方法とサンプルコード集

2024-06-24

MariaDB テーブルの照合順序を変更する方法

ALTER TABLE ステートメントを使用する

これは、照合順序を変更する最も一般的な方法です。以下の構文を使用します。

ALTER TABLE table_name
  COLLATE character_set_name COLLATE collation_name;

例:

ALTER TABLE my_table
  COLLATE utf8mb4_unicode_ci;

このコマンドは、my_table テーブルのすべてのカラムの照合順序を utf8mb4_unicode_ci に変更します。

CREATE TABLE または ALTER TABLE ステートメントで COLLATE オプションを使用する

テーブルを作成または変更する際に、COLLATE オプションを使用して、各カラムの照合順序を個別に指定することができます。

CREATE TABLE my_table (
  id INT PRIMARY KEY AUTO_INCREMENT,
  name VARCHAR(255) COLLATE utf8mb4_unicode_ci,
  email VARCHAR(255) COLLATE utf8mb4_general_ci
);

このコマンドは、my_table テーブルを作成し、name カラムの照合順序を utf8mb4_unicode_ciemail カラムの照合順序を utf8mb4_general_ci に設定します。

注意事項

  • 照合順序を変更する前に、必ずデータのバックアップを取ってください。
  • 照合順序を変更すると、インデックスやパフォーマンスに影響を与える可能性があります。
  • すべてのカラムで同じ照合順序を使用することをお勧めします。
  • 照合順序を変更する場合は、データベースサーバーがその照合順序をサポートしていることを確認してください。

    補足

    照合順序とは、文字列の比較方法を定義するルールです。照合順序によって、文字列の大小関係、ソート順序などが変わってきます。

    MariaDB には、さまざまな照合順序が用意されています。各照合順序は、異なる言語や文字セットに対応しています。

    適切な照合順序を選択することで、データの検索やソートを効率的に行うことができます。

    MariaDB テーブルの照合順序を変更するには、ALTER TABLE ステートメントまたは CREATE TABLE または ALTER TABLE ステートメントの COLLATE オプションを使用することができます。




    -- テーブル 'my_table' の照合順序を 'utf8mb4_unicode_ci' に変更する
    ALTER TABLE my_table
      COLLATE utf8mb4_unicode_ci;
    
    -- テーブル 'my_table' を作成し、各カラムの照合順序を個別に指定する
    CREATE TABLE my_table (
      id INT PRIMARY KEY AUTO_INCREMENT,
      name VARCHAR(255) COLLATE utf8mb4_unicode_ci,
      email VARCHAR(255) COLLATE utf8mb4_general_ci
    );
    
    -- テーブル 'my_table' の 'name' カラムの照合順序を 'utf8mb4_bin' に変更する
    ALTER TABLE my_table
      MODIFY name VARCHAR(255) COLLATE utf8mb4_bin;
    

    注:

    • 上記のコードは、MariaDB 10.5以降で使用できます。
    • 実際のコードは、使用する MariaDB のバージョンとデータベースの要件に応じて変更する必要があります。
    • 照合順序を変更して、大文字と小文字を区別する:
    ALTER TABLE my_table
      COLLATE utf8mb4_unicode_cs;
    
      ALTER TABLE my_table
        COLLATE utf8mb4_vietnamese_ci;
      



      ALTER TABLE table_name
        COLLATE character_set_name COLLATE collation_name;
      
      ALTER TABLE my_table
        COLLATE utf8mb4_unicode_ci;
      
      CREATE TABLE my_table (
        id INT PRIMARY KEY AUTO_INCREMENT,
        name VARCHAR(255) COLLATE utf8mb4_unicode_ci,
        email VARCHAR(255) COLLATE utf8mb4_general_ci
      );
      

      CONVERT 関数を使用して、既存の列の照合順序を変更することもできます。以下の構文を使用します。

      SELECT CONVERT(column_name, USING character_set_name COLLATE collation_name)
      FROM table_name;
      
      SELECT CONVERT(name, USING utf8mb4 COLLATE utf8mb4_unicode_ci)
      FROM my_table;
      

      このコマンドは、my_table テーブルの name カラムの値を utf8mb4_unicode_ci 照合順序を使用して変換し、結果を新しい列に表示します。既存の列の照合順序を変更するには、この結果を UPDATE ステートメントで使用します。

      mysqldumpmysqlimport コマンドラインツールを使用して、テーブルをダンプし、新しい照合順序でインポートすることもできます。

      mysqldump -u username -p password database_name my_table > my_table.sql
      mysqlimport -u username -p password -C character_set_name=utf8mb4 -c collation_name=utf8mb4_unicode_ci database_name my_table.sql
      

      このコマンドは、my_table テーブルを utf8mb4_unicode_ci 照合順序でダンプし、database_name データベースにインポートします。


        mariadb collation


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