JavaからMariaDBに接続できない?エラー「Access denied for user (using password: NO) on mysql 8.0」の原因と解決方法

2024-04-09

Java、MySQL、MariaDB における "Mariadb connection client: Access denied for user (using password: NO) on mysql 8.0" エラーの解説

このエラーは、Java プログラムから MariaDB 8.0 データベースへの接続に失敗した際に発生します。エラーメッセージは、ユーザー名とパスワードが正しくても、接続が拒否されたことを示しています。

原因

このエラーが発生する主な原因は次のとおりです。

  • ユーザー名またはパスワードの間違い:
    • 大文字と小文字を区別せずに正しく入力されていることを確認してください。
    • 特殊文字を使用している場合は、エスケープ処理されていることを確認してください。
  • 権限の問題:
    • ユーザーにデータベースへのアクセス権限が付与されていない可能性があります。
  • ネットワーク接続の問題:
    • クライアントとサーバーが同じネットワーク上にあることを確認してください。
    • ファイアウォールによって接続が遮断されていないことを確認してください。
  • MariaDB 設定の問題:

解決方法

以下の手順で問題を解決できる可能性があります。

  1. エラーメッセージの詳細を確認する:
    • エラーメッセージには、問題の原因に関する詳細情報が含まれている場合があります。
    • 詳細情報に基づいて、適切な解決策を探してください。

上記の情報で解決できない場合

上記の手順で問題が解決できない場合は、以下の情報も参考にしてください。

  • 使用している Java のバージョン
  • 使用している接続コード
  • 発生しているエラーメッセージの詳細

補足

  • このエラーは、MariaDB だけでなく MySQL でも発生する可能性があります。
  • 問題解決のためには、MariaDB / MySQL に関する知識が必要となる場合があります。



import java.sql.*;

public class MariaDBExample {

  public static void main(String[] args) throws Exception {
    // データベース接続情報
    String url = "jdbc:mariadb://localhost:3306/test";
    String user = "root";
    String password = "password";

    // コネクションの取得
    Connection connection = DriverManager.getConnection(url, user, password);

    // ステートメントの作成
    Statement statement = connection.createStatement();

    // SQLクエリの実行
    ResultSet resultSet = statement.executeQuery("SELECT * FROM users");

    // 結果の処理
    while (resultSet.next()) {
      System.out.println(resultSet.getString("name"));
    }

    // クローズ処理
    resultSet.close();
    statement.close();
    connection.close();
  }
}
  1. import java.sql.*; : JDBC ライブラリのインポート
  2. public class MariaDBExample : サンプルコードのクラス
  3. public static void main(String[] args) throws Exception : エントリーポイント
  4. // データベース接続情報 : データベース接続情報の設定
  5. // コネクションの取得 : DriverManager を使って接続を取得
  6. // ステートメントの作成 : コネクションからステートメントを作成
  7. // SQLクエリの実行 : ステートメントを使って SQL クエリを実行
  8. // 結果の処理 : ResultSet を使って結果を処理
  9. // クローズ処理 : ResultSet、ステートメント、コネクションを順番にクローズ

注意事項

  • このコードはサンプルコードであり、実際の環境に合わせて変更する必要があります。
  • データベース接続情報や SQL クエリは、ご自身の環境に合わせて変更してください。



他の方法

JNDI を使用する方法

メリット

  • コードからデータベース接続情報を分離できる
  • 複数の環境で同じコードを使い回せる
  • JNDI の設定が必要

データベース接続プールを使用すると、接続を再利用することで、パフォーマンスを向上させることができます。

  • パフォーマンスの向上
  • 接続数の削減
  • 設定が必要

Spring Framework を使用すると、データベース接続の設定や管理を簡単にできます。

  • 設定や管理が簡単
  • 依存関係注入 (DI) を使用できる
  • Spring Framework の知識が必要

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