PostgreSQLクエリ結果をCSV形式で出力:psqlコマンドのオプションを使いこなす

2024-05-16

PostgreSQL のクエリ結果を CSV 形式でコマンドラインから出力する方法

COPY コマンドは、PostgreSQL からデータを抽出するための標準的な方法です。CSV 形式で出力するには、以下のようなオプションを指定します。

COPY table_name TO 'file_path' WITH CSV DELIMITER ',';
  • table_name: 出力するテーブル名
  • file_path: 出力する CSV ファイルのパス
  • CSV DELIMITER:CSV ファイルの区切り文字。カンマ (,) 以外にも指定できます。

例:

COPY users TO '/tmp/users.csv' WITH CSV DELIMITER ',';

このコマンドは、users テーブルのすべてのデータをカンマ区切りの CSV ファイル /tmp/users.csv に出力します。

オプション:

  • FORCE QUOTE *: すべての値を二重引用符で囲みます。
  • NULL AS '': NULL 値を空文字 ('') に変換します。
  • HEADER: 最初の行にカラム名を出力します。

詳細は、PostgreSQL のドキュメントを参照してください: https://www.postgresql.org/docs/current/sql-copy.html

psql コマンドの出力オプションを使用すると、クエリ結果を様々な形式で出力できます。CSV 形式で出力するには、以下のようなオプションを指定します。

psql -A -F ',' -c 'SELECT * FROM users' > '/tmp/users.csv'
  • -A: テーブル形式で出力しない
  • -F ',': フィールド区切り文字をカンマ (,) に指定
  • -c 'SELECT * FROM users': 実行する SQL クエリ
psql -A -F ',' -c 'SELECT * FROM users' > '/tmp/users.csv'
  • -h host: ホスト名
  • -U username: ユーザ名
  • -d database: データベース名

TSV 形式で出力する場合は、CSV DELIMITER または -F オプションでタブ (\t) を区切り文字として指定します。

補足

  • 出力する前に、必要な権限を持っていることを確認してください。
  • 上記は基本的な例です。状況に応じてオプションを調整する必要があります。
  • より複雑なフォーマットで出力したい場合は、UNLOAD コマンドを使用することもできます。



PostgreSQLクエリ結果をCSV形式で出力するサンプルコード

COPYコマンドを使用する

-- PostgreSQLにログイン
psql -h localhost -U postgres -d mydb

-- テーブル"users"のすべてのデータをCSVファイル"/tmp/users.csv"に出力
COPY users TO '/tmp/users.csv' WITH CSV DELIMITER ',';

-- ログアウト
\q

このコードは、以下のことを行います。

  1. psqlコマンドを使用して、ホスト名 localhost、ユーザ名 postgres、データベース名 mydb で PostgreSQL にログインします。
  2. \q コマンドを使用して、PostgreSQL からログアウトします。

psqlコマンドの出力オプションを使用する

psql -h localhost -U postgres -d mydb -A -F ',' -c 'SELECT * FROM users' > '/tmp/users.csv'
  1. -A オプションを指定して、テーブル形式で出力を抑制します。
  2. -c 'SELECT * FROM users' オプションを指定して、users テーブルのすべてのデータを選択する SQL クエリを実行します。
  3. > 演算子を使用して、クエリ結果を CSV ファイル /tmp/users.csv に出力します。

この 2 つの例は、PostgreSQL クエリ結果を CSV 形式でコマンドラインから出力する方法を示す基本的な例です。状況に応じて、オプションやクエリを変更する必要があります。

その他の注意事項




関数を使用する

PostgreSQL には、クエリ結果を CSV 形式に変換するいくつかの組み込み関数があります。例えば、以下のような関数があります。

  • csv_export 関数: クエリ結果を CSV 形式の文字列に変換します。

これらの関数は、より複雑なフォーマットの CSV ファイルを生成したり、クエリ結果を他の処理で使用したりする場合に役立ちます。

外部ライブラリを使用する

  • pgcsv: PostgreSQL から CSV 形式のデータを出力するためのライブラリ
  • python-psycopg2: PostgreSQL とやり取りするための Python ライブラリ。CSV 形式へのデータ変換機能を含む

これらのライブラリを使用すると、より柔軟な制御と機能を利用することができます。

GUI ツールを使用する

  • pgAdmin: PostgreSQL を管理するためのグラフィカルツール。クエリ結果を CSV 形式でエクスポートする機能を含む
  • DBeaver: 様々なデータベースを管理するためのグラフィカルツール。PostgreSQL のクエリ結果を CSV 形式でエクスポートする機能を含む
  • Sequel Pro: Mac 用の PostgreSQL クライアント。クエリ結果を CSV 形式でエクスポートする機能を含む

これらのツールを使用すると、コードを記述せずに CSV ファイルを簡単に生成することができます。

最適な方法の選択

使用する方法は、ニーズとスキルレベルによって異なります。

  • シンプルで直感的な方法が必要な場合は、COPY コマンドまたは psql コマンドの出力オプションを使用するのが良いでしょう。
  • より柔軟な制御と機能が必要な場合は、外部ライブラリを使用するのが良いでしょう。
  • コードを記述せずに CSV ファイルを簡単に生成したい場合は、GUI ツールを使用するのが良いでしょう。

postgresql


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