WEEK()関数とYEAR()関数で先週のデータを取得:週単位の抽出

2024-07-27

MySQLで先週のデータを取得するクエリ

先週のデータを取得するには、様々な方法があります。以下、代表的な2つの方法をご紹介します。

方法1: DATE_SUB() 関数を使う

この方法は、現在の日付から7日間引いた日付を基準として、先週のデータを抽出します。

SELECT *
FROM your_table
WHERE date_column BETWEEN DATE_SUB(CURDATE(), INTERVAL 7 DAY) AND CURDATE();

説明:

  • your_table: データを取得したいテーブル名に置き換えます。
  • date_column: 日付情報が格納されている列名に置き換えます。
  • DATE_SUB(CURDATE(), INTERVAL 7 DAY): 現在の日付から7日間引いた日付を取得します。
  • CURDATE(): 現在の日付を取得します。

方法2: WEEK() 関数と YEAR() 関数を使う

この方法は、レコードの週番号と年を基準として、先週のデータを抽出します。

SELECT *
FROM your_table
WHERE WEEK(date_column, YEAR(date_column)) = WEEK(CURDATE(), YEAR(CURDATE())) - 1;
  • WEEK(date_column, YEAR(date_column)): 指定された日付の週番号と年を取得します。
  • WEEK(CURDATE(), YEAR(CURDATE())) - 1: 現在の日付の週番号から1を引いた値を取得します。
  • この条件式は、レコードの週番号と年が現在の日付の週番号と年よりも1つ小さいレコードを選択することを意味します。
  • 上記のクエリはあくまで基本的な例です。必要に応じて、WHERE句に他の条件を追加したり、SELECT句で取得する列を変更したりすることができます。
  • 複数のテーブルからデータを JOIN する場合は、JOIN 条件に also date_column を含める必要があります。
  • より複雑な条件を設定したい場合は、BETWEEN句や WEEK() 関数と YEAR() 関数の組み合わせ以外にも、様々な方法があります。



-- データベース名とテーブル名を置き換えます
USE your_database;
USE your_table;

-- サンプルデータ
INSERT INTO your_table (date_column) VALUES
('2024-04-22'),
('2024-04-23'),
('2024-04-24'),
('2024-04-25'),
('2024-04-26'),
('2024-04-27'),
('2024-04-28'),
('2024-04-29'),
('2024-04-30');

-- 先週のデータを取得
SELECT *
FROM your_table
WHERE date_column BETWEEN DATE_SUB(CURDATE(), INTERVAL 7 DAY) AND CURDATE();
  1. 最初の2行で、データベースとテーブルを選択します。
  2. 3行から9行目で、サンプルデータを your_table テーブルに挿入します。
  3. 11行目以降で、先週のデータを取得するクエリを実行します。
-- データベース名とテーブル名を置き換えます
USE your_database;
USE your_table;

-- サンプルデータ
INSERT INTO your_table (date_column) VALUES
('2024-04-22'),
('2024-04-23'),
('2024-04-24'),
('2024-04-25'),
('2024-04-26'),
('2024-04-27'),
('2024-04-28'),
('2024-04-29'),
('2024-04-30');

-- 先週のデータを取得
SELECT *
FROM your_table
WHERE WEEK(date_column, YEAR(date_column)) = WEEK(CURDATE(), YEAR(CURDATE())) - 1;

注意事項:

  • データベースへの接続方法やクエリの実行方法は、ご自身の開発環境によって異なる場合があります。



方法3: EXTRACT() 関数を使う

この方法は、EXTRACT() 関数を使用して、日付情報から週番号を抽出し、先週のデータを抽出します。

SELECT *
FROM your_table
WHERE EXTRACT(WEEK FROM date_column) = EXTRACT(WEEK FROM CURDATE()) - 1
    AND EXTRACT(YEAR FROM date_column) = EXTRACT(YEAR FROM CURDATE());
  • EXTRACT(WEEK FROM date_column): date_column 列の値から週番号を抽出します。
  • EXTRACT(WEEK FROM CURDATE()) - 1: 現在の日付の週番号から1を引いた値を取得します。
  • EXTRACT(YEAR FROM CURDATE()): 現在の日付の年を抽出します。

方法4: カレンダーテーブルを使う

もし、データベースにカレンダーテーブルを持っている場合は、そのテーブルを利用して先週のデータを取得することができます。

例:

-- カレンダーテーブルを作成
CREATE TABLE calendar (
  date_id INT PRIMARY KEY AUTO_INCREMENT,
  date DATE NOT NULL,
  week_number INT NOT NULL,
  year_number INT NOT NULL
);

-- サンプルデータ
INSERT INTO calendar (date, week_number, year_number) VALUES
('2024-04-21', 17, 2024),
('2024-04-22', 17, 2024),
('2024-04-23', 18, 2024),
('2024-04-24', 18, 2024),
('2024-04-25', 18, 2024),
('2024-04-26', 19, 2024),
('2024-04-27', 19, 2024),
('2024-04-28', 19, 2024),
('2024-04-29', 20, 2024),
('2024-04-30', 20, 2024),
('2024-05-01', 20, 2024);

-- 先週のデータを取得
SELECT t.*
FROM your_table t
INNER JOIN calendar c ON t.date_column = c.date
WHERE c.week_number = c.week_number - 1
    AND c.year_number = c.year_number;
  1. 上記のコードは、calendar という名前のテーブルを作成する例です。このテーブルには、日付、週番号、年を格納する列が含まれています。
  2. 実際のテーブル構造は、ご自身の環境に合わせて適宜変更してください。
  3. 16行目以降のクエリは、your_table テーブルと calendar テーブルを結合し、先週のデータを取得します。

方法5: カスタム関数を使う

複雑な条件で先週のデータを抽出したい場合は、カスタム関数を作成する方法もあります。

CREATE FUNCTION get_last_week_data()
RETURNS TABLE
BEGIN
    DECLARE last_week_start_date DATE;
    DECLARE last_week_end_date DATE;

    -- 先週の開始日と終了日を取得
    SET last_week_start_date = DATE_SUB(CURDATE(), INTERVAL 7 DAY);
    SET last_week_end_date = DATE_SUB(last_week_start_date, INTERVAL 1 DAY);

    -- 先週のデータを取得
    SELECT *
    FROM your_table
    WHERE date_column BETWEEN last_week_start_date AND last_week_end_date;
END;
  1. 上記のコードは、get_last_week_data() という名前の関数を作成する例です。
  2. この関数は、先週の開始日と終了日を取得し、その期間内のデータを your_table テーブルから抽出します。

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