TRY_CONVERT関数で日付文字列をdatetime型と比較する方法

2024-04-05

SQL Serverで日付文字列をdatetime型と比較するには、いくつかの方法があります。最も一般的な方法は、以下の3つです。

  1. CAST関数を使用する

各方法の詳細

CAST関数は、文字列を別のデータ型に変換するために使用されます。日付文字列をdatetime型に変換するには、以下のように記述します。

SELECT *
FROM テーブル名
WHERE 列名 = CAST('日付文字列' AS datetime);

SELECT *
FROM 注文
WHERE 注文日 = CAST('2024-04-05' AS datetime);

このクエリは、注文日が2024年4月5日の注文のみを抽出します。

SELECT *
FROM テーブル名
WHERE 列名 = CONVERT(datetime, '日付文字列');
SELECT *
FROM 顧客
WHERE 生年月日 = CONVERT(datetime, '1980-01-01');

TRY_CONVERT関数は、文字列を別のデータ型に変換しようとします。変換が成功した場合、変換後の値が返されます。変換が失敗した場合、NULLが返されます。

SELECT *
FROM テーブル名
WHERE 列名 = TRY_CONVERT(datetime, '日付文字列');
SELECT *
FROM 商品
WHERE 販売開始日 = TRY_CONVERT(datetime, '2024-04-XX');

このクエリは、販売開始日が2024年4月の日付で登録されている商品のみを抽出します。XXの部分は、01から31までの数字が入ります。

注意点

  • 日付文字列の形式は、変換するdatetime型の形式と一致する必要があります。
  • 日付文字列に無効な値が含まれている場合、エラーが発生します。

上記以外にも、日付文字列をdatetime型と比較する方法はいくつかあります。詳細は、SQL Serverのドキュメントを参照してください。




-- テーブル作成
CREATE TABLE 注文 (
  注文ID int,
  注文日 datetime
);

-- データ挿入
INSERT INTO 注文 (注文日) VALUES ('2024-04-05');
INSERT INTO 注文 (注文日) VALUES ('2024-04-06');

-- 日付文字列と比較
SELECT *
FROM 注文
WHERE 注文日 = CAST('2024-04-05' AS datetime);
-- テーブル作成
CREATE TABLE 顧客 (
  顧客ID int,
  生年月日 datetime
);

-- データ挿入
INSERT INTO 顧客 (生年月日) VALUES ('1980-01-01');
INSERT INTO 顧客 (生年月日) VALUES ('1981-01-01');

-- 日付文字列と比較
SELECT *
FROM 顧客
WHERE 生年月日 = CONVERT(datetime, '1980-01-01');
-- テーブル作成
CREATE TABLE 商品 (
  商品ID int,
  販売開始日 datetime
);

-- データ挿入
INSERT INTO 商品 (販売開始日) VALUES ('2024-04-01');
INSERT INTO 商品 (販売開始日) VALUES ('2024-05-01');

-- 日付文字列と比較
SELECT *
FROM 商品
WHERE 販売開始日 = TRY_CONVERT(datetime, '2024-04-XX');

実行方法

上記




日付文字列をdatetime型と比較する他の方法

DATEADD関数は、指定された日付に日数、月数、年数を加減算するために使用されます。この関数を使用して、日付文字列に日数を加減算することで、datetime型と比較することができます。

SELECT *
FROM 注文
WHERE 注文日 >= DATEADD(dd, -1, CAST('2024-04-05' AS datetime));
SELECT *
FROM 注文
WHERE DATEDIFF(dd, 注文日, GETDATE()) <= 30;

BETWEEN演算子は、指定された値が2つの値の間にあるかどうかを判断するために使用されます。この演算子を使用して、日付文字列を2つのdatetime型の間で比較することができます。

SELECT *
FROM 注文
WHERE 注文日 BETWEEN '2024-04-01' AND '2024-04-30';

CASE式は、条件に応じて異なる値を返すために使用されます。この式を使用して、日付文字列の形式に応じて異なる比較方法を実行することができます。

SELECT *
FROM 注文
WHERE CASE WHEN DATETIME_TRY_CONVERT(注文日) IS NOT NULL THEN DATETIME_TRY_CONVERT(注文日) BETWEEN '2024-04-01' AND '2024-04-30' ELSE 0 END = 1;

このクエリは、注文日が2024年4月1日から4月30日までの注文のみを抽出します。DATETIME_TRY_CONVERT関数を使用して、日付文字列をdatetime型に変換できるかどうかを判断します。変換できない場合は、0を返します。

  • 日付文字列の形式
  • 比較するdatetime型の形式
  • 比較の条件

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