PostgreSQLデータベースの現在の接続数を取得する方法

2024-04-02

PostgreSQLデータベースの現在の接続数を取得するクエリ

pg_stat_database ビューは、PostgreSQLデータベースの統計情報を提供します。このビューを使用して、現在の接続数を取得するには、以下のクエリを実行します。

SELECT numbackends FROM pg_stat_database;

このクエリは、numbackends カラムに現在の接続数が表示されます。

SELECT COUNT(*) FROM pg_stat_activity;

このクエリは、pg_stat_activity ビュー内のすべての行をカウントするため、現在の接続数が表示されます。

補足

  • 上記のクエリは、すべてのデータベース接続数を取得します。特定のデータベースの接続数を取得するには、WHERE 句を使用してデータベース名を指定できます。
  • pg_stat_database ビューと pg_stat_activity ビューは、PostgreSQL 9.0以降で使用できます。

以下の例は、pg_stat_database ビューを使用して、現在の接続数を取得する方法を示しています。

# PostgreSQLデータベースに接続
psql -d postgres

# 現在の接続数を取得
SELECT numbackends FROM pg_stat_database;

# 結果
# --------
# 10

この例では、現在の接続数は10です。

PostgreSQLデータベースの現在の接続数を取得するには、pg_stat_database ビューまたは pg_stat_activity ビューを使用できます。これらのビューは、PostgreSQL 9.0以降で使用できます。




PostgreSQLデータベースの現在の接続数を取得するサンプルコード

import psycopg2

# PostgreSQLデータベースへの接続情報
host = "localhost"
port = 5432
database = "postgres"
user = "postgres"
password = "password"

# PostgreSQLデータベースへの接続
try:
    connection = psycopg2.connect(
        host=host,
        port=port,
        database=database,
        user=user,
        password=password,
    )
except psycopg2.Error as e:
    print(f"接続エラー: {e}")
    exit()

# 現在の接続数を取得
cursor = connection.cursor()
cursor.execute("SELECT numbackends FROM pg_stat_database;")
row = cursor.fetchone()
if row:
    current_connections = row[0]
else:
    current_connections = 0

# 結果の出力
print(f"現在の接続数: {current_connections}")

# PostgreSQLデータベースとの接続を閉じる
cursor.close()
connection.close()

このサンプルコードは、Pythonの psycopg2 ライブラリを使用して、PostgreSQLデータベースに接続し、pg_stat_database ビューから現在の接続数を取得しています。

実行方法

  1. Pythonをインストールする。
  2. psycopg2 ライブラリをインストールする。
pip install psycopg2
  1. サンプルコードを保存する。
python sample_code.py

実行結果

現在の接続数: 10



PostgreSQLデータベースの現在の接続数を取得するその他の方法

pg_top コマンドは、PostgreSQLデータベースの現在の状態を監視するためのコマンドラインツールです。このコマンドを使用して、現在の接続数を取得するには、以下のコマンドを実行します。

pg_top -d postgres

このコマンドを実行すると、PostgreSQLデータベースの現在の状態が表示されます。Connections という項目に現在の接続数が表示されます。

psql -d postgres -c "SELECT COUNT(*) FROM pg_stat_activity;"

SNMPを使用する

SNMP (Simple Network Management Protocol) は、ネットワークデバイスを監視するためのプロトコルです。PostgreSQLデータベースは SNMP エージェントとして動作し、現在の接続数などの情報を提供できます。SNMPを使用して現在の接続数を取得するには、SNMP MIB (Management Information Base) の PgStatActivity.Numbackends というオブジェクトを使用します。

モニタリングツールを使用する

Prometheus や Grafana などのモニタリングツールを使用して、PostgreSQLデータベースの現在の接続数を取得することもできます。これらのツールは、PostgreSQLデータベースから接続数などの情報を収集し、グラフや表形式で表示することができます。

PostgreSQLデータベースの現在の接続数を取得するには、さまざまな方法があります。上記で紹介した方法の中から、自分に合った方法を選択してください。


sql database postgresql


SQLクエリで特定のデータベースのすべてのテーブル名を取得する

INFORMATION_SCHEMA ビューは、データベースに関するメタデータ(テーブル名、列名、データ型など)へのアクセスを提供します。すべてのデータベースで利用可能な標準のビューなので、データベースの種類に関わらず、この方法を使用することができます。...


あなたはどっち派?FULL OUTER JOIN vs. LEFT JOIN/RIGHT JOIN

MySQLでFULL OUTER JOINを行う方法はいくつかあります。FULL JOIN を使用する最も簡単な方法は、FULL JOIN を使用するです。LEFT JOIN と RIGHT JOIN を組み合わせて、FULL OUTER JOIN を実現することもできます。...


【保存版】Hiveでクエリ結果をCSV出力!コマンド・プログラム・HDFS、用途別徹底比較

方法1:Hiveコマンドによる出力hive コマンドを実行し、クエリを記述したファイルまたは直接クエリを指定します。-f オプションで出力ファイルパスを指定します。--hiveconf hive. cli. print. header=true オプションを指定すると、結果の先頭にカラム名を出力します。...


意外と知らない?PostgreSQL「!=」と「<>」演算子の動作とNULL処理の詳細

演算子の動作!=: 多くのプログラミング言語と同様に、!= は "not equal to" を意味します。つまり、左側のオペランドが右側のオペランドと等しくない場合に真を返し、等しい場合は偽を返します。<>: 記号 <> も "not equal to" を意味し、!= と同じように動作します。実際、PostgreSQL内部では != 演算子は構文解析時に <> 演算子に変換されます。...


SQL SQL SQL SQL Amazon で見る



PowerShell スクリプトを使用してオープン/アクティブ接続の総数を特定する方法

このチュートリアルでは、SQL Server 2005でオープン/アクティブ接続の総数を特定する2つの方法を紹介します。方法1:システムビューを使用する次の情報を新しいテーブルに追加します。 名前: OpenActiveConnections


pg_stat_activityビューを使ってPostgreSQLのアクティブな接続を一覧表示する方法

pg_stat_activity ビューは、PostgreSQLデータベース内のすべてのアクティブな接続に関する情報を提供します。このビューを使用するには、以下のコマンドを実行します。このコマンドは、以下の情報を含むテーブルを出力します。pid: クライアントのプロセスID