MySQL Workbenchでデータベースをまるごと操作!バックアップから移行まで網羅
MySQL Workbenchでデータベース全体をスクリプト化する詳細ガイド
手順:
EER図を作成または編集します。
- 既存のER図を開く:ファイルメニューから「開く」を選択し、.mwb形式のER図ファイルを選択します。
- 新しいER図を作成する:左側のツールバーにある「ER図」アイコンをクリックし、キャンバスにエンティティ、関係、属性をドラッグしてドロップします。
**「スクリプト生成設定」**ダイアログウィンドウが表示されます。
- 出力形式:生成するスクリプトの形式を選択します (SQL、DDL、HTMLなど)。
- エンコーディング:スクリプトのエンコーディングを選択します。
- オプション:スキーマ設定、コメント、依存関係など、生成されるスクリプトを制御するためのオプションを設定します。
ヒント:
- 生成されたスクリプトは、データベースのバックアップとして使用できます。
- スクリプトをバージョン管理システムに追加して、変更を追跡することができます。
注意事項:
- スクリプトを生成する前に、データベースをバックアップすることをお勧めします。
- 生成されたスクリプトは、レビューしてから実行してください。
- スクリプトに誤りがあると、データベースが破損する可能性があります。
-- データベースの作成
CREATE DATABASE my_database;
-- 使用するデータベースの選択
USE my_database;
-- テーブルの作成
CREATE TABLE customers (
customer_id INT PRIMARY KEY AUTO_INCREMENT,
first_name VARCHAR(50) NOT NULL,
last_name VARCHAR(50) NOT NULL,
email VARCHAR(100) UNIQUE NOT NULL,
created_at DATETIME NOT NULL DEFAULT CURRENT_TIMESTAMP
);
CREATE TABLE orders (
order_id INT PRIMARY KEY AUTO_INCREMENT,
customer_id INT NOT NULL,
order_date DATETIME NOT NULL DEFAULT CURRENT_TIMESTAMP,
total_amount DECIMAL(10,2) NOT NULL,
FOREIGN KEY (customer_id) REFERENCES customers(customer_id)
);
CREATE TABLE order_items (
order_item_id INT PRIMARY KEY AUTO_INCREMENT,
order_id INT NOT NULL,
product_id INT NOT NULL,
quantity INT NOT NULL,
unit_price DECIMAL(10,2) NOT NULL,
FOREIGN KEY (order_id) REFERENCES orders(order_id),
FOREIGN KEY (product_id) REFERENCES products(product_id)
);
-- テーブルにデータの挿入
INSERT INTO customers (first_name, last_name, email) VALUES
('John', 'Doe', '[email protected]'),
('Jane', 'Smith', '[email protected]'),
('Peter', 'Jones', '[email protected]');
INSERT INTO orders (customer_id, order_date, total_amount) VALUES
(1, '2023-10-05', 150.00),
(2, '2023-11-12', 225.75),
(3, '2023-12-24', 65.99);
INSERT INTO order_items (order_id, product_id, quantity, unit_price) VALUES
(1, 1, 2, 50.00),
(1, 2, 1, 75.00),
(2, 1, 3, 50.00),
(2, 3, 2, 37.75),
(3, 2, 1, 65.99);
このスクリプトは、次のことを行います。
my_database
という名前の新しいデータベースを作成します。customers
、orders
、order_items
という3つのテーブルを作成します。customers
テーブルに顧客データのサンプルを挿入します。
このスクリプトをMySQL Workbenchで実行するには、以下の手順を行います。
- **「出力形式」を「SQL」**に設定します。
mysqldumpは、MySQLデータベースをダンプし、SQLスクリプトファイルとして復元できるコマンドラインツールです。これは、データベースのバックアップと復元、または異なる環境へのデータベースの移行に役立ちます。
mysqldump -u username -p password database_name > database.sql
このコマンドは、username
とpassword
で認証されたdatabase_name
データベースをダンプし、database.sql
という名前のSQLスクリプトファイルに保存します。
スクリプトを復元するには、次のコマンドを使用します。
mysql -u username -p password database_name < database.sql
PHPMyAdminを使用する
PHPMyAdminは、Webブラウザ上でMySQLデータベースを管理できるオープンソースのツールです。データベース全体をスクリプト化するには、エクスポート機能を使用します。
- PHPMyAdminにログインします。
- エクスポートしたいデータベースを選択します。
- 「出力形式」として「SQL」を選択します。
- 「オプション」タブで必要なオプションを設定します。
スクリプト生成ツールを使用する
データベース全体をスクリプト化するのに役立つサードパーティ製ツールがいくつかあります。これらのツールは、GUIインターフェースを提供し、追加機能を提供する場合があります。
手動でスクリプトを作成する
熟練したMySQLユーザーであれば、SQLクエリを使用してデータベース全体をスクリプト化することもできます。これは、複雑なカスタマイズが必要な場合や、特定のニーズに合わせたスクリプトが必要な場合に役立ちます。
最適な方法の選択
使用する方法は、ニーズとスキルレベルによって異なります。
- シンプルで使いやすい:MySQL WorkbenchまたはPHPMyAdminを使用するのがおすすめです。
- より多くの制御が必要:mysqldumpコマンドラインツールを使用するか、スクリプト生成ツールを使用します。
- 完全な制御が必要:手動でスクリプトを作成します。
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