初心者でも安心!MySQLで現在時刻に2時間加算する3つのステップ

2024-04-02

MySQLで現在時刻に2時間追加する方法

INTERVALキーワードを使う

構文:

SELECT NOW() + INTERVAL 2 HOUR;

解説:

  • NOW() は現在時刻を取得する関数です。
  • INTERVAL 2 HOUR は 2 時間を表す式です。
  • + 演算子は、現在時刻に 2 時間を加算します。

例:

mysql> SELECT NOW() + INTERVAL 2 HOUR;
+---------------------+
| NOW() + INTERVAL 2 HOUR |
+---------------------+
| 2024-03-31 18:32:00 |
+---------------------+

DATE_ADD関数を使う

SELECT DATE_ADD(NOW(), INTERVAL 2 HOUR);
  • DATE_ADD() は、日付や時刻に加算減算を行う関数です。
  • 第1引数には、加算減算の対象となる日付や時刻を指定します。
mysql> SELECT DATE_ADD(NOW(), INTERVAL 2 HOUR);
+---------------------+
| DATE_ADD(NOW(), INTERVAL 2 HOUR) |
+---------------------+
| 2024-03-31 18:32:00 |
+---------------------+

TIMESTAMP_ADD関数を使う

SELECT TIMESTAMP_ADD(NOW(), INTERVAL 2 HOUR);
  • TIMESTAMP_ADD() は、TIMESTAMP 型の日付や時刻に加算減算を行う関数です。
  • DATE_ADD() と同様に、第1引数には加算減算の対象となる日付や時刻を、第2引数には加算減算する値と単位を指定します。
mysql> SELECT TIMESTAMP_ADD(NOW(), INTERVAL 2 HOUR);
+---------------------+
| TIMESTAMP_ADD(NOW(), INTERVAL 2 HOUR) |
+---------------------+
| 2024-03-31 18:32:00 |
+---------------------+

時刻型カラムに直接加算する

UPDATE テーブル名
SET 時刻型カラム = 時刻型カラム + INTERVAL 2 HOUR
WHERE 条件;
  • UPDATE ステートメントを使用して、時刻型カラムに直接 2 時間を加算します。
  • WHERE 句を使用して、更新対象となるレコードを指定できます。
mysql> UPDATE 顧客
SET 生年月日 = 生年月日 + INTERVAL 2 HOUR
WHERE 顧客ID = 1;

補足:

  • 上記の方法は、いずれも現在時刻に 2 時間を加算するものです。
  • 他の時間帯に 2 時間を加算したい場合は、TIME_ZONE 関数などを組み合わせて使用します。



-- 現在時刻に 2 時間を加算する

-- NOW() 関数を使用
SELECT NOW() + INTERVAL 2 HOUR;

-- DATE_ADD() 関数を使用
SELECT DATE_ADD(NOW(), INTERVAL 2 HOUR);

-- TIMESTAMP_ADD() 関数を使用
SELECT TIMESTAMP_ADD(NOW(), INTERVAL 2 HOUR);

-- 時刻型カラムに直接 2 時間を加算する

-- UPDATE テーブル名
-- SET 時刻型カラム = 時刻型カラム + INTERVAL 2 HOUR
-- WHERE 条件;

-- 例
UPDATE 顧客
SET 生年月日 = 生年月日 + INTERVAL 2 HOUR
WHERE 顧客ID = 1;

上記はあくまでサンプルコードです。必要に応じて変更してください。




時刻文字列を直接操作する

-- 現在時刻を取得
SET @now = NOW();

-- 時刻文字列を操作
SET @new_time = CONCAT(SUBSTRING(@now, 1, 10), ' ', SUBSTRING(@now, 12, 2) + 2, ':00');

-- 結果を出力
SELECT @new_time;
  • NOW() 関数を使用して現在時刻を取得します。
  • SUBSTRING() 関数を使用して、現在時刻の文字列を分割します。
  • CONCAT() 関数を使用して、分割した文字列を結合し、2時間加算した新しい時刻文字列を作成します。
  • SELECT ステートメントを使用して、新しい時刻文字列を出力します。

注意点:

  • この方法は、時刻文字列を直接操作するため、誤った操作を行うと意図しない結果になる可能性があります。
  • 時刻フォーマットによっては、上記の方法でうまく動作しない場合があります。

ストアドプロシージャを使用して、現在時刻に2時間加算する処理をカプセル化することもできます。 以下は、その例です。

DELIMITER //

CREATE PROCEDURE add_2_hours(IN current_time DATETIME, OUT new_time DATETIME)
BEGIN
  SET new_time = current_time + INTERVAL 2 HOUR;
END //

DELIMITER ;

CALL add_2_hours(NOW(), @new_time);

SELECT @new_time;
  • CREATE PROCEDURE ステートメントを使用して、ストアドプロシージャを作成します。
  • ストアドプロシージャは、現在時刻と新しい時刻を受け取る引数を持っています。
  • ストアドプロシージャは、INTERVAL キーワードを使用して現在時刻に2時間加算します。
  • ストアドプロシージャを使用するには、MySQL の権限設定が必要です。
  • ストアドプロシージャは、複雑な処理を行う場合に有効ですが、単純な処理の場合は必要ありません。

MySQLで現在時刻に2時間加算するには、いくつかの方法があります。 それぞれの方法にはメリットとデメリットがあり、状況に応じて適切な方法を選択する必要があります。


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