初心者でも分かる!SQL Server 2005で一意制約を作成する方法

2024-04-04

SQL Server 2005で一意制約を作成するには、2つの方法があります。

  1. Transact-SQL (T-SQL) を使用する
  2. SQL Server Management Studio (SSMS) を使用する

T-SQL を使用する

ALTER TABLE テーブル名 ADD CONSTRAINT 制約名 UNIQUE (列名);

例:

ALTER TABLE 顧客 ADD CONSTRAINT 顧客ID_UNIQUE UNIQUE (顧客ID);
  1. SSMS でデータベースに接続します。
  2. 制約を作成するテーブルをツリービューで展開します。
  3. テーブル名を右クリックし、「デザインビュー」を選択します。
  4. デザインビューで、「列」グリッドを選択します。
  5. 一意制約を作成する列の「Is Unique」プロパティを「はい」に設定します。
  6. ツールバーの「保存」ボタンをクリックします。

一意制約の詳細

  • 一意制約は、テーブル内の特定の列の値が重複することを防ぎます。
  • 一意制約は、主キーと似ていますが、主キーはNULL値を許容しない一方、一意制約はNULL値を許容します。
  • 一意制約は、テーブルのデータの整合性を保つために使用されます。

補足

  • 上記の例では、一意制約の名前は「顧客ID_UNIQUE」ですが、これは任意の名前です。
  • 一意制約は、複数の列に適用することもできます。
  • SQL Server 2005 以外にも、多くのデータベース管理システムで一意制約を作成することができます。
  • 一意制約の作成方法は、データベース管理システムによって異なる場合があります。



-- 顧客テーブルを作成

CREATE TABLE 顧客 (
  顧客ID INT NOT NULL PRIMARY KEY,
  氏名 VARCHAR(50) NOT NULL,
  年齢 INT NOT NULL
);

-- 顧客ID列に一意制約を追加

ALTER TABLE 顧客 ADD CONSTRAINT 顧客ID_UNIQUE UNIQUE (顧客ID);

-- 顧客データを追加

INSERT INTO 顧客 (顧客ID, 氏名, 年齢) VALUES (1, '山田太郎', 20);
INSERT INTO 顧客 (顧客ID, 氏名, 年齢) VALUES (2, '佐藤花子', 30);

-- 顧客IDが重複したデータを追加しようとする

INSERT INTO 顧客 (顧客ID, 氏名, 年齢) VALUES (1, '田中一郎', 40);

-- エラーが発生する

-- エラーメッセージ:
-- 違反: PRIMARY KEY または UNIQUE 制約 '顧客ID_UNIQUE' の重複キー。
  1. ツリービューで「顧客」テーブルを展開します。
  2. 「顧客」テーブルにデータを追加します。
  3. 顧客IDが重複したデータを追加しようとします。
  4. エラーメッセージが表示されます。
  • 上記のサンプルコードは、SQL Server 2005 で動作します。
  • 他バージョンの SQL Server を使用している場合は、構文が異なる場合があります。



SQL Server 2005で一意制約を作成するその他の方法

ALTER TABLE テーブル名 ADD CONSTRAINT 制約名 CHECK (列名 IS UNIQUE);
ALTER TABLE 顧客 ADD CONSTRAINT 顧客ID_UNIQUE CHECK (顧客ID IS UNIQUE);

UNIQUE インデックスを作成する

CREATE UNIQUE INDEX インデックス名 ON テーブル名 (列名);
CREATE UNIQUE INDEX 顧客ID_UNIQUE ON 顧客 (顧客ID);

メリットとデメリット

方法メリットデメリット
T-SQL を使用する簡単エラーメッセージが分かりにくい
SSMS を使用する直感的GUI 操作に慣れていないと時間がかかる
CHECK 制約を使用するエラーメッセージが分かりやすい制約違反時の処理が複雑になる
UNIQUE インデックスを作成するパフォーマンスが向上するインデックスの管理が必要になる

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