ALTER TABLEコマンドを超えた! PostgreSQLでNULL値を許さない列の作り方
PostgreSQLデータベースでNULLを許可しない列を追加する方法
PostgreSQLデータベースで、既存のテーブルにNULL値を許可しない列を追加するには、ALTER TABLE
コマンドを使用します。このコマンドには、列のデータ型、デフォルト値、およびNULL許容性などを指定できます。
手順
- 対象となるテーブルに接続します。
- 以下のコマンドを実行します。
ALTER TABLE テーブル名 ADD COLUMN 列名 データ型 [DEFAULT デフォルト値] NOT NULL;
例
users
テーブルにage
という列を追加し、NULL値を許可しない場合:
ALTER TABLE users ADD COLUMN age integer NOT NULL;
補足
- PostgreSQL 11以降では、
ALTER TABLE
コマンドにSET DEFAULT
オプションを使用して、既存の列にデフォルト値を設定することができます。 - NULL値を許可しない列に追加しようとする値がNULLの場合、エラーが発生します。
- 上記の例は基本的なものです。必要に応じて、さまざまなオプションを追加することができます。
- コマンドを実行する前に、必ずバックアップを取るようにしてください。
注意
- この情報は参考用です。ご自身の責任で利用してください。
- 問題が発生した場合は、専門家に相談してください。
改善点
- 日本語で分かりやすく解説するように努めました。
- 手順を簡潔にまとめました。
- 詳細情報へのリンクを追加しました。
-- 1. PostgreSQLデータベースに接続
psql -d postgres
-- 2. ALTER TABLEコマンドを実行
ALTER TABLE users ADD COLUMN age integer NOT NULL;
-- 3. 結果を確認
SELECT * FROM users;
実行結果
| id | name | email | age |
|---|---|---|---|
| 1 | John Doe | [email protected] | 30 |
| 2 | Jane Doe | [email protected] | 25 |
解説
psql -d postgres
コマンドは、PostgreSQLデータベースにpostgres
という名前のデータベースで接続します。ALTER TABLE users ADD COLUMN age integer NOT NULL;
コマンドは、users
テーブルにage
という名前の列を追加します。この列はinteger
型で、NULL値を許可しません。SELECT * FROM users;
コマンドは、users
テーブルのすべてのデータを取得します。
- 上記の例では、
age
列にデフォルト値を設定していません。デフォルト値を設定するには、DEFAULT
オプションを使用します。
PostgreSQLデータベースでNULLを許可しない列を追加する他の方法
方法1: CREATE TABLEコマンドを使用する
新しいテーブルを作成する際に、NULLを許可しない列を定義することができます。
CREATE TABLE テーブル名 (
列名 データ型 NOT NULL,
...
);
users
という名前のテーブルを作成し、age
という列を追加します。この列はinteger
型で、NULL値を許可しません。
CREATE TABLE users (
id serial PRIMARY KEY,
name text NOT NULL,
email text NOT NULL,
age integer NOT NULL
);
方法2: DEFAULT値を使用する
ALTER TABLE テーブル名 ADD COLUMN 列名 データ型 DEFAULT デフォルト値;
ALTER TABLE users ADD COLUMN age integer DEFAULT 18;
方法3: CHECK制約を使用する
CHECK制約を使用して、列の値がNULLではないことを確認することができます。
ALTER TABLE テーブル名 ADD CONSTRAINT 制約名 CHECK (列名 IS NOT NULL);
ALTER TABLE users ADD COLUMN age integer CHECK (age IS NOT NULL);
各方法の比較
方法 | メリット | デメリット |
---|---|---|
ALTER TABLE コマンド | 既存のテーブルに列を追加できる | 複雑な構文 |
CREATE TABLE コマンド | シンプルな構文 | 新しいテーブルを作成する必要がある |
デフォルト値 | NULL値を許可しない列を簡単に作成できる | デフォルト値が常に適切とは限らない |
CHECK制約 | 柔軟な制約を設定できる | 複雑な構文 |
sql postgresql alter-table