Railsでテストデータを削除し、新たなテストデータを流し込む方法
Railsでデータベースをリセットしてシードする方法
データベースの接続を確認
まず、config/database.yml
ファイルで使用するデータベースへの接続設定を確認してください。
データベースのリセット
以下のコマンドを実行して、データベースをリセットします。
rails db:reset
このコマンドは、以下の操作を実行します。
- 既存のデータベースを削除します。
schema.rb
ファイルに基づいて、新しいデータベースを作成します。
rails db:seed
このコマンドは、db/seeds.rb
ファイルに記述されたコードを実行します。このファイルで、ユーザー、記事、コメントなどのサンプルデータを作成することができます。
データベースにデータが正しく挿入されたことを確認するには、以下のコマンドを実行します。
rails db:console
このコマンドは、データベースへの対話型コンソールを開きます。コンソールで、SELECT * FROM users;
などのクエリを実行して、データを確認することができます。
補足
db:reset
コマンドは、データベースを完全にリセットするため、実行前に必ずバックアップを取るようにしてください。db:seed
コマンドは、開発環境でのみ実行してください。本番環境では、手動でデータを挿入する必要があります。
db/seeds.rb
# ユーザーのサンプルデータ
User.create!(name: "John Doe", email: "[email protected]", password: "password")
User.create!(name: "Jane Doe", email: "[email protected]", password: "password")
# 記事のサンプルデータ
Article.create!(title: "My First Article", content: "This is my first article.", user_id: 1)
Article.create!(title: "My Second Article", content: "This is my second article.", user_id: 2)
# コメントのサンプルデータ
Comment.create!(content: "This is a comment.", article_id: 1, user_id: 1)
Comment.create!(content: "This is another comment.", article_id: 2, user_id: 2)
- このコードは、
db/seeds.rb
ファイルに記述する必要があります。
Railsでデータベースをリセットしてシードする他の方法
rakeタスクを使用する
db:reset
とdb:seed
タスクを個別に実行する代わりに、以下のコマンドを実行して、両方のタスクをまとめて実行することができます。
rake db:reset:seed
db:setup
タスクは、db:reset
とdb:migrate
タスクをまとめて実行します。さらに、開発環境ではdb:seed
タスクも実行します。
rake db:setup
- マイグレーションを実行します。
- 開発環境では、サンプルデータを挿入します。
手動でデータベースを操作する
上記の方法以外にも、以下の方法で手動でデータベースを操作することができます。
- データベース管理ツールを使用する
- SQLクエリを実行する
これらの方法は、上級者向けです。
ruby-on-rails database seeding