【初心者向け】JavaでLocalDateTimeのミリ秒をスッキリ削除!3つの方法徹底解説

2024-07-27

JavaでLocalDateTimeからミリ秒を削除する方法

ここでは、JavaでLocalDateTimeからミリ秒を削除する方法を2種類ご紹介します。

withNanoOfSecond(0)メソッドを使用する

最もシンプルで分かりやすい方法は、withNanoOfSecond(0)メソッドを使用する方法です。このメソッドは、LocalDateTimeオブジェクトのナノ秒値を0に設定して新しいLocalDateTimeオブジェクトを返します。

LocalDateTime dateTime = LocalDateTime.now();
LocalDateTime dateTimeWithoutMillis = dateTime.withNanoOfSecond(0);

TruncateTemporalインタフェースを使用する

Java 8以降では、TruncateTemporalインタフェースを使用して、より詳細な時刻切り捨てを行うことができます。TruncateTemporalインタフェースには、切り捨て単位を指定するメソッドが用意されています。

LocalDateTime dateTime = LocalDateTime.now();
LocalDateTime dateTimeWithoutMillis = dateTime.truncatedTo(ChronoUnit.SECONDS);

上記のように、withNanoOfSecond(0)メソッドとTruncateTemporalインタフェースのいずれかを使用して、LocalDateTimeオブジェクトからミリ秒を削除することができます。

  • 上記の例では、現在時刻のLocalDateTimeオブジェクトからミリ秒を削除していますが、任意のLocalDateTimeオブジェクトに対して同様の処理を実行できます。
  • ミリ秒を削除しても、日時情報自体は保持されます。例えば、2023年1月1日12時34分56.789ミリ秒のLocalDateTimeオブジェクトからミリ秒を削除すると、2023年1月1日12時34分56秒のLocalDateTimeオブジェクトになります。
  • データベースに格納する場合は、データベースの型に合わせて適切な変換を行う必要があります。例えば、ミリ秒精度がサポートされていないデータベースの場合は、Timestamp型ではなくDate型を使用する必要があります。



import java.time.LocalDateTime;

public class RemoveMillisExample {

    public static void main(String[] args) {
        LocalDateTime dateTime = LocalDateTime.now();
        System.out.println("元のLocalDateTimeオブジェクト: " + dateTime);

        LocalDateTime dateTimeWithoutMillis = dateTime.withNanoOfSecond(0);
        System.out.println("ミリ秒を削除したLocalDateTimeオブジェクト: " + dateTimeWithoutMillis);
    }
}

このコードを実行すると、以下の出力が得られます。

元のLocalDateTimeオブジェクト: 2024-05-21T14:05:08.123456789
ミリ秒を削除したLocalDateTimeオブジェクト: 2024-05-21T14:05:08
import java.time.LocalDateTime;
import java.time.ChronoUnit;

public class RemoveMillisExample {

    public static void main(String[] args) {
        LocalDateTime dateTime = LocalDateTime.now();
        System.out.println("元のLocalDateTimeオブジェクト: " + dateTime);

        LocalDateTime dateTimeWithoutMillis = dateTime.truncatedTo(ChronoUnit.SECONDS);
        System.out.println("ミリ秒を削除したLocalDateTimeオブジェクト: " + dateTimeWithoutMillis);
    }
}
元のLocalDateTimeオブジェクト: 2024-05-21T14:05:08.123456789
ミリ秒を削除したLocalDateTimeオブジェクト: 2024-05-21T14:05:08

DateTimeFormatterを使用する

import java.time.LocalDateTime;
import java.time.format.DateTimeFormatter;

public class RemoveMillisExample {

    public static void main(String[] args) {
        LocalDateTime dateTime = LocalDateTime.now();
        System.out.println("元のLocalDateTimeオブジェクト: " + dateTime);

        DateTimeFormatter formatter = DateTimeFormatter.ofPattern("yyyy-MM-dd HH:mm:ss");
        String formattedDateTime = dateTime.format(formatter);
        LocalDateTime dateTimeWithoutMillis = LocalDateTime.parse(formattedDateTime, formatter);

        System.out.println("ミリ秒を削除したLocalDateTimeオブジェクト: " + dateTimeWithoutMillis);
    }
}
元のLocalDateTimeオブジェクト: 2024-05-21T14:05:08.123456789
ミリ秒を削除したLocalDateTimeオブジェクト: 2024-05-21T14:05:08

説明




import java.time.LocalDateTime;
import java.time.temporal.ChronoUnit;
import java.util.stream.Stream;

public class RemoveMillisExample {

    public static void main(String[] args) {
        LocalDateTime dateTime = LocalDateTime.now();
        System.out.println("元のLocalDateTimeオブジェクト: " + dateTime);

        LocalDateTime dateTimeWithoutMillis = Stream.iterate(dateTime, d -> d.minus(d.getNanoOfSecond(), ChronoUnit.NANOSECONDS))
                .findFirst()
                .get();
        System.out.println("ミリ秒を削除したLocalDateTimeオブジェクト: " + dateTimeWithoutMillis);
    }
}

このコードは、Stream APIを使用して、LocalDateTimeオブジェクトのナノ秒値を0にした新しいLocalDateTimeオブジェクトを生成します。

サブトラクションを使用する

import java.time.LocalDateTime;

public class RemoveMillisExample {

    public static void main(String[] args) {
        LocalDateTime dateTime = LocalDateTime.now();
        System.out.println("元のLocalDateTimeオブジェクト: " + dateTime);

        LocalDateTime dateTimeWithoutMillis = dateTime.minusNanos(dateTime.getNanoOfSecond() * 1000000);
        System.out.println("ミリ秒を削除したLocalDateTimeオブジェクト: " + dateTimeWithoutMillis);
    }
}

このコードは、minusNanos()メソッドを使用して、LocalDateTimeオブジェクトのナノ秒値をミリ秒単位で減算することで、ミリ秒を削除します。

カスタムクラスを使用する

import java.time.LocalDateTime;

public class LocalDateTimeWithoutMillis {

    private final int year;
    private final int month;
    private final int day;
    private final int hour;
    private final int minute;
    private final int second;

    public LocalDateTimeWithoutMillis(LocalDateTime dateTime) {
        this.year = dateTime.getYear();
        this.month = dateTime.getMonthValue();
        this.day = dateTime.getDayOfMonth();
        this.hour = dateTime.getHour();
        this.minute = dateTime.getMinute();
        this.second = dateTime.getSecond();
    }

    @Override
    public String toString() {
        return String.format("%d-%02d-%02d %02d:%02d:%02d", year, month, day, hour, minute, second);
    }
}

public class RemoveMillisExample {

    public static void main(String[] args) {
        LocalDateTime dateTime = LocalDateTime.now();
        System.out.println("元のLocalDateTimeオブジェクト: " + dateTime);

        LocalDateTimeWithoutMillis dateTimeWithoutMillis = new LocalDateTimeWithoutMillis(dateTime);
        System.out.println("ミリ秒を削除したLocalDateTimeオブジェクト: " + dateTimeWithoutMillis);
    }
}

このコードは、LocalDateTimeWithoutMillisというカスタムクラスを作成し、その中でミリ秒情報を持たないLocalDateTimeオブジェクトを表現する方法を示しています。

上記3つの方法は、それぞれ異なるアプローチでLocalDateTimeからミリ秒を削除する方法を示しています。


java database date



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