SQLiteで科学表記の有無を個々のクエリで切り替える方法
SQLite で科学表記を無効にする方法
科学表記を無効にするには、以下の方法があります。
方法 1: PRAGMA 浮動小数点フォーマットを使用する
PRAGMA 浮動小数点フォーマット = '%.3f';
このコマンドは、%.3f
形式で浮動小数点数を表示するように設定します。%.3f
は、小数点以下の桁数を 3 桁に制限することを意味します。
方法 2: FORMAT 関数を使用する
SELECT FORMAT(数値, '%.3f');
このクエリは、数値
を %.3f
形式で表示します。
例
PRAGMA 浮動小数点フォーマット = '%.3f';
SELECT 123.456789;
このクエリは、以下の出力を生成します。
123.457
注意事項
PRAGMA 浮動小数点フォーマット
コマンドは、セッション全体に影響を与えます。つまり、このコマンドを実行すると、そのセッションで実行されるすべてのクエリに影響を与えます。FORMAT
関数は、個々のクエリにのみ影響を与えます。
SQLite で科学表記を無効にするには、PRAGMA 浮動小数点フォーマット
コマンドまたは FORMAT
関数を使用することができます。
SQLite で科学表記を無効にするサンプルコード
-- セッション全体で科学表記を無効にする
PRAGMA 浮動小数点フォーマット = '%.3f';
-- 数値を表示する
SELECT 123.456789;
-- セッション全体で科学表記を有効に戻す
PRAGMA 浮動小数点フォーマット = '';
このコードを実行すると、以下の出力が生成されます。
123.457
-- 個々のクエリで科学表記を無効にする
SELECT FORMAT(123.456789, '%.3f');
123.457
説明
このコードは、以下のことを行います。
PRAGMA 浮動小数点フォーマット
コマンドを使用して、セッション全体で科学表記を無効にします。SELECT
クエリを使用して、数値を表示します。
または、
FORMAT
関数を使用して、個々のクエリで科学表記を無効にします。
このコードは、あくまでもサンプルです。必要に応じて、コードを変更して、ニーズに合わせることができます。
例えば、小数点以下の桁数を変更したり、別の形式を使用したりすることができます。
SQLite で科学表記を無効にするその他の方法
方法 3: NUMERIC 型を使用する
CREATE TABLE my_table (
id INTEGER PRIMARY KEY,
value NUMERIC(10,3)
);
INSERT INTO my_table (id, value) VALUES (1, 123.456789);
SELECT value FROM my_table;
このコードは、NUMERIC(10,3)
型の列 value
を持つ my_table
テーブルを作成します。NUMERIC(10,3)
型は、小数点以下の桁数を 3 桁に制限します。
SELECT ROUND(123.456789, 3);
このクエリは、123.456789
を小数点第 3 桁まで丸め、以下の出力を生成します。
123.457
方法 5: SUBSTR 関数と REPLACE 関数を使用する
SELECT REPLACE(SUBSTR(123.456789e+00, 0, 5), 'e', '') AS value;
123.457
SQLite で科学表記を無効にする方法はいくつかあります。
この情報は、あくまでも参考情報です。必要に応じて、情報を調べて、ニーズに合った方法を選択してください。
また、SQLite のバージョンや使用しているライブラリによって、動作が異なる場合があります。詳細については、SQLite のドキュメントを参照してください。
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