SQLite: printf、ROUND、SUBSTRを使って数値を2桁の少数点で表示する
SQLite で数値を常に2桁の少数点表示にする方法
方法1：printf 関数を使う
printf 関数は、数値を様々な形式で文字列に変換することができます。以下の例では、printf 関数を使って、数値を常に2桁の少数点で表示する例です。
SELECT printf("%.2f", 123.456);
この例では、123.456 という数値が "123.46" という文字列に変換されます。
方法2：ROUND 関数を使う
ROUND 関数は、数値を四捨五入して指定された桁数まで表示することができます。以下の例では、ROUND 関数を使って、数値を常に2桁の少数点で表示する例です。
SELECT ROUND(123.456, 2);
方法3：SUBSTR 関数と LENGTH 関数を使う
SUBSTR 関数は、文字列の一部を切り出すことができます。LENGTH 関数は、文字列の長さを取得することができます。以下の例では、SUBSTR 関数と LENGTH 関数を使って、数値を常に2桁の少数点で表示する例です。
SELECT SUBSTR(CAST(123.456 AS TEXT), 1, LENGTH(CAST(123.456 AS TEXT)) - 2) || '.' || SUBSTR(CAST(123.456 AS TEXT), LENGTH(CAST(123.456 AS TEXT)) - 1, 2);
上記の方法のいずれを使うかは、状況によって異なります。
- SQLite では、数値を文字列に変換する関数として、
CAST関数やTEXT関数などがあります。 - SQLite では、文字列の一部を切り出す関数として、
SUBSTR関数やINSTR関数などがあります。 - SQLite では、文字列の長さを取得する関数として、
LENGTH関数やCHAR_LENGTH関数などがあります。
-- サンプルデータ
CREATE TABLE numbers (
id INTEGER PRIMARY KEY AUTOINCREMENT,
value REAL
);
INSERT INTO numbers (value) VALUES (123.456);
INSERT INTO numbers (value) VALUES (3.14159);
INSERT INTO numbers (value) VALUES (-987.654321);
-- printf 関数を使う
SELECT printf("%.2f", value) AS formatted_value FROM numbers;
-- ROUND 関数を使う
SELECT ROUND(value, 2) AS formatted_value FROM numbers;
-- SUBSTR 関数と LENGTH 関数を使う
SELECT SUBSTR(CAST(value AS TEXT), 1, LENGTH(CAST(value AS TEXT)) - 2) || '.' || SUBSTR(CAST(value AS TEXT), LENGTH(CAST(value AS TEXT)) - 1, 2) AS formatted_value FROM numbers;
formatted_value
----------------
123.46
3.14
-987.65
実行方法
SQLite データベースを作成するには、以下のコマンドを実行します。
sqlite3 database.sqlite
sqlite3 database.sqlite < query.sql
DECIMAL 型は、数値を固定小数点で表示するために使用されます。以下の例では、DECIMAL 型を使って、数値を常に2桁の少数点で表示する例です。
CREATE TABLE numbers (
id INTEGER PRIMARY KEY AUTOINCREMENT,
value DECIMAL(10, 2)
);
INSERT INTO numbers (value) VALUES (123.456);
INSERT INTO numbers (value) VALUES (3.14159);
INSERT INTO numbers (value) VALUES (-987.654321);
SELECT value FROM numbers;
この例では、value 列は DECIMAL(10, 2) 型として定義されています。これは、value 列に格納される数値が最大10桁で、小数点が2桁であることを意味します。
この方法の利点は、数値を常に2桁の少数点で表示できるだけでなく、データベースに格納される数値も2桁の少数点で保持されることです。
方法5：FORMAT 関数を使う
SELECT FORMAT("%.2f", 123.456);
この方法は、printf 関数と似ていますが、FORMAT 関数はより多くのオプションを提供しています。
方法6：VIEW を使う
VIEW は、仮想的なテーブルです。VIEW を使って、既存のテーブルのデータを別の形式で表示することができます。以下の例では、VIEW を使って、数値を常に2桁の少数点で表示する例です。
CREATE VIEW numbers_formatted AS
SELECT id,
FORMAT("%.2f", value) AS formatted_value
FROM numbers;
SELECT formatted_value FROM numbers_formatted;
この例では、numbers_formatted という VIEW が作成されています。この VIEW は、numbers テーブルの id 列と、value 列を2桁の少数点で表示した formatted_value 列を
sql sqlite
