SQL Server 2008でテーブルをドロップせずに列を変更する方法

2024-04-02

SQL Server 2008でテーブルをドロップせずに列を変更するには、いくつかの方法があります。

方法

  • ALTER TABLE ステートメントを使用する

この方法は、列のデータ型、名前、NULL許容性などを変更するのに最もよく使用されます。

ALTER TABLE テーブル名 
ALTER COLUMN 列名 
[DATA TYPE 新しいデータ型]
[NULL | NOT NULL]
[DEFAULT 既定値]

例:

  • 列のデータ型を int から varchar(50) に変更する
ALTER TABLE 顧客 
ALTER COLUMN 名前 
VARCHAR(50)
  • 列をNULL許容に変更する
ALTER TABLE 顧客 
ALTER COLUMN 電話番号 
NULL
  • ADD COLUMN ステートメントを使用する

テーブルに新しい列を追加するには、ADD COLUMN ステートメントを使用します。

ALTER TABLE テーブル名 
ADD 列名 データ型

テーブル 顧客メールアドレス 列を追加する

ALTER TABLE 顧客 
ADD メールアドレス VARCHAR(100)
ALTER TABLE テーブル名 
DROP COLUMN 列名

テーブル 顧客 から 電話番号 列を削除する

ALTER TABLE 顧客 
DROP COLUMN 電話番号

注意事項

  • 列を変更する前に、必ずテーブルをバックアップしてください。
  • 列のデータ型を変更すると、既存のデータが失われる可能性があります。
  • 列の名前を変更すると、その列を参照するクエリやビューを更新する必要があります。

上記の方法以外にも、GUI ツールを使用して列を変更することもできます。

補足

  • SQL Server 2008 R2 では、ALTER TABLE ステートメントを使用して、列の順序を変更することもできます。



-- テーブル '顧客' の '名前' 列のデータ型を VARCHAR(50) に変更
ALTER TABLE 顧客
ALTER COLUMN 名前
VARCHAR(50);

-- テーブル '顧客' の '電話番号' 列を NULL 許容に変更
ALTER TABLE 顧客
ALTER COLUMN 電話番号
NULL;

-- テーブル '顧客' に 'メールアドレス' 列を追加
ALTER TABLE 顧客
ADD メールアドレス VARCHAR(100);

-- テーブル '顧客' から '電話番号' 列を削除
ALTER TABLE 顧客
DROP COLUMN 電話番号;
-- テーブル '顧客' に '誕生日' 列を追加 (デフォルト値は '1980-01-01')
ALTER TABLE 顧客
ADD 誕生日 DATE DEFAULT '1980-01-01';
-- テーブル '顧客' から '国籍' 列を削除
ALTER TABLE 顧客
DROP COLUMN 国籍;

CHANGE COLUMN ステートメントを使用した列の名前とデータ型の同時変更

-- テーブル '顧客' の '年齢' 列の名前を '年齢_数' に変更し、データ型を INT から SMALLINT に変更 (SQL Server 2012 以降)
ALTER TABLE 顧客
CHANGE COLUMN 年齢 年齢_数 SMALLINT;
  • 上記のコードはサンプルです。実際の環境に合わせて変更してください。



SQL Server 2008でテーブルをドロップせずに列を変更する他の方法

SSMS は、SQL Server を管理するための GUI ツールです。 SSMS を使用して列を変更するには、以下の手順に従います。

  1. SSMS を起動し、データベースに接続します。
  2. オブジェクト エクスプローラーで、変更するテーブルを選択します。
  3. テーブルのデザイナーを開きます。
  4. 変更する列を選択します。
  5. プロパティ ウィンドウで、列のプロパティを変更します。
  6. 変更を保存します。

T-SQL スクリプトを使用して、列を変更することもできます。 T-SQL スクリプトは、ALTER TABLE ステートメントを使用して、列のデータ型、名前、NULL 許容性などを変更することができます。

データベース エンジン チューニング アドバイザーは、データベースのパフォーマンスを向上させるための提案を提供するツールです。 データベース エンジン チューニング アドバイザーは、列のデータ型を変更する提案を提供することもできます。

サードパーティ製のツールを使用する

列を変更するために使用できるサードパーティ製のツールも多数あります。 これらのツールは、GUI インターフェイスを提供し、列の変更を簡単にすることができます。

上記の方法以外にも、列を変更する方法はいくつかあります。 どの方法を使用するかは、要件と環境によって異なります。


sql-server sql-server-2008 column-types


【超便利】SQL Serverで簡単置換!UPDATE/CASE/REPLACE徹底比較

このチュートリアルでは、Microsoft SQL Server で単純な "Find and Replace" 操作を実行する方法をいくつか紹介します。方法UPDATE ステートメントを使用する例:この例では、顧客 テーブルの 氏名 列で "山田" を "佐藤" に置換します。置換は、都道府県 列が "東京" の顧客にのみ適用されます。...


SQL Server で大文字小文字を区別する方法

SQL Server では、データベースを大文字小文字を区別するか区別しないかを選択できます。どちらを選択するかは、データの性質とアプリケーションの要件によって異なります。大文字小文字を区別するデータベースには、以下のような利点があります。...


SQL Server 2005でMySQLのgroup_concat関数をシミュレートする方法

MySQL の group_concat 関数は、グループ化された行の列値を連結して、1つの文字列として返します。SQL Server 2005 には同等の関数はありませんが、いくつかの方法で同様の機能を実現できます。この方法は、FOR XML PATH('') を使用して、グループ化された行の列値を XML 形式に変換し、その後、value() 関数を使用して、連結された文字列を取得します。...


パラメータ化クエリのパフォーマンス チューニング:SQL Server の達人だけが知っているテクニック

SQL Server でクエリを実行する際、パラメータ化クエリと非パラメータ化クエリの 2 種類があります。パラメータ化クエリ: クエリ内で値を直接指定する代わりに、パラメータと呼ばれる変数を使用して値を指定します。非パラメータ化クエリ: クエリ内で値を直接指定します。...


データベース設計の基礎知識:ファイルグループと「ON [PRIMARY]」

SQLでテーブルを作成する際、ON [PRIMARY]というオプションを見かけることがあります。これは、テーブルを格納するファイルグループを指定するためのものです。ファイルグループとはSQL Serverでは、データベースは複数のファイルグループに分割できます。ファイルグループは、データベース内のデータを論理的にグループ化する役割を果たします。例えば、システムテーブルとユーザーテーブルを異なるファイルグループに格納することで、パフォーマンスを向上させることができます。...


SQL SQL SQL SQL Amazon で見る



SQL Serverで列のデータ型を変更する方法(列を削除せずに)

クエリ例:例:このクエリは、顧客 テーブルの 氏名 列のデータ型を nvarchar(50) に変更します。データ型変更時の注意事項:新しいデータ型は、既存のデータのサイズと互換性がある必要があります。データ型を変更すると、列のデフォルト値と制約も変更されます。


SQL ServerでALTER TABLEコマンドを使って列のデータ型をサクッと変更する方法

SQL Serverデータベースで列のデータ型を変更することは、パフォーマンスの向上、データの一貫性の確保、ストレージの節約などに役立つ場合があります。しかし、データ型を変更する際には、データ損失を防ぐことが重要です。方法SQL Serverで列のデータ型を変更するには、主に以下の2つの方法があります。