初心者向け!SQL Serverでクエリ内のテキストを連結する

2024-04-05

SQL Server でクエリ内のテキストを連結する方法

+ 演算子を使う

最も簡単な方法は、+ 演算子を使うことです。

SELECT '名前:' + FirstName + ' ' + LastName;

この例では、FirstNameLastName という列の値を連結して、"名前: 山田 太郎" という文字列を作成しています。

注意点

  • + 演算子は、数値だけでなく文字列も連結できます。
  • NULL 値があると、連結結果も NULL になります。

CONCAT() 関数は、複数の文字列を連結するために用意されています。

SELECT CONCAT('名前:', FirstName, ' ', LastName);

この例は、+ 演算子を使った例と同じ結果になります。

  • CONCAT() 関数は、+ 演算子よりも処理速度が遅い場合があります。

FOR XML PATH() を使って、複数の文字列を連結することもできます。

SELECT FirstName + ', ' + LastName
FROM (
    SELECT FirstName, LastName
    FROM Employees
    FOR XML PATH('')
) AS t;
  • FOR XML PATH() は、複雑な連結処理に適しています。
  • 処理速度は、他の方法よりも遅くなる場合があります。

その他の方法

上記以外にも、STUFF() 関数や COALESCE() 関数などを使って、テキストを連結することができます。

  • 簡単な連結処理であれば、+ 演算子を使うのがおすすめです。
  • 処理速度が重要な場合は、CONCAT() 関数を使うのがおすすめです。
  • 複雑な連結処理を行う場合は、FOR XML PATH() を使うのがおすすめです。



+ 演算子

SELECT '名前:' + FirstName + ' ' + LastName;

CONCAT() 関数

SELECT CONCAT('名前:', FirstName, ' ', LastName);

FOR XML PATH()

SELECT FirstName + ', ' + LastName
FROM (
    SELECT FirstName, LastName
    FROM Employees
    FOR XML PATH('')
) AS t;

これらのサンプルコードを実行するには、SQL Server Management Studio (SSMS) などのツールが必要です。

SSMS でサンプルコードを実行する手順

  1. SSMS を起動します。
  2. 接続するデータベースを選択します。
  3. 新しいクエリウィンドウを開きます。
  4. サンプルコードをクエリウィンドウに貼り付けます。
  5. [実行] ボタンをクリックします。

結果

サンプルコードを実行すると、以下の結果が表示されます。

名前: 山田 太郎
名前: 山田 太郎
山田 太郎, 佐藤 花子

SQL Server でクエリ内のテキストを連結するには、いくつかの方法があります。




テキストを連結する他の方法

STUFF() 関数は、文字列の一部を別の文字列で置き換えるために使用できます。

SELECT STUFF('山田 太郎', 10, 1, ', 佐藤 花子');

この例では、"山田 太郎" という文字列の 10 文字目から 1 文字を "、佐藤 花子" という文字列で置き換えています。

  • STUFF() 関数は、複雑な連結処理には適していません。

COALESCE() 関数は、複数の値のうち、最初の NULL ではない値を返します。

SELECT COALESCE(FirstName, '') + ', ' + COALESCE(LastName, '');
  • COALESCE() 関数は、NULL 値を処理する必要がある場合に便利です。
  • 連結処理自体は、+ 演算子や CONCAT() 関数の方が効率的です。

CASE 式を使って、条件に応じて異なる文字列を連結することもできます。

SELECT CASE WHEN Gender = 'M' THEN '男性' ELSE '女性' END + ', ' + LastName;

この例では、Gender 列の値が 'M' の場合は "男性"、それ以外の場合は "女性" という文字列を連結しています。

  • CASE 式は、複雑な条件分岐がある場合に便利です。

他にもさまざまな方法があるので、自分に合った方法を見つけてください。


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