【初心者向け】SQLiteでBLOB画像の一部を切り抜く！画像処理もおまかせ

2024-06-27

SQLiteでBLOB列の一部を選択する方法

方法 1: substr() 関数を使用する

最も単純な方法は、substr() 関数を使用して、BLOB列の一部を抽出することです。この関数は、文字列の一部を抽出するために使用されますが、BLOB列にも使用できます。

SELECT substr(blob_column, start_offset, length) FROM your_table;

このクエリでは、blob_column 列から start_offset バイト目から length バイト分のデータを抽出します。

例:

SELECT substr(image_data, 5000, 10000) FROM photos;

このクエリは、photos テーブルの image_data 列から 5000 バイト目から 10000 バイト分の画像データを取得します。

利点:

シンプルで理解しやすい

バイナリデータのオフセットと長さを知る必要がある
データ型変換が必要になる場合がある

BLOB列を16進数文字列に変換してから、substr() 関数を使用して一部を抽出する方法もあります。

SELECT substr(hex(blob_column), start_offset * 2, length * 2) FROM your_table;

SELECT substr(hex(image_data), 10000 * 2, 20000 * 2) FROM photos;

オフセットと長さをバイト数で指定できる

16進数文字列をバイナリデータに変換する必要がある
処理速度が遅い

方法 3: SQLite拡張機能を使用する

SQLiteには、BLOB列の一部をより簡単に選択できるいくつかの拡張機能があります。これらの拡張機能は、通常よりも高速で使いやすい場合があります。

高速で使いやすい

拡張機能をインストールする必要がある
すべてのSQLite環境で利用できるわけではない

どの方法を選択するかは、状況によって異なります。単純な操作の場合は、substr() 関数を使用するのが最良の方法です。より多くの制御が必要な場合は、hex() 関数またはSQLite拡張機能を使用することができます。

方法 1: substr() 関数を使用する

import sqlite3

connection = sqlite3.connect('your_database.db')
cursor = connection.cursor()

# photos テーブルの image_data 列から 5000 バイト目から 10000 バイト分の画像データを取得
cursor.execute('SELECT substr(image_data, 5000, 10000) FROM photos')
image_data = cursor.fetchone()[0]

# バイナリデータをファイルに保存
with open('image.jpg', 'wb') as f:
  f.write(image_data)

connection.close()

方法 2: hex() 関数を使用する

import sqlite3

connection = sqlite3.connect('your_database.db')
cursor = connection.cursor()

# photos テーブルの image_data 列の 10000 バイト目から 20000 バイト分の画像データを16進数文字列で取得
cursor.execute('SELECT substr(hex(image_data), 20000 * 2, 40000 * 2) FROM photos')
hex_data = cursor.fetchone()[0]

# 16進数文字列をバイナリデータに変換
binary_data = bytes.fromhex(hex_data)

# バイナリデータをファイルに保存
with open('image.jpg', 'wb') as f:
  f.write(binary_data)

connection.close()

方法 3: sqlite-fts5 拡張機能を使用する

import sqlite3
import fts5

connection = sqlite3.connect('your_database.db')
cursor = connection.cursor()

# sqlite-fts5 拡張機能をロード
cursor.execute('LOAD EXTENSION "fts5";')

# photos テーブルの image_data 列から 5000 バイト目から 10000 バイト分の画像データを取得
cursor.execute('SELECT fts5_substr(image_data, 5000, 10000) FROM photos')
image_data = cursor.fetchone()[0]

# バイナリデータをファイルに保存
with open('image.jpg', 'wb') as f:
  f.write(image_data)

connection.close()