Docker vs 公式インストーラー vs パッケージマネージャー：PostgreSQLとpgAdminのローカル環境構築方法

DockerとpgAdminを使ってローカル環境でPostgreSQLを構築・接続する方法

このチュートリアルでは、DockerとpgAdminを使ってローカル環境でPostgreSQLを構築し、pgAdminを使って接続する方法を説明します。

前提条件

• Dockerがインストールされていること

手順

1. Dockerfileの作成

以下の内容でDockerfileを作成します。

FROM postgres:14

ENV POSTGRES_USER postgres
ENV POSTGRES_PASSWORD postgres
ENV POSTGRES_DB postgres

RUN mkdir -p /var/lib/postgresql/data

CMD ["postgres", "-c", "CREATE USER $POSTGRES_USER WITH PASSWORD '$POSTGRES_PASSWORD'"]
CMD ["postgres", "-c", "CREATE DATABASE $POSTGRES_DB"]
CMD ["postgres", "-c", "ALTER USER $POSTGRES_USER WITH SUPERUSER"]

CMD ["postgres", "-D", "/var/lib/postgresql/data"]

1. docker-compose.ymlの作成

version: "3"

services:
  postgres:
    build: .
    ports:
      - "5432:5432"
    volumes:
      - ./data:/var/lib/postgresql/data

  pgadmin:
    image: "dpage/pgadmin4"
    ports:
      - "8080:80"
    environment:
      PGADMIN_DEFAULT_EMAIL: "[email protected]"
      PGADMIN_DEFAULT_PASSWORD: "admin"

1. コンテナの起動

以下のコマンドを実行してコンテナを起動します。

docker-compose up -d

1. pgAdminへの接続

ブラウザでhttp://localhost:8080を開きます。

ログイン画面が表示されるので、以下の情報を入力してログインします。

• ユーザー名: admin

ログイン後、左側のメニューからServersを選択し、+ボタンをクリックします。

以下の情報を入力してPostgreSQLサーバーを追加します。

• 名前: 任意の名前
• ホスト名: localhost
• ポート番号: 5432
• ユーザー名: postgres

Saveボタンをクリックして保存します。

PostgreSQLサーバーが追加されると、左側のメニューに表示されます。

データベースを作成したり、テーブルを作成したり、クエリを実行したりすることができます。

DockerとpgAdminを使うと、ローカル環境で簡単にPostgreSQLを構築することができます。

このチュートリアルを参考に、PostgreSQLをローカル環境で構築して、pgAdminを使って接続してみてください。

# Dockerfile

FROM postgres:14

ENV POSTGRES_USER postgres
ENV POSTGRES_PASSWORD postgres
ENV POSTGRES_DB postgres

RUN mkdir -p /var/lib/postgresql/data

CMD ["postgres", "-c", "CREATE USER $POSTGRES_USER WITH PASSWORD '$POSTGRES_PASSWORD'"]
CMD ["postgres", "-c", "CREATE DATABASE $POSTGRES_DB"]
CMD ["postgres", "-c", "ALTER USER $POSTGRES_USER WITH SUPERUSER"]

CMD ["postgres", "-D", "/var/lib/postgresql/data"]

# docker-compose.yml

version: "3"

services:
  postgres:
    build: .
    ports:
      - "5432:5432"
    volumes:
      - ./data:/var/lib/postgresql/data

  pgadmin:
    image: "dpage/pgadmin4"
    ports:
      - "8080:80"
    environment:
      PGADMIN_DEFAULT_EMAIL: "[email protected]"
      PGADMIN_DEFAULT_PASSWORD: "admin"

このコードを使って、以下のコマンドを実行することで、ローカル環境にPostgreSQLとpgAdminを構築することができます。

docker-compose up -d

PostgreSQLとpgAdminを使ってローカル環境を構築する他の方法

公式のインストーラーを使う

PostgreSQLとpgAdminはそれぞれ公式のインストーラーが提供されています。

インストーラーをダウンロードして実行することで、簡単にPostgreSQLとpgAdminをインストールすることができます。

パッケージマネージャーを使う

多くのLinuxディストリビューションでは、PostgreSQLとpgAdminはパッケージマネージャーを使ってインストールすることができます。

例えば、Ubuntuの場合、以下のコマンドを実行することでインストールできます。

sudo apt install postgresql-14 pgadmin4

ソースコードからインストールする

詳細は以下の公式サイトを参照してください。

Docker以外にも、PostgreSQLとpgAdminを使ってローカル環境を構築する方法はいくつかあります。

自分の環境や目的に合った方法を選択してください。