SQLiteで1つのステートメントで1000回挿入する方法とは?

2024-05-21

SQLiteで1つのステートメントで1000回挿入する方法

SQLiteは軽量で高速なデータベースですが、大量のデータを挿入する場合は、パフォーマンスが低下する可能性があります。1つのステートメントで1000回挿入することで、データベースへのアクセス回数を減らし、パフォーマンスを向上させることができます。

方法

  1. INSERT文を準備する
INSERT INTO table_name (column1, column2, ...)
VALUES (?, ?, ...);
  1. パラメータをバインドする
import sqlite3

connection = sqlite3.connect('database.db')
cursor = connection.cursor()

values = []
for i in range(1000):
    values.append((i, 'value' + str(i), ...))

cursor.executemany('INSERT INTO table_name (column1, column2, ...) VALUES (?, ?, ...)', values)
connection.commit()
connection.close()

説明

  • INSERT文は、データ挿入用のSQLステートメントです。
  • ?は、パラメータプレースホルダです。
  • executemany()メソッドは、複数のパラメータセットをバインドして、1つのステートメントで実行します。
  • valuesリストは、挿入するデータのリストです。

利点

  • データベースへのアクセス回数を減らすことができます。
  • パフォーマンスを向上させることができます。

注意点

  • 大量のデータを挿入する場合は、トランザクションを使用する必要があります。
  • パラメータのバインドは、SQLインジェクション攻撃を防ぐのに役立ちます。
    • 上記はあくまでも一例です。状況に合わせてコードを変更する必要があります。
    • パフォーマンスを向上させるには、他にもさまざまな方法があります。

    注意事項

    • 上記のコードはあくまで例であり、実際の状況に合わせて変更する必要があります。
    • データベースへのアクセスは、適切な権限で行う必要があります。
      • 上記以外にも、SQLiteで大量データを挿入する方法があります。
      • 具体的な方法は、データ量やデータベースの構造によって異なります。
      • 詳細については、SQLiteのドキュメントやチュートリアルを参照してください。



      SQLiteで1つのステートメントで1000回挿入するサンプルコード

      import sqlite3
      
      def insert_data(db_path, table_name, column_names, values):
          """
          1つのステートメントで1000回挿入する
      
          Args:
              db_path (str): データベースファイルのパス
              table_name (str): テーブル名
              column_names (list[str]): カラム名リスト
              values (list[tuple]): 挿入するデータのリスト
      
          Returns:
              None
          """
      
          connection = sqlite3.connect(db_path)
          cursor = connection.cursor()
      
          # INSERT文を準備する
          insert_query = f"INSERT INTO {table_name} ({','.join(column_names)}) VALUES ({','.join('?' * len(column_names))})"
      
          # パラメータをバインドする
          cursor.executemany(insert_query, values)
      
          # コミットする
          connection.commit()
      
          # 接続を閉じる
          connection.close()
      
      if __name__ == "__main__":
          # データベースファイルのパス
          db_path = "database.db"
      
          # テーブル名
          table_name = "my_table"
      
          # カラム名リスト
          column_names = ["column1", "column2", ...]
      
          # 挿入するデータのリスト
          values = []
          for i in range(1000):
              values.append((i, 'value' + str(i), ...))
      
          # データを挿入する
          insert_data(db_path, table_name, column_names, values)
      
      • insert_data()関数は、データベースファイルのパス、テーブル名、カラム名リスト、挿入するデータのリストを受け取り、1つのステートメントで1000回挿入します。

      使い方

      1. 上記のコードを保存します。
      2. db_path変数にデータベースファイルのパスを設定します。
      3. table_name変数にテーブル名を設定します。
      4. column_names変数にカラム名リストを設定します。



            SQLiteで1つのステートメントで1000回挿入するその他の方法

            データを1000件ずつバッチ処理し、INSERT文を複数回実行する方法です。この方法は、データ量が少ない場合や、パフォーマンスよりもシンプルさを重視する場合に有効です。

            import sqlite3
            
            def insert_data_in_batches(db_path, table_name, column_names, values):
                """
                データを1000件ずつバッチ処理して挿入する
            
                Args:
                    db_path (str): データベースファイルのパス
                    table_name (str): テーブル名
                    column_names (list[str]): カラム名リスト
                    values (list[tuple]): 挿入するデータのリスト
            
                Returns:
                    None
                """
            
                connection = sqlite3.connect(db_path)
                cursor = connection.cursor()
            
                # INSERT文を準備する
                insert_query = f"INSERT INTO {table_name} ({','.join(column_names)}) VALUES ({','.join('?' * len(column_names))})"
            
                # データを1000件ずつバッチ処理する
                for i in range(0, len(values), 1000):
                    batch_values = values[i:i + 1000]
                    cursor.executemany(insert_query, batch_values)
            
                # コミットする
                connection.commit()
            
                # 接続を閉じる
                connection.close()
            
            

            CSVファイルを使用する

            データをCSVファイルに書き出し、その後SQLiteにインポートする方法です。この方法は、データ量が多い場合や、外部ツールを利用したい場合に有効です。

            手順

            1. データをCSVファイルに書き出す
            2. SQLiteにCSVファイルをインポートする

            CSVファイルへの書き出し

            import csv
            
            def write_data_to_csv(filename, column_names, values):
                """
                データをCSVファイルに書き出す
            
                Args:
                    filename (str): ファイル名
                    column_names (list[str]): カラム名リスト
                    values (list[tuple]): 挿入するデータのリスト
            
                Returns:
                    None
                """
            
                with open(filename, 'w', newline='') as f:
                    writer = csv.writer(f)
                    writer.writerow(column_names)
                    writer.writerows(values)
            
            

            SQLiteへのインポート

            INSERT INTO table_name
            VALUES (?, ?, ...);
            

            専用のライブラリを使用する

            SQLiteで大量データを挿入するための専用ライブラリを使用する方法です。この方法は、より高速で効率的な挿入が可能ですが、ライブラリのインストールや設定が必要になります。


                  sqlite


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                  INSERT INTO SELECTステートメントでデータをコピーする

                  方法INSERT ステートメントを使って、挿入する列と値を指定します。VALUES キーワードを使って、挿入する行のデータのリストを指定します。複数の行を挿入するには、VALUES キーワードの後に複数のデータのリストをカンマで区切って指定します。