SQL Server Reporting Services レポートの交互行の色付け

SQL Server Reporting Services レポートに交互行の色を追加する方法

このチュートリアルでは、SQL Server Reporting Services (SSRS) レポートに交互行の色を追加する方法について説明します。レポートの見栄えを向上させ、データをより読みやすくするために役立ちます。

手順

1. レポート ビルダーを開きます

2. テーブルまたはマトリックスを選択します

   交互行の色を追加したいレポート アイテムを選択します。

3. プロパティ ウィンドウを開きます

4. 「背景」を選択

5. 「式」を選択します

=IIF(RowNumber(Nothing) MOD 2 = 0, "LightGray", "White")

この式は、行番号が偶数であれば背景色をライトグレー、奇数であれば白に設定します。

1. 「OK」をクリックします

詳細

• 上記の式は、サンプルです。必要に応じて、他の色や条件を設定できます。
• 行番号ではなく、別の列の値に基づいて交互行の色を設定することもできます。
• 式エディターを使用して、より複雑な式を作成できます。

追加情報

• 上記の手順は、SSRS 2016 以降で使用できます。
• SSRS 2012 以前を使用している場合は、別の方法で交互行の色を設定する必要があります。

注意

• このチュートリアルは、情報提供のみを目的としています。
• このチュートリアルを使用する前に、SSRS のドキュメントを参照してください。

• このチュートリアルを使用したことによるいかなる損害も負いません。

改善点

• 日本語の表現をより自然なものに変更しました。
• より詳細な説明を追加しました。

=IIF(RowNumber(Nothing) MOD 2 = 0, "LightGray", "White")

• RowNumber(Nothing) は、現在の行番号を表す関数です。
• MOD 演算子は、2 つの数値の剰余を返します。
• IIF 関数は、条件に基づいて 2 つの値のいずれかを返します。

例

次の例は、上記の式を使用して、テーブルの交互行の色を設定する方法を示しています。

=IIF(RowNumber(Nothing) MOD 2 = 0, "LightGray", "White")

この式をテーブルの BackgroundColor プロパティに設定すると、次のようになります。

変更

必要に応じて、式を変更して、他の色や条件を設定できます。

SSRS レポートに交互行の色を追加する他の方法

方法 1: 条件付き書式

条件付き書式を使用すると、特定の条件を満たすセルに色を適用できます。

1. レポートをデザインビューで開きます。
2. ツールバーの「書式」タブをクリックします。
3. 「条件付き書式」グループで、「新しいルール」を選択します。
4. ルール名を入力します。
5. 条件を指定します。例えば、「行番号が偶数」という条件を設定できます。
6. 書式を選択します。「背景色」プロパティを使用して、交互行の色を設定できます。

方法 2: カスタム コード

カスタム コードを使用して、交互行の色を設定することもできます。

1. レポートのプロパティを開きます。
2. 「コード」タブを選択します。
3. 「レポートのコード」ボックスに、次のコードを入力します。

Public Function GetAlternatingRowColor(ByVal rowNumber As Integer) As String
    If rowNumber Mod 2 = 0 Then
        Return "LightGray"
    Else
        Return "White"
    End If
End Function

1. レポートをプレビューまたは実行します。

方法 3: サブレポート

1. メイン レポートを作成します。
2. サブレポートを作成します。サブレポートには、テーブルまたはマトリックスが含まれます。
3. データソースとして、メイン レポートのデータセットを選択します。
4. サブレポートをメイン レポートに追加します。
5. 「行の色」プロパティを「交互行の色」に設定します。

条件付き書式は、最も簡単で迅速な方法です。