SQL Server ログファイルの切断に関する参考資料
SQL Server ログファイルを切断するコマンド
SQL Server ログファイルは、データベースへの変更を追跡するために使用されます。ログファイルがいっぱいになると、データベースのパフォーマンスが低下したり、停止したりする可能性があります。ログファイルのサイズを管理するために、TRUNCATE コマンドを使用できます。
TRUNCATE コマンドは、ログファイルの不要な部分を削除し、ファイルサイズを小さくします。このコマンドは、データベースをバックアップした後、またはログファイルがいっぱいになったときに使用します。
構文
TRUNCATE LOG [database_name]
パラメータ
- database_name (省略可能): 切断するログファイルを持つデータベースの名前。省略すると、現在のデータベースが使用されます。
例
-- 現在のデータベースのログファイルを切断
TRUNCATE LOG
-- 'MyDatabase' データベースのログファイルを切断
TRUNCATE LOG MyDatabase
注意事項
- TRUNCATE コマンドは、データベースをバックアップした後でのみ使用してください。
- TRUNCATE コマンドは、ログファイルの最後の部分のみを削除します。ログファイルの先頭にある古いデータは削除されません。
- TRUNCATE コマンドは、データベースを復元するために使用できないログファイルを削除します。
復旧モデルと TRUNCATE コマンド
SQL Server の復旧モデルによって、TRUNCATE コマンドの動作が異なります。
- バルクログ付き復旧モデル: TRUNCATE コマンドは、ログファイル全体を削除します。
- 完全復旧モデル: TRUNCATE コマンドは、ログファイル全体を削除します。ただし、データベースを復元するために必要な情報は保持されます。
代替手段
TRUNCATE コマンドの代わりに、以下の方法でログファイルのサイズを管理することもできます。
- ログファイルのバックアップ: ログファイルを定期的にバックアップすると、ログファイルのサイズを小さくすることができます。
- ログファイルの自動切り捨て: SQL Server Management Studio を使用して、ログファイルの自動切り捨てを設定することができます。
-- 現在のデータベースのログファイルを切断
TRUNCATE LOG
-- 'MyDatabase' データベースのログファイルを切断
TRUNCATE LOG MyDatabase
SQL Server ログファイルを切断する他の方法
バックアップと復元
- ログファイルをバックアップします。
- データベースを復元します。
この方法の利点は、データベースを復元するために必要なすべての情報が保持されることです。ただし、この方法は時間がかかる場合があります。
ログファイルの圧縮
この方法の利点は、ログファイルのサイズを小さくできることです。ただし、圧縮されたログファイルは復元できません。
ログファイルの自動切り捨て
この方法の利点は、ログファイルが自動的に切り捨てられるため、手動で操作する必要がないことです。
T-SQL スクリプト
以下の T-SQL スクリプトを使用して、ログファイルを切断することができます。
USE [database_name]
GO
DECLARE @LogName VARCHAR(256)
SET @LogName = N'ERRORLOG'
EXEC sp_dbcc @LogName, 'TRUNCATE'
GO
この方法の利点は、TRUNCATE コマンドよりも柔軟性があることです。ただし、この方法は複雑なため、上級者向けです。
サードパーティ製ツール
いくつかのサードパーティ製ツールを使用して、SQL Server ログファイルを切断することができます。これらのツールは、GUI を提供するため、初心者でも簡単に使用できます。
- データベースを復元するために必要なすべての情報を保持したい場合は、バックアップと復元を使用します。
- ログファイルのサイズを小さくしたい場合は、ログファイルの圧縮を使用します。
- 手動で操作したくない場合は、ログファイルの自動切り捨てを使用します。
- 柔軟性のある方法が必要な場合は、T-SQL スクリプトを使用します。
- 簡単な方法が必要な場合は、サードパーティ製ツールを使用します。
sql-server truncate logging