MariaDB - アーカイブエンジンのトラブルシューティング
MariaDB - アーカイブエンジンがありません
アーカイブエンジンがインストールされていない
MariaDB 10.2以降では、アーカイブエンジンはデフォルトでインストールされていないため、手動でインストールする必要があります。
解決方法
以下のコマンドを実行して、アーカイブエンジンをインストールします。
sudo apt install mariadb-server-archivelog
設定ファイルに誤りがある
アーカイブエンジンを有効にするには、MariaDBの設定ファイル /etc/mysql/mariadb.conf.d/50-server.cnf
に以下の設定を追加する必要があります。
[mysqld]
archive_engine = ARCHIVE
データベースをアーカイブ用に設定するには、以下のコマンドを実行します。
mysql -u root -p
ALTER DATABASE database_name ARCHIVE ENGINE = ARCHIVE;
その他
上記の原因以外にも、以下の問題が考えられます。
- 使用しているMariaDBのバージョンが古い
- 使用しているストレージエンジンがアーカイブエンジンに対応していない
- パーミッションの問題
これらの問題を解決するには、MariaDBの公式ドキュメントを参照してください。
補足
- アーカイブエンジンは、MariaDB 10.2以降で利用できます。
- アーカイブエンジンを使用するには、innodb_file_per_table オプションを有効にする必要があります。
- アーカイブエンジンは、InnoDBストレージエンジンのみで使用できます。
上記の情報で解決できない場合は、具体的な状況を説明していただければ、さらに詳しく解説します。
-- アーカイブエンジンを有効にする
SET GLOBAL archive_engine = ARCHIVE;
-- データベースを作成する
CREATE DATABASE test_db;
-- データベースをアーカイブ用に設定する
ALTER DATABASE test_db ARCHIVE ENGINE = ARCHIVE;
-- テーブルを作成する
CREATE TABLE test_table (
id INT NOT NULL AUTO_INCREMENT,
name VARCHAR(255) NOT NULL,
PRIMARY KEY (id)
);
-- データを挿入する
INSERT INTO test_table (name) VALUES ('John Doe');
-- アーカイブログを表示する
SHOW ARCHIVE LOGS;
-- アーカイブログを削除する
DELETE ARCHIVE LOGS;
このコードを実行すると、以下のようになります。
- アーカイブエンジンが有効になります。
- データベース
test_db
が作成されます。 - アーカイブログが表示されます。
注意
このコードは、サンプルコードです。実際の環境で使用する場合は、必要に応じて変更してください。
MariaDB - アーカイブエンジンを使用するその他の方法
GUIツールを使用する
MySQL WorkbenchなどのGUIツールを使用すると、アーカイブエンジンを簡単に設定できます。
設定ファイルを直接編集する
/etc/mysql/mariadb.conf.d/50-server.cnf
ファイルを直接編集して、アーカイブエンジンを有効にすることができます。
コマンドラインを使用する
mysqld --archive_engine=ARCHIVE
Dockerを使用してMariaDBを起動すると、アーカイブエンジンを簡単に設定できます。
mariadb