launchctlを使ってMac OS XでMariaDBを自動起動する方法

2024-04-02

Mac OS Xで起動時にMariaDBを自動的に起動する方法

Homebrewサービスを使用する

Homebrewを使用してMariaDBをインストールした場合は、Homebrewサービス機能を使用して簡単に自動起動を設定できます。

手順

  1. ターミナルを開き、以下のコマンドを実行します。
brew services start mariadb

このコマンドは、MariaDBサービスを起動し、システム起動時に自動的に起動するように設定します。

確認

以下のコマンドを実行して、MariaDBサービスが起動していることを確認できます。

brew services list

出力結果にmariadbサービスが表示されていれば、サービスは起動しています。

launchctlを使用する

Homebrewを使用していない場合、またはHomebrewサービス機能を使用しない場合は、launchctlを使用してMariaDBを自動起動するように設定できます。

  1. ターミナルを開き、以下のコマンドを実行して、MariaDBの起動スクリプトを作成します。
sudo nano /etc/launchd.d/org.mariadb.mysqld.plist
  1. 以下の内容をファイルに貼り付けます。
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<!DOCTYPE plist PUBLIC "-//Apple//DTD PLIST 1.0//EN" "http://www.apple.com/DTDs/PropertyList.dtd">
<plist version="1.0">
<dict>
  <key>Label</key>
  <string>org.mariadb.mysqld</string>
  <key>ProgramArguments</key>
  <array>
    <string>/usr/local/bin/mysqld</string>
    <string>--defaults-file=/etc/my.cnf</string>
  </array>
  <key>RunAtLoad</key>
  <true/>
  <key>KeepAlive</key>
  <true/>
</dict>
</plist>
sudo launchctl load /etc/launchd.d/org.mariadb.mysqld.plist
launchctl list | grep mariadb

システム環境設定を使用する

Mac OS X 10.9以降を使用している場合は、システム環境設定を使用してMariaDBを自動起動するように設定できます。

  1. システム環境設定を開きます。
  2. ユーザとグループを選択します。
  3. ログイン項目タブを選択します。
  4. +ボタンをクリックします。
  5. アプリケーションを選択して、/usr/local/bin/mysqldを見つけます。

Mac OS Xを再起動して、MariaDBが自動的に起動することを確認します。

注意事項

  • 自動起動設定を行う前に、MariaDBがインストールされていることを確認してください。
  • 自動起動設定を行う前に、MariaDBの設定ファイル/etc/my.cnfを編集して、必要な設定を行ってください。



サンプルコード1: Homebrewサービスを使用する

brew services start mariadb

サンプルコード2: launchctlを使用する

<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<!DOCTYPE plist PUBLIC "-//Apple//DTD PLIST 1.0//EN" "http://www.apple.com/DTDs/PropertyList.dtd">
<plist version="1.0">
<dict>
  <key>Label</key>
  <string>org.mariadb.mysqld</string>
  <key>ProgramArguments</key>
  <array>
    <string>/usr/local/bin/mysqld</string>
    <string>--defaults-file=/etc/my.cnf</string>
  </array>
  <key>RunAtLoad</key>
  <true/>
  <key>KeepAlive</key>
  <true/>
</dict>
</plist>

サンプルコード3: システム環境設定を使用する

注意事項

  • サンプルコードはあくまでも参考例です。ご自身の環境に合わせて変更する必要があります。



MariaDBを起動時に自動的に起動する方法

plistファイルを使用する

launchctlを使用する方法は、plistファイルを作成して、そのファイルをlaunchctlに読み込む方法です。

sudo nano /etc/launchd.d/org.mariadb.mysqld.plist
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<!DOCTYPE plist PUBLIC "-//Apple//DTD PLIST 1.0//EN" "http://www.apple.com/DTDs/PropertyList.dtd">
<plist version="1.0">
<dict>
  <key>Label</key>
  <string>org.mariadb.mysqld</string>
  <key>ProgramArguments</key>
  <array>
    <string>/usr/local/bin/mysqld</string>
    <string>--defaults-file=/etc/my.cnf</string>
  </array>
  <key>RunAtLoad</key>
  <true/>
  <key>KeepAlive</key>
  <true/>
</dict>
</plist>
sudo launchctl load /etc/launchd.d/org.mariadb.mysqld.plist
launchctl list | grep mariadb

systemdを使用する

systemdは、Linuxで使用されているサービス管理ツールですが、Mac OS Xにも移植されています。systemdを使用するには、systemd用のサービスファイルを作成する必要があります。

sudo nano /etc/systemd/system/mariadb.service
[Unit]
Description=MariaDB database server
After=syslog.target network.target

[Service]
Type=forking
ExecStart=/usr/local/bin/mysqld --defaults-file=/etc/my.cnf
PIDFile=/var/run/mariadb/mysqld.pid
Restart=always

[Install]
WantedBy=multi-user.target
sudo systemctl enable mariadb
sudo systemctl start mariadb
sudo systemctl status mariadb

出力結果にActive: active (running)と表示されていれば、サービスは起動しています。

crontabを使用する

crontabは、定期的にジョブを実行するツールです。crontabを使用して、MariaDBを起動時に自動的に起動するように設定できます。

crontab -e
  1. ファイルの末尾に以下の行を追加します。
@reboot /usr/local/bin/mysqld --defaults-file=/etc/my.cnf

MariaDBを起動時に


macos mariadb


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