Postgresデータベースをbashスクリプトから完全に消去し、再作成する方法

Postgresデータベースをbashスクリプトから完全に消去し、再作成する方法

手順

1. 必要なライブラリのインストール

以下のコマンドを実行して、psqlとjqという2つのライブラリをインストールします。

sudo apt install postgresql-client jq

1. データベース接続情報の取得

以下のコマンドを実行して、接続に必要な情報を取得します。

# データベース名
DB_NAME=$(psql -t -c "SELECT datname FROM pg_database WHERE datistemplate = false AND datallowconn = true;" postgres)

# ユーザー名
DB_USER=$(psql -t -c "SELECT usename FROM pg_user WHERE usesuper = true;" postgres)

# パスワード
DB_PASSWORD=$(psql -t -c "SELECT password FROM pg_shadow WHERE usename = '$DB_USER';" postgres)

1. データベースの停止

sudo service postgresql stop

1. バックアップの作成

pg_dump -U "$DB_USER" -W "$DB_PASSWORD" "$DB_NAME" > "$DB_NAME"_backup.sql

psql -U "$DB_USER" -W "$DB_PASSWORD" -c "DROP DATABASE IF EXISTS $DB_NAME;" postgres

psql -U "$DB_USER" -W "$DB_PASSWORD" -c "CREATE DATABASE $DB_NAME;" postgres

以下のコマンドを実行して、事前に作成したバックアップからデータベースを復元します。

pg_restore -U "$DB_USER" -W "$DB_PASSWORD" -d "$DB_NAME" "$DB_NAME"_backup.sql

sudo service postgresql start

注意事項

• このスクリプトを実行する前に、必ずデータベースのバックアップを作成してください。
• このスクリプトは、テスト環境でのみ実行することを推奨します。
• 本番環境で実行する場合は、事前に影響範囲を十分に確認してください。

#!/bin/bash

# ライブラリのインストール
sudo apt install postgresql-client jq

# データベース接続情報の取得
DB_NAME=$(psql -t -c "SELECT datname FROM pg_database WHERE datistemplate = false AND datallowconn = true;" postgres)
DB_USER=$(psql -t -c "SELECT usename FROM pg_user WHERE usesuper = true;" postgres)
DB_PASSWORD=$(psql -t -c "SELECT password FROM pg_shadow WHERE usename = '$DB_USER';" postgres)

# データベースの停止
sudo service postgresql stop

# バックアップの作成
pg_dump -U "$DB_USER" -W "$DB_PASSWORD" "$DB_NAME" > "$DB_NAME"_backup.sql

# データベースの消去
psql -U "$DB_USER" -W "$DB_PASSWORD" -c "DROP DATABASE IF EXISTS $DB_NAME;" postgres

# データベースの再作成
psql -U "$DB_USER" -W "$DB_PASSWORD" -c "CREATE DATABASE $DB_NAME;" postgres

# データベースの復元
pg_restore -U "$DB_USER" -W "$DB_PASSWORD" -d "$DB_NAME" "$DB_NAME"_backup.sql

# データベースの起動
sudo service postgresql start

# 接続確認
psql -U "$DB_USER" -W "$DB_PASSWORD" -d "$DB_NAME" -c "SELECT 1;"

1. 上記のコードをコピーして、postgres_clear_and_restore.shという名前のファイルに保存します。
2. ファイルのパーミッションを chmod +x postgres_clear_and_restore.sh コマンドで実行可能に変更します。
3. ファイルを実行し、データベースの消去と再作成、復元を行います。

Postgresデータベースを消去し再作成する他の方法

方法 1: pgAdmin を使用する

pgAdmin は、Postgresデータベースを管理するためのグラフィカルツールです。pgAdmin を使用してデータベースを消去し再作成するには、以下の手順を実行します。

1. pgAdmin を起動し、接続するデータベースを選択します。
2. ツリービューから、消去したいデータベースを選択します。
3. 右クリックして、「削除」を選択します。
4. 確認画面が表示されるので、「はい」をクリックします。
5. データベース名とエンコーディングを入力します。
6. 「OK」をクリックします。

方法 2: psql コマンドを使用する

# データベースの停止
sudo service postgresql stop

# データベースの消去
psql -U postgres -W -c "DROP DATABASE IF EXISTS <database_name>;"

# データベースの再作成
psql -U postgres -W -c "CREATE DATABASE <database_name>;"

# データベースの起動
sudo service postgresql start

方法 3: Docker を使用する

Docker を使用して Postgres データベースをコンテナ化している場合は、以下のコマンドを実行してデータベースを消去し再作成することができます。

# コンテナの停止
docker stop <container_name>

# コンテナの削除
docker rm <container_name>

# 新しいコンテナの起動
docker run -d -p 5432:5432 <image_name>

• 初心者の場合は、pgAdmin を使用するのがおすすめです。
• コマンドライン操作に慣れている場合は、psql コマンドを使用するのが効率的です。
• Docker を使用している場合は、Docker コマンドを使用するのが簡単です。

• いずれの方法を使用する場合でも、必ずデータベースのバックアップを作成してから実行してください。
• データベースを消去すると、そのデータベースに含まれるすべてのデータが失われます。