ALTER SEQUENCE コマンドと TRUNCATE コマンドの詳細解説
PostgreSQL 主キーシーケンスのリセット方法
ALTER SEQUENCE コマンドを使用する
この方法は、シーケンスの名前と現在の値を知る必要があります。
手順
- シーケンスの現在の値を取得する。
SELECT last_value FROM sequence_name;
ALTER SEQUENCE
コマンドを使用して、シーケンスを現在の値にリセットする。
ALTER SEQUENCE sequence_name RESTART WITH last_value;
例
-- シーケンスの現在の値を取得
SELECT last_value FROM users_id_seq;
-- シーケンスを100にリセット
ALTER SEQUENCE users_id_seq RESTART WITH 100;
TRUNCATE コマンドを使用する
この方法は、テーブルのデータをすべて削除してから、シーケンスを1から再起動します。
手順
- テーブルのデータをすべて削除する。
TRUNCATE table_name;
- シーケンスを1から再起動する。
ALTER SEQUENCE sequence_name RESTART WITH 1;
-- テーブルのデータをすべて削除
TRUNCATE users;
-- シーケンスを1から再起動
ALTER SEQUENCE users_id_seq RESTART WITH 1;
注意事項
- いずれの方法も、実行前にデータベースのバックアップを取ることを強く推奨します。
TRUNCATE
コマンドは、テーブルのデータをすべて削除するため、実行には注意が必要です。
補足
- シーケンスが同期しなくなる原因は、さまざまな要因が考えられます。詳細は、PostgreSQL公式ドキュメントや専門書籍などを参照してください。
ALTER SEQUENCE コマンドを使用する
-- シーケンスの現在の値を取得
SELECT last_value FROM users_id_seq;
-- シーケンスを100にリセット
ALTER SEQUENCE users_id_seq RESTART WITH 100;
TRUNCATE コマンドを使用する
-- テーブルのデータをすべて削除
TRUNCATE users;
-- シーケンスを1から再起動
ALTER SEQUENCE users_id_seq RESTART WITH 1;
補足
- 上記のコードは、
users
というテーブルとusers_id_seq
というシーケンスが存在することを前提としています。 - 実際のコードは、テーブル名やシーケンス名に合わせて変更する必要があります。
PostgreSQL 主キーシーケンスのリセット方法:その他の方法
SETVAL
コマンドは、シーケンスの現在の値を設定するために使用できます。
SELECT last_value FROM sequence_name;
SETVAL sequence_name, last_value;
-- シーケンスの現在の値を取得
SELECT last_value FROM users_id_seq;
-- シーケンスを100にリセット
SETVAL users_id_seq, 100;
直接テーブルを更新する
警告:この方法は、データ損失の可能性があるため、最後の手段としてのみ使用してください。
直接テーブルを更新することで、シーケンスをリセットすることができます。ただし、この方法はデータ損失の可能性があるため、最後の手段としてのみ使用してください。
- テーブルのすべてのレコードの主キー値を1ずつ増やす。
UPDATE table_name SET id = id + 1;
SETVAL sequence_name, 1;
-- テーブルのすべてのレコードの主キー値を1ずつ増やす
UPDATE users SET id = id + 1;
-- シーケンスの現在の値を1に設定
SETVAL users_id_seq, 1;
注意事項
SETVAL
コマンドは、シーケンスの現在の値のみを変更します。シーケンスの最大値や最小値は変更されません。
sql postgresql primary-key