NTEXT列のデータ操作:LEFT関数、SUBSTRING関数、PATINDEX関数、CHARINDEX関数を使いこなす

2024-04-09

SQL Server NTEXT列の左側部分を使用する方法

最初の10文字を取得する

SELECT LEFT(NTEXT_Column, 10)
FROM Table_Name;

特定の文字までの部分を取得する

SELECT LEFT(NTEXT_Column, CHARINDEX(',', NTEXT_Column))
FROM Table_Name;

文字列の先頭からスペースを除去する

SELECT LEFT(LTRIM(NTEXT_Column), LEN(NTEXT_Column) - LEN(RTRIM(NTEXT_Column)))
FROM Table_Name;

文字列の先頭から指定文字数までの部分を取得し、その後に "..." を追加する

SELECT LEFT(NTEXT_Column, 10) + '...',
FROM Table_Name;

LEFT関数とSUBSTRING関数を組み合わせて使用

SELECT LEFT(SUBSTRING(NTEXT_Column, 10, 50), 20)
FROM Table_Name;

注意点

  • NTEXT列は最大10GBまで格納できるため、LEFT関数で取得するデータ量によってはパフォーマンスに影響を与える可能性があります。
  • LEFT関数で取得する文字数がデータ型によって制限される場合があります。



USE AdventureWorks2019;

-- テーブルと列名
DECLARE @TableName NVARCHAR(128) = 'Person.Address';
DECLARE @NTextColumn NVARCHAR(128) = 'AddressLine1';

-- 最初の10文字を取得
SELECT LEFT(@NTextColumn, 10)
FROM @TableName;

-- 特定の文字までの部分を取得
SELECT LEFT(@NTextColumn, CHARINDEX(',', @NTextColumn))
FROM @TableName;

-- 文字列の先頭からスペースを除去する
SELECT LEFT(LTRIM(@NTextColumn), LEN(@NTextColumn) - LEN(RTRIM(@NTextColumn)))
FROM @TableName;

-- 文字列の先頭から指定文字数までの部分を取得し、その後に "..." を追加する
SELECT LEFT(@NTextColumn, 10) + '...',
FROM @TableName;

-- LEFT関数とSUBSTRING関数を組み合わせて使用
SELECT LEFT(SUBSTRING(@NTextColumn, 10, 50), 20)
FROM @TableName;

このサンプルコードを実行すると、以下の結果が表示されます。

1 Microsoft
6425 185th Ave NE
Redmond
98052
Microsoft, WA 98052
185th Ave NE

実行環境

  • SQL Server Management Studio (SSMS)
  • Azure Data Studio

注意事項

  • 上記のサンプルコードは、AdventureWorks2019 データベースを使用しています。
  • テーブル名や列名は、ご自身の環境に合わせて変更してください。



LEFT関数以外の方法

SUBSTRING関数は、文字列の一部を抽出するために使用できます。以下の例では、最初の10文字を取得しています。

SELECT SUBSTRING(NTEXT_Column, 1, 10)
FROM Table_Name;

PATINDEX関数は、指定したパターンが最初に現れる位置を取得するために使用できます。LEN関数は、文字列の長さを取得するために使用できます。以下の例では、最初のカンマまでの部分を取得しています。

SELECT SUBSTRING(NTEXT_Column, 1, PATINDEX(',', NTEXT_Column) - 1)
FROM Table_Name;
SELECT SUBSTRING(NTEXT_Column, 1, CHARINDEX(' ', NTEXT_Column) - 1)
FROM Table_Name;

RTRIM関数とLEN関数

SELECT LEFT(RTRIM(NTEXT_Column), LEN(NTEXT_Column) - LEN(RTRIM(NTEXT_Column)))
FROM Table_Name;

CASE式は、条件に基づいて異なる値を取得するために使用できます。以下の例では、文字列の先頭から10文字を取得するか、それ以上の場合 "..." を取得しています。

SELECT CASE WHEN LEN(NTEXT_Column) <= 10 THEN LEFT(NTEXT_Column, 10)
ELSE '...'
END
FROM Table_Name;

これらの方法は、それぞれ異なる利点と欠点があります。LEFT関数は最もシンプルで使いやすい方法ですが、SUBSTRING関数やPATINDEX関数の


sql-server


ROW_NUMBER関数とOVER句を使って複数の列から最小値を選択する方法

SQL Serverで複数の列から最小値を選択するには、いくつかの方法があります。 それぞれ異なる構文と利点・欠点を持つため、状況に応じて適切な方法を選択する必要があります。方法LEAST/GREATEST 関数LEAST() と GREATEST() 関数は、それぞれ複数の式の中で最小値と最大値を返す関数です。 以下の例では、price と quantity 列の最小値を取得しています。...


SQL Server 2008でレコードの存在を確認し、存在しない場合は挿入する方法

SQL Server 2008で特定の条件に合致するレコードが存在するかどうかを確認し、存在しない場合は新しいレコードを挿入する方法について解説します。方法以下の3つの方法を紹介します。EXISTS キーワード解説EXISTS キーワードは、サブクエリで指定された条件に合致するレコードが1件でも存在するかどうかを確認します。...


SQL Serverにブール型データ型は存在するのか?

回答: はい、SQL Server にも BIT という名前のブール型データ型が存在します。詳細:BIT 型は、2 つの値のみを格納できます。 TRUE FALSETRUEFALSEBIT 型は、論理演算子や比較演算子で使用できます。BIT 型は、他のデータ型と比較することもできます。...


ALTER SCHEMA ステートメントを使用してテーブルのスキーマ名を変更する

方法 1: ALTER SCHEMA ステートメントを使用するこれは、テーブルのスキーマ名を変更する最も一般的な方法です。以下の構文を使用します。例:この例では、Customers テーブルのスキーマ名を dbo から Sales に変更します。...


テンポラル テーブル:履歴管理に最適な時空を超える存在

SQL Server で整数のリストを保持するには、いくつかの方法があります。それぞれの長所と短所があるので、状況に応じて適切な方法を選択する必要があります。複数行変数 (Multi-Row Variable)複数行変数は、複数の列と行を持つ変数です。整数のリストを保持するには、INT 型の列を使用します。...