NTEXT列のデータ操作:LEFT関数、SUBSTRING関数、PATINDEX関数、CHARINDEX関数を使いこなす
SQL Server NTEXT列の左側部分を使用する方法
最初の10文字を取得する
SELECT LEFT(NTEXT_Column, 10)
FROM Table_Name;
特定の文字までの部分を取得する
SELECT LEFT(NTEXT_Column, CHARINDEX(',', NTEXT_Column))
FROM Table_Name;
文字列の先頭からスペースを除去する
SELECT LEFT(LTRIM(NTEXT_Column), LEN(NTEXT_Column) - LEN(RTRIM(NTEXT_Column)))
FROM Table_Name;
文字列の先頭から指定文字数までの部分を取得し、その後に "..." を追加する
SELECT LEFT(NTEXT_Column, 10) + '...',
FROM Table_Name;
LEFT関数とSUBSTRING関数を組み合わせて使用
SELECT LEFT(SUBSTRING(NTEXT_Column, 10, 50), 20)
FROM Table_Name;
注意点
- NTEXT列は最大10GBまで格納できるため、LEFT関数で取得するデータ量によってはパフォーマンスに影響を与える可能性があります。
- LEFT関数で取得する文字数がデータ型によって制限される場合があります。
USE AdventureWorks2019;
-- テーブルと列名
DECLARE @TableName NVARCHAR(128) = 'Person.Address';
DECLARE @NTextColumn NVARCHAR(128) = 'AddressLine1';
-- 最初の10文字を取得
SELECT LEFT(@NTextColumn, 10)
FROM @TableName;
-- 特定の文字までの部分を取得
SELECT LEFT(@NTextColumn, CHARINDEX(',', @NTextColumn))
FROM @TableName;
-- 文字列の先頭からスペースを除去する
SELECT LEFT(LTRIM(@NTextColumn), LEN(@NTextColumn) - LEN(RTRIM(@NTextColumn)))
FROM @TableName;
-- 文字列の先頭から指定文字数までの部分を取得し、その後に "..." を追加する
SELECT LEFT(@NTextColumn, 10) + '...',
FROM @TableName;
-- LEFT関数とSUBSTRING関数を組み合わせて使用
SELECT LEFT(SUBSTRING(@NTextColumn, 10, 50), 20)
FROM @TableName;
このサンプルコードを実行すると、以下の結果が表示されます。
1 Microsoft
6425 185th Ave NE
Redmond
98052
Microsoft, WA 98052
185th Ave NE
実行環境
- SQL Server Management Studio (SSMS)
- Azure Data Studio
注意事項
- 上記のサンプルコードは、AdventureWorks2019 データベースを使用しています。
- テーブル名や列名は、ご自身の環境に合わせて変更してください。
LEFT関数以外の方法
SUBSTRING関数は、文字列の一部を抽出するために使用できます。以下の例では、最初の10文字を取得しています。
SELECT SUBSTRING(NTEXT_Column, 1, 10)
FROM Table_Name;
PATINDEX関数は、指定したパターンが最初に現れる位置を取得するために使用できます。LEN関数は、文字列の長さを取得するために使用できます。以下の例では、最初のカンマまでの部分を取得しています。
SELECT SUBSTRING(NTEXT_Column, 1, PATINDEX(',', NTEXT_Column) - 1)
FROM Table_Name;
SELECT SUBSTRING(NTEXT_Column, 1, CHARINDEX(' ', NTEXT_Column) - 1)
FROM Table_Name;
RTRIM関数とLEN関数
SELECT LEFT(RTRIM(NTEXT_Column), LEN(NTEXT_Column) - LEN(RTRIM(NTEXT_Column)))
FROM Table_Name;
CASE式は、条件に基づいて異なる値を取得するために使用できます。以下の例では、文字列の先頭から10文字を取得するか、それ以上の場合 "..." を取得しています。
SELECT CASE WHEN LEN(NTEXT_Column) <= 10 THEN LEFT(NTEXT_Column, 10)
ELSE '...'
END
FROM Table_Name;
これらの方法は、それぞれ異なる利点と欠点があります。LEFT関数は最もシンプルで使いやすい方法ですが、SUBSTRING関数やPATINDEX関数の
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